鹿児島に帰っておりました。
久しぶりの更新のため、
長いぞ、今回のblogは。
(脅してどうする・・・・)

その間に、
このブログもケータイから閲覧できるようになった
ようである。

さらに、関東圏では
PasmoによるSuicaとの相互利用
開始により
Suicaひとつ
JRにも私鉄にもバスにも地下鉄にも
乗ることができるようになった模様。

(なんの関連もありゃしませんが)

さて、今回鹿児島に帰った際、
待ちかまえていたオミヤゲ(?)が。

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チーちく & スモークチーちく。


いや、左サイドバーに設置してある
B?Promotion
にて、この「紀文のチーちく」
プロモーションに当選したため、
モニター用に送られてきていたもの。

今回の帰省時期にちょうど合致するので
送り先を鹿児島の自宅にして応募したところ、
見事当選したものであった。

ナゼこの時期に紀文がキャンペーンを行っているかというと、
チーちく発売10周年を記念して、
「クイズに答えて当てよう!
カマンベールチーズの故郷
フランス ノルマンディ地方
6泊8日の旅
10組20名プレゼント」

オープンキャンペーン
を行っているからである。

小生の中で「紀文」といえば、
ちょっと高級な練り物メーカー
というくくりなのだが、
残念ながらこれまで
チーちく & スモークチーちく。
にお目にかかる機会はなかった。

やはり高級品だからであろうか・・・・orz

ここは、せっかくいただいたチーちく、
しっかりと味わわねばなるまい。

ということで食卓に並べてみますた。

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残念ながら、皿にコロンと盛っただけの
寂しい姿であるが、ご容赦願いたい。

小生宅の小僧二人
(長男氏5さい、次男氏3さいになったばかり)
興味津々天津甘栗である。

まずはチーかま。

ドコがチーかまなのかと、
見た目小さなチクワであるブツをかじってみると、
あ?らびっくり。
なんとチクワのカワは3層構造になっており、
薄いチクワ皮膜で
チーズ層を挟み込んでいたのだ。

う?む、侮りガタし、日本の食品工業
さすがはカニカマを編み出すだけのことはある。

お味の方は、いわゆる
安っぽいプロセスチーズの味ではなく、
本格派のチーズ風味。
だが、それがゆえにオコチャマにはイマイチ不評。

やはりこれは、「オトナんテイスト」なのである。
袋から出してそのまま食すも良いが、
ビールのアテには、
ワサビ醤油にて食すとこれまたウマし。

スモークチーちくの方は、
表面が燻製品独特の噛み心地に変わり、
風味も燻香が香り立ちこれまたウマし。

おませなオコサマのおやつには良いかも知れない。

小生的には「○」なおつまみであった。

キャンペーンバナー

紀文「チーちく」

そんな長い前置きはさておき。


さてさて、鹿児島の地に降り立ったのは
金曜のお昼時。
空港リムジンバスで天文館に降りると、
向かった先は

薩摩地鶏ラーメン 虎太郎。

最近少し話題を聞いていたので、
ぜひ行ってみたいと思った次第。
鹿児島は小雨の降る肌寒い天気。
時、13時頃。

場所はコチラ。

薩摩地鶏ラーメン『虎太郎』

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金曜の13時、しかも天気悪し、
という悪条件からか、
先客はなし。

考えてみれば鹿児島にいた頃でも、
ワザワザ天文館までラーメンを食しに来る
ということもなかなかないことである。
飲みに出ることもマレならば、
飲んだ後にシメでラーメンを食すという
習慣のない小生、
シゴトで昼間天文館に来るのでもない限り、
なかなか機会のないことである。
こんな好機を逃してはなるまい。

さて、店内は8席+8席ほどの背中合わせのカウンター。
一方は厨房に、一方は壁に向かう形。

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ドウのコウの言う割りには大して事前リサーチしておらず、
店について初めて「地鶏」ラーメンの店であると
知った次第・・・・・Σ(´ι _`;)

さて、ナニを食そうか。

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基本的に、
大虎 中虎 小虎
しかない模様。

たぶん量が違うのだろうなぁ。

その他、
中虎セット(中虎+鶏つくね餃子)
小虎セット(小虎+鶏つくね餃子+白めし)
もあるようだが、
ココはやっぱり大虎でしょう。

さて、待つうちに家族連れなども来店。

ドンブリには「虎」の文字が。

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テーブルの上に、普通は見かけない一群の調味料

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陳皮、胡椒、柚子胡椒ウインク
紅ショウガ笑顔ガーリック笑いバジル困った


え?バジル??

メニュー表のウラに、解説が書いてあった。

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要は、お好みに合わせて自由にオタノシミ下さい、
ということか。

自己責任で。

さて、大虎登場。

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見た目は、
「鹿児島ラーメン」の王道か。

さて、スープを一口。
表面の脂が見た目油っぽさを演出しているが、
そこは「地鶏」ラーメン、
やっぱりアッサリ。



ん?   お?!



あれ?風味は鹿児島ラーメンの独特
スープを飲み込んだ後のフッと鼻腔にかえる
「あの」香り。
鹿児島ラーメンのスープを特徴づけていると言っても
過言ではない
「あの」香り。

そうか、鹿児島ラーメンは
とんこつが主体であるゆえ、
とんこつのみがクローズアップ
されがちであるが、
その実、「あの」風味を醸しだしている立役者は、
鶏ガラスープ、そして『鶏油』であったのだなと、
得心した次第。

ヨソのとんこつと決定的に違う
この鹿児島ラーメンならではの風味はなんだろうと、
いつも思っていたのだが、
純粋な「地鶏ラーメン」を食して、
初めてハッキリと思い至った。

そうだったのかーーーーーーーー。

鹿児島ラーメンのとんこつでありながら
あのまろやかな独特の味わいの
原点を見た思いであった。

さて、そんな感慨に浸って食していると、
半分ぐらい食したところで、
ココのラーメンの本質に気づく。

ナニか、ひと味足りない気がするのである。

非常に良くできたラーメンなのだが、
ナニか、最後のツメが甘い気がしてならない。

そこでさらに気づく。

そうか、この最後のひと味は、
卓上の調味料を使って各自で完成させよ、
ということなのだなと。

では、まずはナニから行きましょうか。

手に取ったのは「ガーリック」
フタを取ってみると、
揚げニンニク(ガーリックチップ)の
細かく砕いたペレット。

これをパラパラと振りかける。

う?ん、ぐっとスープに深みが。
やはりニンニクのチカラは偉大。

さらに、柚子胡椒を少々プラス。

おぉ、なかなかに。
イイカンジかも。

深みを増したスープを、
ガシッと束ねるスパイシーさ。

あまりイロイロと混合しては、
それぞれの持ち味を殺してしまうため、
このぐらいでカンベンしてやるか。

先ほどまでひと味足りないと感じていたスープが、
ある方向に向けられ、収束した感じ。
好みによりいろいろと試してみれば、
また違った結論が導き出せるに違いない。

いや、なかなかにオモシロイ体験をさせていただいた。

天文館ゆえ、昼食ならば駐車場を考えねばならないが、
違ったアプローチでかつウマイラーメン、
お試しあれ。

まる