ごめん、マクラネタ考えてなかったよ・・・・


そんな何度目かの言い訳はさておき。


昼食に、

まさるぅ氏
(すでに年貢は納付済みらしい)
コボ氏
(ムスメが生後一ヶ月らしい)
うち<み氏
(今度のシゴト先は大阪らしい)
と4人で出かける。

ランチタイムアッシーこと
まさるぅ氏の車で。

小生の中では数店行きたい店があったのだが、
まさるぅ氏の

「ふくまんって知ってます?」

とのコトバによりふくまん行きが決定。

数年前に現在の地に移ってから、
店が広くなって賑わっているという。

小生、昔の店にしか行ったことがないため
今回初新店訪問である。

いざ!

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場所は、鹿児島の民には

「山形屋の前、鹿銀本店の横」

といえばイメージしやすかろう。

ふくまん

12時10分頃の到着で、
店内は満席。
15席ほどのコの字のカウンター、
そして12席ほどの小上がり座敷

2人掛け×2卓のテーブル。

これが常時満席状態なのである。

さすがは地の利
繁華街それもビジネス街にあるだけのことはある。

席が空くのを待つ間、
じっくりとメニューを吟味し、
オーダ品を見極める。


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ラーメン 580円
にするか、
ラーメン大盛り 740円
にするか・・・・・


悩ましき問題である。


ちなみにガムテープで目張られた下には、
「冷やしラーメン 750円」
の文字。

夏になれば解禁されるのか、
それとも戦力外通告により二度とオーダできないのか。

さて、やっと小上がりの座敷が一卓空く。
どうやらピーク時には
複数組の客を座敷に相席で詰め込んでいるようだ。

さて、沈思黙考の末、
ラーメン大盛り
をチョイス。
まさるぅ氏、コボ氏もそれに従う。
うち<み氏は
ラーメン
を選択。

まさかこれが明暗を分けようとは・・・・

卓上には各自に配られる
小皿のダイコン&キュウリのぬか漬け。

さらに「ご自由に」というスタンスで
大皿に盛られたぬか漬けが。

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気前がよいのだな。

この「漬け物食し放題」というのも、
ある種鹿児島の
古くからのラーメン屋共通のスタイル
である。

さて、わしわしダイコンとキュウリを食していると、
意外と早くラーメン登場。

さすがは「ラーメン専門」なだけのことはある。

なにしろ、

他にメニューがない

からな。

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さて、スープは見た目、
表面は透明ながら下の方は茶濁、
という
鹿児島のいにしえのラーメンスタイル。
乳化が十分行われていないため、
表面の脂分とスープのエキス分が
容易に分離してしまうのだ。

さて、スープを一口。

あぁ、やっぱり。
鹿児島ラーメンのルーツというべき、
さらっとダシを取った感のあるスープ。
味は濃くない。

麺は鹿児島のラーメンにしてはやや細目のストレート。

しかし、熱い。炎
スープも麺も。

表面に油膜になっているがゆえ、
熱がこもっていつまでも熱い。
大盛りということもあり、
全体の量が多いことも放熱を妨げている要因。

それがゆえ、ただでさえゆがきのゆるい麺が、
すっかりのび気味。

大盛りとは麺二玉なのであろうか、
いつまでも麺が減らない。
必死ですする麺。

半分まで食したところで、
飽きる。

スープも薄味っぽく、
具材にも変化がないため
飽きてしまうのだ。

おもむろに胡椒をドバッと、
刻みニンニクも加えてみる。
これにより辛うじて味にメリハリが立ち、
辛うじて完食。

アッサリであるがゆえ、
大盛りのみでは味が単調になってしまう。

毎日でも食したいか、
と言われると小生的にはイマイチであるが、

昔、近所のラーメン屋の出前
食べたあの味
といった観点で

ノスタルジックな雰囲気に浸りたい

向きにはオススメである。

いつまでたっても冷めないスープを制し、
ナンとか完食。

他の諸氏が食し終わるまで、
「残しちゃイカンだろう!!」
とのことで、
卓上の漬け物をさらえて待つ。

あぁ、オナカイッパイでした。


あ、そうそう、大盛りには

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スペッシャルサービス

「うずらのたまご」

が底の方に仕込まれている模様。

うち<み氏のノーマルバージョンにはなかったようだし。


いやぁ、ナニからナニまで


鹿児島いにしえラーメンスタンダード

でした。