今ひとつ天気の思わしくなかった本日。

全体的に霞んでいたのは、
「黄砂」であったのか、
「桜島の降灰」であったのか・・・・




そんな鹿児島特有の悩みはさておき。

流れ星

本日、久しぶりに霧島市へ。

昼食時に姶良町を通る、
これは行かないわけにはいかないでしょう、

一軒目。

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前回家族と訪れ、
ご店主「あにょ。」氏に、
小生の正体(麺喰道宗主)が
ヨメにばれないようにと、
いらぬストレスをかけて以来の
来店である。

過去記事参照)

さて、12時少し前の入店で
先客は7?8名ほど。

本日のオーダーは、と。

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おっ!そういえば、

平日のみ20食限定らーめん
東京の名店「青葉」の味をインスパイアしました。
“らーめんの住む街”
東京編
780円


をオーダしたことがなかったな。
では、これで。

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小生、「青葉」未体験である。

昨年末までは東京の蒲田地区
「青葉」の支店があったようだが、
ご店主の体調のため閉店したという
残念な記事がWeb上に残されていた。

新宿など他の地区に遠征していれば
並んででも食すことができたであろうが、
いかんせん小生、
そこまでして食したいという
「食指」
が動かなんだ。

なにせ東京という街、
他にもあらゆる店がひしめいているからな。

もし小生が長期にわたって東京に滞在するのであれば、
片っ端からこれらの店を攻略することもできようが、
いかんせん「鹿児島住まい」である。

いかんともしがたい。

さて、「らーめんの住む街」登場。

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おおっ!!
ナンだ、この表面
鏡のようにギラギラ反射する透明な層は。

スープを一口。





あっつっつ!!!!

メチャメチャ熱い。

どうやらこの透明な層、
香油による「油膜」であるようだ。

これが水の沸点、100℃は下回るようであるが
(上回っていたら沸騰している)
かなりギリギリまで熱せられているようである。

油膜ゆえ、最後までスープが熱い。

そのスープ自体は、かなり濃厚なまでの醤油味。
魚介風味もかなり強烈。
しかし、その醤油が鹿児島産であるのか、
結構甘めの味付けである。

これまでの一軒目の味付けからすると、
結構強めの味付である。
東京で食すこのテのラーメンは、
ほぼ辛口の醤油を前提にしているだけに
ちょっとばかり違和感。

一軒目のラーメンのスープは、
これまでは全体的に繊細なモノが多く、
それに甘めの醤油を組み合わされていたため
その甘みが旨みに転化されていたが、
このような濃い味付けだと
少々くどくなってしまう。
小生的には、一軒目の真髄である
繊細な魚介風味
がどこかに行ってしまい、
かなり濃厚なパンチにのみに走ってしまっているようで、
少々残念。
スープの上に乗せられた
かなり強引な量の魚粉も、
少々ケレン味が強すぎる気が・・・・。

かつては魚粉などに頼らなくても、
「どうやってこの魚介風味が出せるんだろう?」
という風味を醸していたと思うのだが・・・・

麺は、かなり太めの縮れ麺。
これが強いスープと絡むのはよいのだが、
表面の油膜があるため
かなりオイリーな雰囲気。

「青葉」がどのようなモノであるか
小生残念ながら知らないのであるが、
ちょっとこれは「オイリー」過ぎるのではないだろうか。
少なくとも小生には少々
オイル過多。

出た腹を気にする向きには不向きであろう。
(そんなヤツが喰うなって・・・・)

他の客は
ダンゼンブッチ切りで
味玉らーめん
をオーダしている。

やはりこちらにすべきであったか・・・・



ゴメンなさい、あにょ。

私には合いませんでした。
次回はフツーの醤油、またはつけ麺をオーダします。

m(_ _;)m