明日午後から東京。
金曜まで。

たまに行く東京って、いいな。



間違っても住もうとは思わないが。



そんな東京嫌いはさておき。

(いやぁ、無罪放免無罪放免。)

ウインク



昼食は同僚コボ氏と出かける。


徒歩で。

小生のクルマを駐車場まで取りに行っても良いが、
ほぼ同じ距離で気になる店が。


昭和レトロシリーズ。


来々軒。

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これまたベタなネーミング。

全日本「来々軒」連盟
という組織があれば、
加盟店はいったい何件になるであろう。

場所は、真砂本町
鹿児島県庁
(通称「バブルの塔」
近くである。

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(写真左奥が「バブルの塔」

入店。

小生、ずいぶんと昔にこの店には
一度来たことがあった。
それも、
「麺喰道宗主」の天啓
を受ける前であったが。
“天啓”じゃなくてネタとしての“ひらめき”

先客は2名ほど。
後客が7?8名ほどか。
やはり県庁が近いため、
その関係者が多いようだ。

店内は、
4人掛けの小上がりテーブルが4卓。

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さて、ナニをオーダしようか。

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壁のメニューを見て驚く。

筆頭メニュー、

『カツチャンポン』。

見間違いではない。
卓上のメニューも第一メニューは

『カツチャンポン』。

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やはりココは行っておくべきでしょう、

ネタ的に!!

コボ氏は、これまたチャレンジングなメニュー
『カツラーメン』
にごはんの(大)。

おいおい、そんなに喰って大丈夫かい?

はてさて、『カツチャンポン』とはいかなるモノか。






ででん。



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まんまじゃん!!!!


そりゃそうだよなぁ、
『カツチャンポン』だもんなぁ。

小振りのドンブリに、
あふれんばかりに盛られたチャンポン。

そして、ドカッと載せられたカツ

では、いただきます。



カツを一かじり。




熱ッ!!炎

薄いのだが、
肉が固く噛みきれない。
そして、揚げたてゆえとても熱い。

フーフーハフハフしながら、
やっと一切れを処分。

なかなかに手強い。

どれ、カツをスープに沈めておくか。

断面を見ると、5ミリほどの厚さの豚肉に、
どのような魔法を使えば
このように薄い衣
をまとわすことができるのか、
肉と一体化しているかのごときコロモ。

ハムカツ的、
といえばよいか。
しかし、肉と衣との隙間
浮いた空洞などは皆無である。

いやはや、侮りガタし。

スープは、濃いめの白濁スープ。
若干トロミ付き。
トロミというよりは、
高密度に水中に分散した脂肪分。
しかもそこにトンカツ。
それゆえ、揚げ油のラードっぽい風味も加味されている。

しかし野菜がたっぷりゆえ、
そこまで脂っぽく感じないところがミソか。

麺は標準的な「ちゃんぽんめん」であるが、
ブワブワに柔らかいモノではなく、
程良い固さ。

これはよい。

全体的に少し薄めの味付けのようであるが、
物足りないというほどではない。

これはこれでアリであろう。

結構な腹ゴタエ。
これで700円ならマズマズではなかろうか。

きっちりと完食。

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マルに「来」の字の紋章が彫られた、
プラスチックではなく
メラミン製と思われる年季の入ったドンブリ。

ここにも歴史が。



ゴチソウサマでした。