二日も更新をサボってしまったな・・・・

しかし、
書きたいことはたまっているのだ。

ということで、昨日今日の麺事情をば。


そんな言い訳はさておき。


前回の記事にも記載したが、
小生東京に出張しておりました。

2泊3日で。

昨日は東京地方、
夕方まではカラリとした天気であったが、
17時頃から
一天にわかにかき曇り、
真っ黒な雲が西から押し寄せてきたと思ったら、
空からは大粒の雨が。
しかも注意激しい雷も伴い、
とんでもない天気に。

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しかし小生、
どうしても行っておきたい店があったのだ。

投宿先の蒲田から
東急を乗り継ぎ、
やってきました。
目黒は「西小山」。

駅から降り立っても
一向に雨はやむ気配は無し。

駅を出て左へ向かうが、どうも違うよう。
すぐにとって返し、へ。

来ましたよ。

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麺喰酒場 月音

麺喰酒場 月音

ナゼこんなところにまで
はるばる足を運んだかというと、
この店のスタッフ
ナオさんとカズさんが、
昨年数ヶ月、
鹿児島の「みそや堂」にて修行していたため、
顔なじみになっていたためである。

数々の紆余曲折の末、
やっとオープンに漕ぎ着けたというのだ。

これは訪れねばなるまい。

店は、通りからフルオープンのガラス張りで
中がよく見え、そして明るい。

通りがかりに
「おっ!ちょっと寄ってみようか?」
と思わせる造りである。

さて入店。

12席ほどのカウンターに、
奥には小さな座敷が。
そして、入り口には
1、2人用のテーブルと、
立ち食い用のテーブル一卓。

壁にはズラリと芋焼酎を中心に
珍しい酒が並ぶ。

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カウンター越しの厨房には、
炭火焼きの焼き場とおでんの鍋。

L字になったカウンターの突端に
一席空きがあったため、そこへ通される。

よしよし、今日はお忍びの偵察だからな。

さて。メニューを。

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メニュー、メチャ多っ!!

食べ物だけでこの量。
ウラには同じぐらいの量の飲み物が。

す、スゴイのね。

まずはラーメンから行っておくべきでしょう。

なにせ小生、
飲み始めたら食べ物が入らなくなるからな。

そうなのである。
皆飲んだ帰りにラーメンを食べたいと言うが、
小生、飲んだ後はゼッタイ食べ物が入らない。

ということで、本日はまずラーメンをオーダ。

「ピリ辛葱塩らぁめん」を。

どうやら基本は醤油と塩である模様。
「みそや堂」で修行したのに
醤油と塩とはこれイカに・・・・Σ(´ι _`;)

オーダを取りに来たおばちゃんが、
「ラーメンは後にしましょうか?」
と気を利かせて聞いてくれるが、
心配ご無用。

小生、メインはラーメンですから!

同時に生ビールとおでんも数品頼む。
おでんは、イカにも関東風のおでん。
コンビニのおでんのようにスッキリとしたダシをメインに、
程良い味付け。
もう少し味が染みていたらもっとヨカッタかも。

さて、ラーメン登場。

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ほっほぅ。

鶏ガラメインの透明な清湯スープに、
白くて細目の麺が泳ぐ。
これにオレンジ色のラー油に染まった
白髪ねぎがたっぷりと載せられていて、
ちょっと添えられた水菜といい色のコントラスト。

さて、お味のほどは。

スープを一口。

ん?っ!!
いいダシが出ている。キッチリと。
麺も程良く固めで小生好み。

ウマし。

店内はほぼ満員で、
客が引けるとすぐに別の客が入るという
なかなかの好循環。
見ていると、近所の方々に
チラシを配って特典を付けているようで、
それが功を奏しているようである。
まずは店に来てもらうという意味で、
成功しているようだ。
また、ラーメンのみ食して帰る方も多く、
飲み屋としてもラーメン屋としても
十分に機能している模様。
その日の気分で使い分けられて、
ナカナカによい。

さて、小生が座っている席の隣に、
若いアベックが先に座っていた。
アベック言うな!!)

聞くとはなしに飛び込んでくる会話の断片から、
どうやら男性の方は鹿児島出身である模様。
酔いが回るにつれ、鹿児島弁が出ていたし。

さて、小生一人で来ていたため、
特に誰ともしゃべるでもなく
焼酎の杯を進めていたのだが、
奥の厨房がやっと手が空いたのか、
カズさん登場。
小生に気づくかどうか
あえてそっぽを向いていたのだが、
あっという間に看破される。

「あれぇ?!いらしてたんですか?」

・・・・お見それいたしました。

店のマスターのブログを見て知っていたのだが、
一緒に修行していたナオさんは、
月曜日から急遽救急車入院病院してしまっていて、
今は奥の厨房、カズさん一人なのだという。

「いやぁ、メニューの数が多い上に、一人でもう大変で・・・・」
という。
そして、小生の横の若い男性を指して、
「えっ!?一緒に来られたんじゃないですよね?」
と聞く。

いや、小生、初対面ですが。

「新さんの息子さんですよ。」



ええっ!!!!


今度は小生が驚く番であった。

ナンと奇遇なことに、隣のワカモノは、
「みそや堂」の騎射場店「頭」、
新さん

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の息子さんだったのだ・・・・

こりわびっくり。

しかし、言われてみると、
顔かたちしかり、声しかり、
新さんそっくり!!



そんなこんなのうちに、
店のマスターともお話しでき、
焼酎も勧めてもらう。

すんません、地元の民は、
焼酎なんか銘柄を気にせず、
店にあるモノをテキトーに飲むもので、
イロイロな銘柄を知らないんです・・・・

最近は県外への出荷品が多く、
県内では見かけない焼酎もたくさんあるようだ。

結構飲んじゃったよ・・・・。
泣く

最後にカズさんから、

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塩アイス三種盛りのサービス。
かたじけなし。

ラーメンがメインのようであるが、
決してそれだけではなく
を楽しむ場を提供し、
そしてシメにラーメンを食べることができる。

ありそうでなかった業態の店ではなかろうか。

ナカナカによし。

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満足して23時頃蒲田へ引き上げたのであった。


んで先ほど、
東京出張からの帰り
鹿児島市の騎射場
「みそや堂」に寄って
新さんにご報告。

ついでに晩飯として
極み辛味噌らーめん
をいただく。

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チャーシューは、新さんから
「情報提供料」名目のサービス品。

ゴチソウサマでした。


目黒近辺の諸氏、
夜3時までの営業とのこと。
周りに競合店がないだけに貴重な店として

オススメいたします。

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