マクラネタを考えていたのだが、
ナンダかメンドくさくなったから
や?め?た。
そんな言い訳はさておき。
Σ(´ι _`;)
同僚コボ氏と昼食へ出かける。
特にドコへ行きたいというリクエストもないようなので、
コボ氏未体験の
ラーメンこみね
にでも行ってみましょうか!!
滑川市場の駐車場へクルマを停め、
いざ!!
ガ!ガ?ン!!

月曜定休日なのか?
(ラーメン屋に意外と多い)
なのか?!
いきなり出鼻をくじかれる。
滑川市場内の
新しいビルなのにひなびた様相を呈する
うどんそばの店
で代用しようとするが、
これまた意外なことに満席。
ちくそー。
ビルの外に出て、
ぶらぶらと電車通りに向かって歩むうち、
ピーン!!
来ましたよ。
では、ちょっと歩きましょうか。
電車通りを超え、
JRの踏切を渡り、
やって来たのはっ!

ラーメン専門 ほんや。
来ましたよ。
場所はコチラ。
店の反対側には、
駐車場が5台分ほど準備されているようだ。

この店、小生2回目と思われるが、
前回はひょっとすると
20世紀の訪問
だったやも知れぬ。
20世紀、と言っても
たかだか7年ほど前以前、
ということであるのだが。
・・・・今が
『21世紀の世』
というのがイマイチピンと来ないところではあるが。
小生の幼少のみぎりには、
雑誌の特集などで
21せいきのせいかつ
などという特集が組まれ、
ちょうおんそくりょかっき
超音速旅客機
だとか、
かていようろぼっと
家庭用ロボット
だとかがきらびやかに紙面を飾っていたモノであったが・・・・
いやいや、そんな懐古趣味に走っている場合ではない。
入店。
店内には、多数の客が。
カウンターはL字に10席ほど、
テーブルが二人用×3卓、
それぞれに隣接する小上がりの座敷に
二人用×3卓ほどと、
決して広くない店内ではあるが、
ほぼ満席に近い。
おぉ?・・・・・はやっているのだな。
カウンターに通され、
冷水と小皿に盛られたダイコン&ニンジンの漬け物
が振る舞われる。
メニュー。

ラーメン/みそラーメンの
大/中サイズの組み合わせと、
ごはん大/中、
そして望めばギョーザもあるらしい。
麺喰道のオシエ、
「メニューはまず筆頭メニューをオーダすべし」
に従い、
ラーメン大 ?630
をオーダ。
麺喰道のオシエを制定した
宗主たる小生御自ら
破ること(忘れること)の多い『オシエ』であるが、
たまには守ってみねばなるまい。
(たまたま。)
さて、小生の座ったカウンター、
麺茹で/スープ温めを行う
羽釜間近の席である。
後ろからクーラーの風はやってくるのだが、
顔前の輻射熱、
さらには膝のあたりの熱さで
一向に涼しくない。

ナゼにヒザが熱いかといえば、
この薄いベニア板一枚の向こうには、
グラグラと煮立つコンロと羽釜が控えているのだ。
その熱がベニアを隔てて小生のヒザを襲うのである。
・・・・おいおい、防火はダイジョウブ?!


店内には、入れ替わり立ち替わり
客が訪れる。
けっこうな人気店なのね。
お世辞にもキレイとは言い難い
年季の入った店内ではあるが、
ソレナリにキレイにはしてある。


ビミョーに店内の平均年齢は高めであろうか・・・・
さて、しばし後にラーメン(大)登場。

ででん。
ホントーにシンプルなラーメン。
具は、チャーシュー、モヤシ、刻みネギにメンマのみ。
さて、お味のほどは。
スープは、とんこつベースに鶏ガラか、
ちょっと薄めのスープ。
それでいながら塩っぽく感じるのは、
調理担当のオバチャンが
ビミョーなさじ使いで各ドンブリに投入していた
「魔法の白粉末」
(別名化学調味料)
ゆえか・・・・
鹿児島の古くからのラーメンというのは、
ある程度暗黙の了解として
この「魔法の粉」を容認しなくては成り立たないのである。
麺は、厨房に置かれた
「フクヤマ食品」
の麺容器がすべてを物語っている。
しかし、普通のフクヤマ謹製麺よりは
幾分コシが感じられた。
たっぷりとしたスープと麺に、
普段ならば途中で挫折しそうなところではあるが、
「魔法の粉」ゆえか、
あまり無理せずとも完食。
当然、のちにヒリつく渇望感は感じるのだが・・・・
全体として、
「古き良き鹿児島ラーメン」
の味をカタクナに守っており、
それがゆえにファンが多いといった感じである。
最近の洗練されたラーメンではなく、
コドモの頃から慣れ親しんだ
近所のラーメン屋の味、
というものを守っているのであろう。
わざわざ鹿児島に来た客人をもてなす場所ではない。
「20世紀」「昭和」を懐かしむ
「あの頃のラーメン」
を味わう場所であると心得るべきであろう。
ゴチソウサマでした。
m(_ _)m
外れたときが・・・・。
私、あんまり口が肥えてるほうじゃなく、結構なんでもおいしく頂けちゃうほうなんですけど、今までで、2回だけ、どうしてもまずすぎて食べられなかったラーメンがあります{困った}
私が食べられないラーメンって・・・・・よっぽどですよ(笑)