鹿児島の新進気鋭のラーメン店の中で、
ひときわ異彩を放っている

みそや堂。
(大将のブログはコチラ


そのみそや堂、店名の通り
味噌ラーメンが売り
なのであるが、現在その自慢の味噌をひっさげ、

本場北海道は札幌に殴り込み中である。

大丸札幌店
第五回 うまかぁ?九州味めぐり
8月22日(水)→27日(月)



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イートインコーナーにて!

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はたしてみそや堂の味噌ラーメンは、
蝦夷っこを唸らせることができるのか?!

札幌の諸氏、
ぜひお試しあれ。


そんな外野からのPRはさておき。

ウインク




なんか最近、
食した麺の数と記事の数
隔たりが大きいんですけど。



・・・・Σ(´ι _`;)
それは、記事書きをサボっているからです!!

いやぁ、麺目ない。


さて、今回の東京長期出張生活の目的である
金沢八景付近に通いながら、
未だ訪れていない店があった。

横横家。

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横横家

「家系直営店」
をやたらと強調しているところからも、
他の亜流他流我流
「家系」
を名乗る店との
差別化を図っていることが伺える。

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「家系」は百花繚乱、
関東ではいたるところで見かける。

これまで入店をためらわせていた要因の一つに、
今の時期をして
フルオープンエアな店内
であることが上げられる。

な、何でこの暑い時期にフルオープン・・・・
客にも厨房の暑さを共有せよ、
ということなのだろうか。

しかし今日は我々の心構えが違う。
いや、体調というべきであろうか。
午前中、20℃雪に設定され
ガンガンに直接冷風の吹き付ける
劣悪な環境で仕事をしていたため、
炎天下の戸外に出ても、

「あー、なんかあったかくてキモチいいカモ・・・・」

と感じるようなカラダの案配であったのだ。
当然、店まで歩いても汗などかかない。
およそ常人であれば
体調に異変を起こしてもフシギではない
労働環境である。

入店すると券売機が。

700円で中盛りチャーシューメンと、
70円でモヤシトッピングをチョイス。

店の奥から微かに冷風が流れてくるが、
厨房の熱気と外気のムアっとする風が吹き込み、
かなり「我慢大会」な様相を呈してきた。

麺のゆで具合、味付け、脂っこさなどは
すべてフツーにて。

カウンターには様々な調味料アイテム
ずらりと並んでいる。

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唐辛子ペーストの「Oh!HOT」の赤&緑、
無臭にんにく、
揚げにんにく、
ガーリックパウダーに
ラーメン酢など。
他にコショウなどもあったか。

特徴的なのは
ラーメン酢
であろうか。

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本家吉村家謹製のニンニク酢らしい。

お冷やもセルフであるが、
プラスチックのコップが食洗機から出したてでアツアツのため、
せっかくの氷入り冷水も
あっという間にぬるい水に大変身。

うーむ。


さて、待つことしばしでラーメン登場。

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「家系」の公式どおり、
太麺にこってりしたスープ、
ほうれん草と海苔がついている。
厨房を見ていると、仕上げ時ドンブリのスープに
熱くした黄色いオイルをたらりと入れていた。
色からして、おそらく鶏油の香油なのではなかろうか。

スープを一口。

あー。結構醤油の味が先鋭。
しかし、しょっぱすぎるというほどのモノではない。

かなり荒々しく乳化の進んだスープ。
そして強めの醤油味。

なるほど、「家系」を名乗っていなくても、
この系統に影響を受けたと思われる店
関東ではかなり多いのではないだろうか。

途中少々スープに疲れてきたので、
先ほどのラーメン酢を投入。

お!なかなかさっぱりしてイイカンジ。

もう少し食が進んで、
最後にもうちょっと多めに
さらにラーメン酢を投入。
ちょっと酸辣湯麺っぽくなったが、
(辛くはないが)
ナカナカによい感じ。

ゴチソウサマでした。


さて仕事場への帰りには、
すっかり魔法は解けてしまい
汗ダラダラになりながら戻り、
そのまままた20℃冷室に籠もったのであった・・・・


今度は汗、冷たいんですけど。

(T_T)