鹿児島市の観光地のあちこちで見かける

エスタイル鹿児島

なるパンフレットをご存じだろうか?

S~tyleカゴシマ。

鹿児島旅行の必需品

にて、

オトク情報満載の

カゴシマシティ超特大マップ

である。

方々の観光地で重宝され、

鹿児島を訪れる方々の一助となっているこのマップを、

ある一人の方が発行し、

市内各所に配っているということを

ご存じの方は意外と少ないのではないか。

鹿児島をもっとメジャーにしたい、

鹿児島を訪れる方にまた鹿児島に来たいと感じて欲しい、

鹿児島を好きになって欲しい。

そう考える、ある愚直

一人の人物によってこの冊子は作られているのだ。

その方は

ホテル&レジデンス 南洲館

橋本さんである。

そう、南洲館といえば、昨今

『くろくま』

なる新たな豚しゃぶ鍋にて

日本一の鍋

の栄冠に浴し、全国に名をとどろかせた

あのホテルである。

ホテル業務をこなしつつ、

スポンサー確保に奔走する日々。

そうして、このエスタイルは

鹿児島の観光客の元に届けられるのだ。

なかなか思ってもできることではない。

鹿児島在住の諸氏も、

観光案内所やホテルロビー、

コンビニなどでこの

S~tyleカゴシマ

を手に取られた際には、

発行人橋本さんのことを思い浮かべつつ

陰ながら応援していただきたいものだ。

今は何もお手伝いできませんが、

応援してますよ~橋本さ~ん!

そんなお知らせはさておき。

昼食は、

同僚コボ氏、まさるぅ氏、新顔ドメ氏(仮名)と。

例によってまさるぅ氏のクルマで。

ドコに行く??騎射場??

と話ながら行くうちに、

「ホワイト餃子に行きましゃう」

ということになる。

ホワイト餃子。

かつては騎射場の電車通り沿い交差点至近で、

割と目立つ場所にあったのだが、

昨年だったかいつだったか、

荒田2丁目のやや住宅街内に引っ込んでしまった

鹿児島の餃子好きの間では

ちょっとした有名店である。

移転後の場所はコチラ。

ホワイト餃子

残念ながら駐車場は1台分しか準備されていないので、

近場のコイン駐車場を利用する。

電車通り方面からのアプローチでは、

カンバンが生け垣に遮られ、

きっと見落としてしまうことであろう。

逆に鹿児島大学の農学部門方面からなら

間違うことはないと思われる。

店内は、入口入って左側に

前注文制のレジと厨房がしつらえてある。

ここで事前にオーダするのだ。

小生をのぞく各3氏は

定食メニューをオーダするが、

麺喰道宗主たる小生

ストイックに餃子のみ20個入りをオーダ。

840円也。

なに?餃子は麺じゃないって?

ナニをおっしゃるウサギさん。

小麦その他の粉モノを水でのばし、

整形したモノすべてこれすなわち麺である。

それが線形に形作られていようと

そうでなかろうと。

コナモンすべて麺類。

\(^o^)/

というわけで、4人掛け×2卓、

6人掛け×4卓ほどと、

さらに奥には座敷もあるような広い店内。

写真では他に客がいないように見えるが、

我々がいるうちに程良く全テーブルが埋まっていた。

(奥座敷はのぞく)

メニューはこのような構成になっております。

さて、親子であろうか、

愛想のないオヤジとオバチャン

その息子のような若い衆。

元々このホワイト餃子、

愛想のない店としても有名

である。

それでも客が訪れるのは、

その味ゆえか。

さて、来ましたよ。

でででん!

直径25センチほどの皿に、

焼いたフライパンのカタチ通りに押し込められた

20コの餃子が並ぶ図は壮観。

・・・・ちょっと多かったかな?

16コにしておくべくであったか。

躊躇している間はない。

先行している他3氏の

餃子10コ+メシ+味噌汁の

餃子定食に追いつかなくては。

小生のモノのみ3分ほど遅れて運ばれてきたのだから。

それぞれの餃子一個一個は、

取り外してみるとさながら

トウモロコシの一粒一粒

のようなカタチをしている。

もちろん縮尺はまったく違うのだが。

焼く際に、ふんだんなアブラ

揚げるようにして焼かれた餃子は、

はっきり言ってアッツアツである。

そのまままるごと頬ばれば、

一瞬にして口内は火だるま、

いや、ヤケドだらけになってしまうであろう。

まずはプスプスとすべての餃子に

箸で穴を開けて蒸気を逃がしておく。

こうすることで程良く温度が下がると言うものである。

ひとつずつ餃子をはがし、

タレにつけ半分ずつ頬ばる。

注意しなければそのあまりに熱さに

涙なくしては食せない。

皮は厚手でもっちりとしており、

具は昔はもっとジューシーであったように思われるが、

それでも十分にウマい。

大全速で食しても、

やはりそれなりに時間がかかってしまうのは

致し方のないところであるが、

それでも各3氏に遅れることなく完食。

おかげでやっぱり上顎をヤケドしちまったぜ。

さすがに20コのモチモチ餃子を食せば、

午後から睡魔と闘わねばならぬのは

必定と言うものである。

ゴチソウサマでした。