迎え入れるまでは恋い焦がれ、
いざ行動を共にするようになって
幾歳月。

ふと気がつくと
知らぬ間に手垢にまみれ
いつしか反応も緩慢になり
数多の邪なる不純物を取り込み
すっかり汚れてしまう。




・・・・いや、パソコンの話ですが。

買うまではあれやこれやとスペックを吟味し、
自分に合ったものを選びカスタマイズまでして、
そのときには最速であったはずなのに
いろいろなソフトをインストールするうちに
不要なファイル、定義、痕跡などが残ってしまい、
それが故にどんどん遅くなってしまう。

ご自分のパソコンをリカバリした経験がおありならば
きっと感じたことがあるに違いない。
リカバリしたてのパソコンの起動、
アプリの立ち上げ、
Windowsの終了動作・・・・

「このパソコンって、こんなに速かったのか・・・・」

そう、パソコンは使っている間に
どんどん遅くなっていくのである。

しかし、よほどのことがない限り
わざわざ自分のパソコンを再インストールして
一から環境を作り直そうなどとは
なかなか思わないものである。

今回、小生の有する愛機

VAIO Type-T(VGN-T90PS)

が、有線/無線に関わらず、
あらゆるネットワークに接続できないという
非常事態に陥り、
やむを得ずリカバリDVDから初期インストールをやり直し、
苦労の末なんとか有線LAN経由での
ネットワーク復帰を果たしたのである。

まずはリカバリDVDの手配からする必要があったため、
すっかり時間がかかってしまったが。。。。


無線LANは相変わらずNGであるがゆえ、
察するにおそらく、
無線LANのハードウェアトラブル発生により
OSのネットワーク機能そのものに障害が生じ、
そこからネットワーク不通となってしまったのではあるまいか。

当機はSonyStyleにて購入し、
3年間の「ワイド保証」に加入していたが故、
普通ならば修理に出しても
無償にて修理可能なはずであるが、
いかんせん故障したのが購入3年と1ヶ月後・・・・

さすがに
「ソニータイマー都市伝説」
を信じてしまいそうな今日この頃である。


そこで、今回のこの苦労話
後世に語り継がんがため、
イヤイヤ、このノウハウが
少しでも誰かのお役に立てればと思い
こうして記すことにした次第である。

なにせこのblogでの一番人気の記事は、
ここ1年半ほどは

番外編!VAIO Note type-Tのバラし方講座(2006/05/10)

という記事であるからな。
(『麺喰道』なのに・・・・(T_T))

このblogを検索エンジン経由、
他のblogなどのリンク経由で訪れる
一見さん
は、圧倒的にこの記事目当てなのである。

では、参りましょうか。

モニタープラザ@edita


今回のVAIO Type-Tの壊れ方で幸いだったのは、
ネットワーク機能以外はほぼ無傷
だったことである。

そのため、様々な処置を施す前に
まずバックアップを取得することができ、
すべてのファイルが失われてしまうという
最悪のシナリオは避けることができたことである。

しかし、今のご時世、
ネットワークにつながらないパソコンなど
何の意味もないシロモノである。

つながらなくなった時点で
ハードウェア障害による接続不能なのか、
ソフトウェア障害による接続不能なのか
切り分けることができなかったため、
まずはOSの復旧を試みた。

Windows XPには、
「システムの復元」
という機能があるため、
まずはこれを試みた。

新しい変更をシステムに加える場合、
もしくは定期的にシステムの状態を記憶していて、
そのポイントを指定すれば
過去の時点にシステムの状態を戻せる
という機能である。

しかし、これを何度やっても失敗。
かなり過去までさかのぼったが、
結局どの時点の状態にも戻すことができなかった。

・・・・ダメじゃん、Winodws XP。

次に考えたのは、
かつての16ビットOS、
Windows95系では使うことができた
OSの上書きインストールである。

現在からは想像もできないほど
Winodws95系のOSは脆弱であり、
かなり頻繁にOSが『壊れて』いたものだ。
その際によく試みていたのが
OSの上書きインストールであった。

稼働中のOS上でWinodwsのインストールCDを実行すると、
オプションによってこの「上書きインストール」
を実行することができたのだ。

しかし、WinodwsNT系の流れをくみ、
代を経るごとに堅牢となったOS、WinodowsXPには、
このような小細工は通用しなかった。

というよりは、ハードウェアバンドルのOSゆえ、
単独でOSのインストールを行ったりするという行為自体
不可能なことも一因である。

さて、いよいよ残された道はOSの再インストール
というよりはVAIOを出荷時点に戻す
リカバリ作業のみとなってしまった。

さて困った。

これまでの歴史の積み重ねともいうべき
各種ファイル、各種設定、各種環境
根こそぎ損なわれてしまうのだ。

被害は最小限にとどめたい。

とりあえずはバックアップは取得したので、
最悪でも今の時点には戻れるであろう。

リカバリを行う前にひらめいた、
ある程度は環境を復元できるであろう方法。

それは。

WInodows XPの
『ファイルと設定の転送ウィザード』。

この機能は、新しいパソコンを買ってきた際に、
その環境やファイルを移行するために使用する機能である。

新しいパソコンに移行できるということは、
リカバリ前のパソコンの環境
リカバリ後のパソコンに移せるのではなかろうか。

ということでやってみましたよ。


・・・・失敗しましたが・・・・orz


おそらくやり方自体は間違っておらず、
普通は成功すると思われるのだが、
リカバリ後のパソコンに何度取り込んでも失敗。

Cドライブ、Dドライブの切り方(パーティションサイズ)を
いろいろ変えてみても
「サイズが足りません」。

よくよく見てみると、
バックアップ取得したファイルのサイズが
120GBほどもあるではないか!
元のマシンが
80GBほどのディスクしか積んでないのに・・・・

原因は不明であるが、
バックアップが2度ほど失敗し、
やり直す際に前回のバックアップファイルを
消さなかったため、
それらが累積されてしまったのではないかと
考察する。
今となっては検証不能であるが・・・・
(元のOSは消えてしまった)

ということで、結局はリカバリ後、
必要なパッチやサービスパックの適用、
最小限必要とする各種アプリケーションをインストールしたのち、
C:\Documents and Settings
配下と、
マイドキュメント
配下を復元し、
とりあえずしのいでいる。

厳密には環境の復元とは言いかねるが、
何もしないよりはマシである。

結局リカバリによって
有線LANによる接続は回復したが、
無線LANは復旧しなかった。
やはりこの部分はハードウェア障害なのであろう。
ワイド保証が切れてしまっているが故、
修理には3万ほどかかりそうな予感・・・・

ということでヨメに泣きつき、
新しいパソコンの手配を済ませましたとさ。

さて、このVAIO Type-Tには
外付け無線LANアダプタでも付けるかな。


Σ(´ι _`;)