蒲田はもう、


















おっぱいの街
ではなくなってしまったのかっ!?










かつてココには、


『おっぱい好きだろ!?』

大書された看板が掲げられていたのだが・・・・

(そのマクラネタはコチラ


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どうやらココの看板、

by MICRO

と書かれているところから、

マイクロなる画家(?)の方の
作品発表の場であるようだ。

たまたま前回が

『おっぱい好きだろ!?』

の画題であった模様で、
いつの間にか画題は

「次の戦いはもうはじまっている。」

に変わっていた模様。



次の戦いはもう始まっちゃったのか?。

ちっ、つまんねーの。




おっぱい、好きだったのに。





そんな個人的シュミはさておき。



地元蒲田再発見シリーズ。



勝手に銘打ってみましたが。


絶好の好天に恵まれた
三連休初日。

休日にしては意外と早くごそごそと起き出す。


それでもウダウダとしているうちに
時間は11時過ぎ。

んじゃ、行きますか、
ということで昼食に出かける。

蒲田に移住(?)してから
早半年近く。

地元のラーメンをないがしろにしておったな、
ということで
これまで何度も通った店も
再度確認の旅へ。

本日向かった先は、
先日レポートした
新潟燕三条
元祖背脂チャッチャッ系
一麺入魂 らーめん潤

通りを挟んで対峙する店。

麺匠 呉屋。



左、「ダンス」の看板の下『潤』

右、チャリンコのおばちゃんの向こう『呉屋』




意外とメディアへの露出は少ないのか、
あまりネット上などでは見かけない気がするが、
常に客が少数でも並んでいる
人気店である。




そうそう、この店、

昼は『潮そば』、

夜は『汐そば』

を供するという
一店二段仕込み多段活用
の店だったな。

ということで本日は、
麺喰道のオシエ
『忘れたときには筆頭メニュー』
(初めて聞いたぞ)
に従い、筆頭メニューの
汐そば
をいただくことに。

680円、だったかな?

これに100円で煮玉子をトッピングしてみる。

普段あまり玉子に興味のない小生ではあるが、
たまにはタンパクも摂取しなければな。

入り口入って右手に券売機があり、
そこで購ってカウンターへ。

店内は8席の「く」の字に曲がったカウンター。
客はみな引き戸を背に座り、
店内はそれだけ。
カウンターの奥が厨房であるが、
厨房も決して広いとは言えない。



ご店主はヒゲ面のイカツイ方であるが、
一緒に店を切り盛りする女将さん
宝塚の男役か、という
キリリとした顔立ちでキップのよい女性。
ご夫婦であろうか。

カウンターはアルミでしつらえられており、
店全体にこのメタリック調のトーンは
共通しているのだが、
さすがに開店からはや数年、
アルミのテーブルなどに擦り傷が目立ち、
あまつさえ客がドンブリを置いて食す場所は、
円形脱毛症のように
そこだけ地金が顔をのぞかせている。
表面のアルマイト処理の部分が削れて
アルミの地肌が見えているのだが、
なんとなくウラブレ感を醸してしまっているところが
残念である。

この店で使っている麺は
東京では人気の
浅草開花楼謹製
である模様。



小生の後2名ほどで店内は満席になり、
その後の客は
「すいませーん、満席になったので
お店の外でお待ちいただけますか?」

と外で立たされ坊主。

確かに店内にスペースはなく、
店外で待つよりほかない。

さて、意外と早く提供されましたよ。



「呉屋」の店名の入ったドンブリは、
きちんと正面を正して提供される。

意外とこういう気遣いは重要だな。

背後から強い日の光を浴びているため、
光の加減でスープ表面のアブラが光って
よく見えないのは申し訳ない。

よく煮出した鶏ガラスープ
魚介風味がプラスされ心地よい。



黄金色に澄み切ったスープ
は食欲をそそる。

スープを一口。

ほんのわずかに塩分キツめか
とも思えるのだが、
麺と合わせるとちょうどよい。

麺の方はやや縮れた中太麺。

東京のラーメンフリーク
崇め奉るほどウマいと言うほどではないが、
フツーにウマい麺である。

全体によくバランスの取れた
よいラーメン。

どこか突出したインパクトを放つわけではないが、
バランスの良さでウマいラーメン。


あ。

意外とこういうラーメン、
東京では出会えないかも。


どの店も、
どうしてもどこか尖った部分があり、
ましてやアチコチ突出しまくり
どこにウマさを求めればいいんだか、
という店が多い東京において、
貴重な店の一つである。

やや塩辛く感じたスープも、
食し終わった後に
ヒリつく焦燥感や喉の渇望感も生じず、
ある種のミネラルに頼らないスープ作り
を心がけているようだ。


いや、久しぶりであったが
ナカナカよいラーメンであると再認識いたしました。


次は「潮そば」だな。
(たしかこってりとんこつ塩)

(^_^)