天下の愚策、
定額給付金
法案が可決され、
マスコミに取り上げられたい
目立ちたがり屋の村では
すでに給付が始まったという。
景気対策として、
「ぱぁ?っと使っちゃってください」
と口をひん曲げて首相は言うが、
この1万2千円という中途半端な額、
どー使えというのだ?
旅行に行くには少なすぎ、
ウマいものを喰えという割には
自治体によってはいつ給付されるのかも未定。
だいたい、どのような手段で受け取るのだ?
おそらく大半の方が
もらってもそのまま貯金か、
日々の生活費の足しにして
何のアリガタ味も感じないまま
軽くスルーしてしまうのではと思われる。
先日一緒に飲んだ
つぼじゅん氏、けん坊氏などと
バカ話をしていたのだが、
この定額給付金、
現金で支払うからよろしくないのだ。
かつての軍札(軍票)のように
期間限定で有効な貨幣
として配ればよいのだ。
その有効期限とは、
麻生内閣の存続する間のみ
として。
そりゃぁ、あーた。
みんな、一日も早く使っちまおうと
慌てて使いまくるに違いない。
なにせ、
かつてないほどの不人気と
支離滅裂な
惚け老人のような答弁
を繰り返す
首相の率いる内閣、
史上最弱の泥舟戦艦
のようなものである。
いつ転覆するかわかったものではない。
そうなればおよそこの
麻生札、
ババ抜きのババのような厄介者扱いであろう。
結構いい案だと思うけどなぁ?
そんな政府救済策はさておき。
あぁっ!!
お釣りに麻生札きちゃったよ・・・・orz
東京に雪が舞った、
それはそれは寒い日。
3月3日ひな祭りの日だと思いねぇ。
(すっかり忘れてたけど)
その日、実に久しぶりに、
致命的に早く帰れたので
(何で致命的やねん)
帰りに寄り道。
ギンザ東急ハンズに寄ってみたり、
大井町で途中下車してみたり。
大井町。
そう、いつもの小生であれば
そのまま北口から
永楽
に向かって
もやしそば
に舌鼓を打つところではあるが、
その日は西口へ。
駅前ロータリーから
光学通り
へと入り、100mほど進んだ先に、
その店はあった。
豚骨醤油 蕾。
そぼ降るミゾレとも雪ともつかぬ
冷たいカタマリの降る中、
その店のガラス戸は湯気で曇り、
暖かさを醸し出していた。
店内に滑り込むと
8席ほどの厨房を囲むL字のカウンター席のみ。
メニューを。
最近の店には珍しく、
後払い方式。
蕾の豚骨醤油 650円
蕾 もやし 800円
蕾 キャベツ 800円
蕾 ネギ 900円
蕾 チャーシュー 950円
蕾 つけ麺 750円
「初襲の店では筆頭メニュー」
が麺喰道のオシエではあるが、
なんか惹かれて蕾もやしをオーダ。
ややレトロチックな内装に、
ご店主の好みがわかる
アニメ系のフィギアやポスターなど。
店内の告知にも
某アニメと某アニメのエッセンスが・・・・
さて、来ましたよ。
ハッ・・・・・・・・・・・!!
二郎系!?
よく考えてみればスグにわかろうに。
ノーマルのラーメンに対し、
150円増しで
その差額はもやしであれば
このような結末は自ずと知れようというモノ・・・・
見れば、スープは表面に背脂、
背後には屏風のように3枚の板海苔。
どちらかといえば家系な雰囲気も。
あまり下調べせず突撃したことがバレバレである。
まぁよい。
では、いただきましょう・・・・
・・・・スープを一口。
お?
おおっ!??
このスープは・・・・?
見た目から、
勝手に二郎系or家系の
コテコテグラグラ
煮たくり系の
「分子レベルまで煮込んで分解しますた」
的な
いわゆる最近の関東での流行のスープではない。
どちらかというと、
そう、
懐かしさを感じる
鹿児島のとんこつスープに近い。
やわらかく、そして滋味深いとんこつの味。
ズンドウの中で、
どうやって髄からエキス分を絞り出し、
いや搾り取るかにばかり腐心しているとしか思われない
関東流行系の豚骨スープ。
関東が『豚骨』であれば
鹿児島のスープは『とんこつ』である。
さて、この『蕾』のラーメンであるが、
構成するパーツパーツはなんとなく
家系or二郎系の構成である。
表面に浮いた背脂、
うずたかく盛られたもやし、
(それは頼んだからでしょ!)
底の方から現れる煮豚のチャーシュー。
しかし、麺は中太よりやや細めな、
表面がつるりとした平打ち麺。
コレ系でありがちな、
ゴツゴツしたゴリゴリ麺ではない。
あぁ、わかる人にはわかるかも知れないが、
かつての「きよし」の麺を彷彿とさせた。
(なんてマイナー&ローカルなネタ・・・・)
実は今回の記事を誌すにあたり、
『ホントーにあの味はあんな味だったのか?』
とギモンに思い、
本日昼に再度試しに行って参りました。
前回と打って変わって、
穏やかに晴れ渡り
ぽかぽかと暖かな昼食時。
ずいぶんと店の見え方も違って見えようというモノ。
隣の『ラーメンよろい』なる店の方が
看板がよく目立つ。
さて、本日のオーダは
蕾チャーシュー。
土曜のブランチということで、
張り込んでみました。
(頑張ったんだよぅ)
こちらはもやしのように水分が増さないため、
ほぼストレートにスープの味を味わうことができた。
先日のもやし入りに比べると
やはり醤油が立って感じはするが、
やはりベースのスープはまろやかであった。
新たな解釈の家系、
いや、ニューウェーブとも呼ぶべき
味わいではなかろうか。
結構好み。
オススメします。
定額給付金についてです
この給付金を良くするもの悪くするのも「国民」です
政府は使ってくださいとしか言えません
でも使わなかったら意味がありません
本当に生活が苦しい人は仕方ありませんが
それ以外の人々が「使えば」意味があるのです
マスコミが「使ってお金を巡らせよう」と国民に宣伝しなければならないにも関わらず、貯金するから意味がないと報じるのは間違いです
使うことに意味があるのにそれを使わないとなると国民が景気回復策に協力しないということです。
額が中途半端というのはあるでしょうが計2兆円の内需政策であることには間違いではありません
またも麺と関係ない話ですが、貯金という考えそのものが間違いであることを知っていただきたくコメいたしました