東京タワーの消灯時間をご存じか?

東京タワーは、特に理由がなければ
毎日午前0時に消灯されるのだそうだ。

この消灯の瞬間
コイビトと一緒に見ると

シアワセ

になれるという都市伝説
まことしやかに語られているそうである。
残業続きでいつの間にか消えてるライトなんか
ちっとも興味のない単身赴任のオトーサンには
カンケーない話だが。

では、
東京タワーの点灯時間はご存じであろうか?


実は、決まっていないらしい。

というより、毎日の日没時間を基準に、
その日の天候などを加味して決めている
とのことである。
(ほとんど日没時刻みたいだけど)


ナゼこのような話題を振ったかというと、
現在勤務している客先のビルから、
遠く西側に東京タワーが望め、
夕刻宵闇が濃くなると
いつのまにかタワーに灯がともっていて
いつ点灯されるのか調べてみたからである。
(調べたのはずいぶんと前のお話・・・・)

しかし、実際に点灯時間
じっと待ちわびて目をこらしてみていても、
遠くから見ている分には
いつ実際に点灯されたのか
さっぱりわからない。


サーチライトのように
『パカッ!』
と照らされればよいのだが、
ナトリウムランプゆえ
じわぁ??????ん
と明るくなるため
いつ点灯されたのかよくわからないのである。

・・・・どうりでいつのまにか点いているわけだ。




そんなどーでもいー窓際族の観察はさておき。




たまにはラーメンを食さねば!


・・・・いや、食していないわけではないのだが、
食し慣れた店で日和ってみたり、
カップ麺でお茶を濁してみたり。
(カップ麺にお茶を入れてるんじゃないですよ、お嬢さん?)


これは冒険せねばなるまい。

途中下車して。


本日、帰宅途中の有楽町線
銀座一丁目で降り
有楽町方面へテクテク。

やってきたのは。



GINZA INZ。

麺家 大勝軒

JR有楽町駅前の高速道路ガード下。



婦女子のワンピース
勝負パンツ
を売っているその隣に。





その店はあるのである。
(隣には紫の勝負パンツをSALE中)



麺家 大勝軒。
「勝負パンツ」より店名が小さいがな・・・・)


おそらくこのロケーションは、
勝負パンツを購いに銀座を訪れた
うら若きヲトメ
歩き疲れてふとラーメンを食したくなった、
というシチュエーションを予測しての出店なのであろう。
(あるのか?そんなこと)

ヲトメゴコロ

とは、我々凡庸なる男子には
かほどさように全く理解不能なモノなのである。


さて。

そもそも大勝軒なるモノが
いくつかの亜流に分かれているのかどうかも
とんとあずかり知らぬ小生であるが、
『大勝軒』
って書いてあるんだから、
大勝軒でしょ?
的なノリで突入。

店内は10席ほどのカウンターと、
4人掛け×4卓ほどのテーブルであったろうか。

カウンターにつき、メニューをば。





大勝軒といえばつけ麺
というイメージであったが、
この店ではそうではないようだ。

「みそ辛しネギ」とか
「激辛ねぎ」とか、
辛いモノ好き魂を揺さぶるメニューに
心を動かされるが、
やはりココは麺喰道のオシエ

『初襲の店では筆頭メニュー』

を実践してみようではないか!
(珍しく・・・・)

大勝軒らーめん(にぼし) 750円
をチョイス。


待つことしばし。
と思ったら、意外なほど早く提供。

来ましたよ。






おー。

中華そば。

見たまんま。

透明な鶏ガラスープ。


スープを一口。

かなり熱い。

まず鼻腔をくすぐるのは、
ストレートに飛び込んでくるイリコの風味
(メニューに「にぼし」って書いてあったな)


まっすぐ。直球勝負。


鶏ガラ。

にぼし。

醤油。



以上!!


といったカンジ。


大勝軒といえば小生、
ハヅカシながら、
鹿児島の
『東池袋大勝軒』

しか経験がないのだが、
こちらはまたイロイロと紆余曲折の上
味もまた二転三転して今の味に落ち着いた
という曰く付きの味である。

つまり、純粋な(?)大勝軒の味は
初体験である。


鹿児島の大勝軒は、現在では
鹿児島の味に合わせてか
甘かったり酸味があったり
ややとりとめのない味になってしまっているようだが、
こちらの銀座の大勝軒、
味に迷いはない。

麺は、特徴がないと言ってしまえばそれまでだが、
それでも熱々のスープの中で
最後までダレない
しっかりとした芯を感じる
縮れ麺であった。


たまにはこういう
スッキリ系中華そばもいいもんだ。

次回はナゼかラインナップされている
味噌系にチャレンジしてみたい次第。