今晩予定されていた
夜間作業
は、都合により延期されました。
で、早く帰ってきましたが、
22時過ぎでしたがナニか?
・・・・そんな過酷な労働環境はさておき。
(T_T)
(でもシゴトがあるだけシアワセ)
とは言っておきながら、
昨夜が夜間作業で帰宅が2時だったため、
今朝はさすがにヘトヘト。
さらに諸事情により
午前半休を頂きました。
夜中の2時半に食した晩飯は
消化されることなく
胸につかえていたので
朝食はパス。
しかし、昼が近づけば
ハラが減るじゃないですか。
(そりゃそうだ)
午後から出勤ゆえ、
昼食は余裕を持って迎えることができますよ?
となれば、普段行けない店を訪れるしかあるまい。
午前中をかけ、沈思黙考。
(ウツラウツラしていたとも言う)
やはりココは、
鹿児島市の深部、
中山方面を攻めるしかあるまい。
鹿児島市街地から行くと、
山を二つほど超えていくか
それらの山を大回りしていくかしかないため、
なかなか通常の昼食時間には
訪れることのできない店店。
そんな中から、今回は
龍亭
をチョイスしてみました。
大きな地図で見る
鹿児島市街地からだと、
田上から紫原団地裏を超え、
さらに桜ヶ丘団地の裏口を過ぎ、
山田インターチェンジを通過し
しばし行ったところにある。
入り口のカンバンには、
かつて天文館で店を出していたことを窺わせる
『天文館から移転してまいりました。
よろしくお願いします。お願い致します。』
の文字が。
そう、この店かつては、
天文館公園前、
昔の鹿児島市営駐車場に面し、
主に夜、酔客を相手に
腕を振るっていたのだ。
小生もかつて、
それこそ10数年前になろうか、
友人に誘われ暖簾をくぐったことがあった。
その時も確かにウマいと記憶していたのであるが、
何せ飲んでから食せない小生、
天文館帰りに再度立ち寄ることはなかった。
それが去年であったか、
ここ市街地からずいぶんと離れた場所へ
移転してきたのである。
100mほど離れて
鹿児島新進気鋭のラーメン屋の雄、
五郎屋
もあり、意外と激戦区なのだ、このあたりは。
さてさて、ちょうど12時に入店。
ちょっと早めの時間からか、
先客ナシ。
店内は6席のカウンター、
6人掛け×2卓の小上がりの座敷、
4人掛け×2卓のテーブル。
こざっぱりとした店内。
窓が大きく、開放的で明るい。
さてさて、メニューをば。
こりわびっくり。
メインのラーメン3品が、
すべて590円。
全国的に高いと言われる鹿児島のラーメン界において、
500円台という価格設定はかなりのインパクト。
では、やはりココは麺喰道のオシエ、
初襲の店では筆頭メニュー
を実践して、
あご出しラーメン
を大盛りでオーダ。
(またか!)
ちなみに大盛りは150円増し。
オーダを取りに来て、
水やつきだしの漬け物を運んでくるのは、
一部地方において
非常に人気の高いこの店の看板娘、
眼鏡っ子さん(仮名)
である。
ちっ、残念。
後ろ姿しか撮れなかったぜ。
(小心者)
そのつきだしの漬け物は、
薄切りダイコンに出しを取った昆布を混ぜたもの。
ボーリボーリとダイコンの食感を楽しむ。
至って薄味ゆえ、
そのまま素材の味を楽しむか、
ホンのひと垂らし卓上の醤油をかけてみてもよいだろう。
手早く調理が進み、ラーメン登場。
おー。
ビジュアルは、
『ざ・中華そば』
といったオモムキ。
透明な醤油スープに、
中太よりはやや細めの黄色みがかった麺が泳ぐ。
まず運ばれてきたときに、
香り立つ醤油の風味。
ふんわりと。
そして微かに魚介の風味が。
ではさっそく。
スープを一口。
ん!!!!。
鹿児島的解釈の中華そば。
甘い醤油をベースとしながらも、
さっぱりとした後口の
風味豊かなスープ。
あっさりとした中にもコクがあり、
あと引くウマさ。
麺。
中華そばにしては心持ち太いか、
と思う麺ではあるが、
これまた美味。
一見なんの変哲もなく、
表面にゆであがった透明な膜をまとった麺であるが、
中心部にコシのある歯ごたえにより
ちゅるりと口に滑り込みつつも
食べ応え十分。
ンマいわ、これは。
チャーシューも、
よくサシの入った三枚身の
その脂身の部分が溶け出し、
そこにダシが染み入った非常に滋味深いもの。
一枚ではすぐ終わってしまうので、
大盛りにせずにチャーシュー増しにすべきだったか・・・・?
いずれにせよ、
各方面で絶賛されるだけのことはある味である。
レベルが高いな、中山地帯。
また機会を見つけて寄らねばなるまい。
コチラ方面にお出かけの際は、
ゼヒに。
また行かなければ。眼鏡っ娘を見に。