最近買ったガジェット。
Amazon Kindle Fire HD。
いわゆる
『7インチタブレット』
であるが、実は
電子書籍端末
である。
もちろん電子書籍のみならず、
Wi-Fi経由でブラウザも使えれば
AmazonのKindleストア経由で
各アプリケーションやゲームなどもダウンロードでき、
一般的なAndroidタブレットと同等に使える
・・・・と思ったら大間違いである。
実はこのKindle fire HD、
機能的にも性能的にもハイスペックながら
¥15,800
というオドロキの価格(16GB版)なのだが、
これにはワケがあり、
Amazonのサイトでサービスや物品を購入してもらう
その入口
として機能させるために
かなり特化した機械になっているのだ。
実際、ソフトやコンテンツについては、
Amazonのサイトで購入することが前提となっており、
一般のAndroid端末のように
Google Play
から自由にダウンロードしてアプリをインストールする
ことができないのだ。
ただし、蛇の道は蛇。
抜け道はある。
もともとAndroidをベースにした機械であるため、
サポートが受けられなくなる
あんなことやこんなこと
を行って策を弄せば、
実は普通のAndroid端末として使用することができるのだ。
Google Play
も拾ってきてインストールすることができるので、
特定の機種に依存するようなソフトでない限り
多くのソフトウェアがそのまま動作する。
小生がもっともこの恩恵を感じたのが、
日本語入力の雄
ATOK for Android
をインストール、使用できていることである。
(当然WindowsでもAndroidでも長期の正規ユーザ)
WindowsでもAndroidでもそうであるが、
日本語入力
(Front End Processor)
がヘボいと
入力効率ガタ落ち
やる気喪失度1200%
イライラ度5000%
ぶっ壊してやろうか、
舐めとんのか、コラ、
市ね、ボケ!!
と思うのである。
Windowsのオマケ日本語入力
なんぞ使おうものなら、
5分に一回はキレてシゴトにならない。
ということで、これだけでも
Google Playをインストールする、
つまり
『ルート化』する
意義は十分にあるのだ。
イマドキはネットで様々な情報が公開されているので、
あくまで自己責任において
ご自分でお試しあれ。
ちなみに検索キーワードは、
"Kindle fire HD ルート化"
などでお試しいただきたい。
オススメは、複数のサイトを比較検討して、
信用に足るサイトを見極め選別し、
そこに従って行うという方法である。
まったくの初心者にはややハードルが高いかも知れないが、
日に日に情報も増えつつあり
かなりわかりやすく解説されているサイトも多いので、
ぜひお試しあれ。
そんな非合法をそそのかす発言はさておき。
記事を書かないうちに次々に店を訪れるので
宿題がたまっていくんですけど。
(つд`)
ということで、前回に引き続き
ダイジェスト版
でお送りしたいと思う次第。
例によって長大な記事になっているため
ご容赦のホドを。
(;´o`)トホホ
どの店に行ったか、どんな味だったか
書いておかないと忘れるからな。
(ここは個人の日記、およそ麺日記です・・・・)
ほーほー。
前回は『たけ家』まで書いたのだな。
では続きを。
<2013/01/25 JAPANラーメン道 男前らー麺>
この店もすっかり有名店に。
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鹿児島のみならず全国的にも。
昨年の11月29日、この店を訪れた際に
ご店主の石井サンから
「今夜実はテレビに出るんですよ、よかったらご覧ください」
とお知らせいただいた。
番組表を確認すると、
BS日テレ(Ch.4)にて
中村獅童の激うま!獅童ラー麺
第2弾は鹿児島~熊本~福岡!九州縦断スペシャル
11/29 (木) 23:30 ~ 0:00 (30分)
となっておった。
おお、中村獅童。
ということで番組を見てみると、
確かに中村獅童が朝のうちに鹿児島入りし、
この店を訪れ
男前らー麺に舌鼓を打っていたではないか。
ということでその時の色紙が。
とか思い出しつつ待っていると
やって参りました
男前らー麺 野菜マシ
本体価格650円に50円増しで
ざっくりザクザクキャベツともやしがテンコ盛りに。
鹿児島大学の学生寮にも近いため、
学生を意識した価格設定なのか、
いずれにしてもビンボーサラリーマンにもうれしい限り。
ウマ味の凝縮されたスープに
モッチリとした鹿児島っぽい中太麺がよく絡む。
この店については驚くべき事実が。
この店の麺は、
鹿児島を代表するもっともポピュラーな製麺所、
イシマル製麺謹製
(お詫び:初出時間違っておりました)
なのは周知の事実であるが、
(あくまでマニア向け知識)
実は
ざぼんラーメンで使われている麺と
全く同じものなのであるという。
( ゚Д゚)ヒョエー
↑
ドコゾのblogで多用される表現
ざぼんラーメンといえば、
鹿児島三大ラーメン屋
和田屋
くろいわ
ざぼん
の一角を成す、
良くも悪くも鹿児島を代表するラーメン屋である。
鹿児島ラーメンのウィークポイントとして
湯切りが甘い
スープがヌルい
麺が茹ですぎ
などが語られるが、
その悪い点として上げられる部分について
否定できない一面
を感じさせられる、
そのラーメン屋の一軒である。
今でこそだいぶマシになったが、
かつては
湯切りが甘い
スープがヌルい
麺が茹ですぎ
の代名詞とも云われたざぼんラーメンであった。
その
麺が茹ですぎ
状態のざぼんラーメンの麺と同一であるということは、
麺の持つ本来のポテンシャルはもっと上であり、
JAPANラーメン道では
それを存分に引き出している、
ということなのであろう。
もしまだ未訪の方がおられるならば、
ぜひオススメしたいお店である。
ごちそうさまでした。
<2013/01/28 豚吉ラーメン ネギラーメン>
昨年末、上荒田に新しいラーメン屋がオープン。
その名は
『豚吉ラーメン』。
半年ほど前まで、天文館文化通り沿い
永田シロアリのウラにあった
『麺家HISASHI』
なる店が移転オープンしたものであるという。
最近上荒田地区は、
旧JT跡地に
鹿児島市立病院
が移転新築されつつあり、
それがゆえか
タイヨー上荒田店が新規オープンするわ、
各種コンビニがこぞって出店するわ、
路線地価が高騰するわ
のある種バブリーな様相を呈してきている。
しかし一方で、純粋な住宅地のため
昔からあったり割と最近できたりした居酒屋などが苦戦し、
戦線を離脱する姿が目立つなど
新陳代謝の激しい場所でもある。
その市立病院の工事現場の真ん前、
みずほ通り沿い
にオープンしたのがこの
『豚吉ラーメン』
である。
(写真はオープン当初のもの)
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実はこの店、以前オープン当初にも訪れていたのであるが、
記事にするしない以前の
年末年始のドタバタ劇の中、
すっかり忘れ去っていた。
この店の場所は、
小生が初めて訪れたときには
そば処 とき
なる手打ちそば屋の名店であったが、
いつしか閉店。
(過去ログはこちら。)
単語が単純なため検索に他の記事も引っかかってしまうが、
なんと当blogの最初期の頃の記事(2004年頃)も
引っかかるではないか。
その後は、
ラーメン岩ちゃん
というラーメン屋になっていたがこちらも長続きせず。
長期にわたって空き店舗となっていた。
今回の豚吉ラーメン、
立地はなかなか先見の明がある
と思われる。
眼前で市立病院の工事が始まり、
今後どんどん人数を投入、
おそらく昼時となれば
入りきれんばかりの盛況となろう。
その後市立病院が開業したあとも、
周辺の関連施設とともに
一定の需要は見込まれると思われる。
今後どんどん発展していく場所なのだ。
さて、二度目の訪問時は穏やかな晴れの日。
店内はそば処ときの時代とさして変わらず、
変わったといえばカウンターの一部を切り欠いて
厨房との連絡口にしていることぐらい。
カウンターは3席ほど、
4人掛けのテーブル2卓と
小上がりの4人掛けテーブル、
といったこぢんまりとした構成。
メニューは随時手書きで増えていっている模様。
Σ(´∀`;)
ベースのラーメンが安い。
とんこつラーメン、
とんこつ味噌ラーメンがともに580円。
サイドメニューの
ギョーザ(6個入り)が300円
であるが、
セットメニューの
ギョーザセットが170円で
ギョーザ(5個)+ごはん付き
というよくわからない価格設定も魅力。
とにかく走ってから考える、
というご店主のスタンスなのかも知れない。
見てみると、店内に掲げられたPOP、
店外の電光掲示板から
ご店主が元おすもうさん
であることがうかがえる。
夜は予約で
ちゃんこ鍋
もできるようである。
ということで
(どういうことで?)
当日は一番人気という
ネギラーメン
をオーダしてみる。
ノーマルのラーメンと150円差という価格設定であるが、
果たしていかに。
各テーブルには
70円で炊き込みごはんのおにぎりが置かれ
「食べるときには声をかけてね」
となっている。
さすがは元おすもうさん、
メタボ心をくすぐるツボを心得ておられる。
ついつい行っちゃうでしょ、フツー。
小生は釣られなかったが。
(強い自制心)
ということで、しばしののちネギラーメン登場。
見ての通り、スープは真っ白に乳化した
クリーミーなもの。
マイルド&クリーミー、
でも飲み口はあっさり。
しかし。
ガツンとニンニクの香ばしい香り
が全開に効いている。
鹿児島ラーメンのスタイルではない。
ニンニクの風味といえば熊本ラーメンであるが、
あいにくそちら方面には詳しくないので
詳細は触れないが、
とにかくニンニクの香りが前面に出ている。
麺も、鹿児島の麺とは異なり
やや透明な感のある
コリッとした歯触り。
上に乗ったチャーシューも、
薄切りにしたチャーシューをタレに入れ直して
湯煎で温めて提供するという
一手間かかったもの。
なかなか一風変わっていてオモシロい。
スルスルと完食。
ごちそうさまでした。
<2013/01/29 鹿児島ちゃんぽん薩摩の心 こく旨ちゃんぽん>
年間残業限界時間720時間
に9ヶ月目にしてリーチをかけてしまい
上司から
「オマエは休め」
という通告を受けたことは前回誌したが、
その結果年休を強制的に取らされる
ハメになった小生。
当日は、午前中はモロモロあったため出社したが、
就業上は年次休暇。
1月度の代休取得可能日数は7日、
と社内の就業システムは告げているが、
いかんせん年次休暇が死ぬホド余っている。
毎年17、8日程度捨てるのだな。
ということで、有り難く消化させていただく次第。
昼過ぎに会社を辞し、
普段行けない店に行こうと向かった先は
麺人佐藤
であったのだが・・・・
The 定休日
orz
ということで次善の策、
中山の
鹿児島ちゃんぽん専門店薩摩の心
へ。
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この場所、かつては
豚とろ中山店
があった場所である。
確か豚とろは区画整理で立ち退いたと聞いていたのだが・・・・
まぁよい。
13時頃と、平日の昼食時はややすぎた時間帯ではあったが、
駐車場は満杯、
店外に2,3組の待ち客がいるという盛況っぷり。
見れば、コドモ連れやリタイヤしたご夫婦連れなど
家族で来られている姿が目立つ。
周囲の皇徳寺団地、星ヶ峯団地といった
老朽化して世代層の上がった客層と、
中山付近の新興住宅地の若い客層、
双方に受け入れられているようである。
さてメニューを。
やはりココは麺喰道のオシエ、
初襲の店では筆頭メニュー
を実践すべく、こく旨ちゃんぽん650円をチョイス。
お昼は100円プラスで黒豚そぼろごはんも付けられるので、
んじゃそれも。(*゚▽゚)ノ
店内は豚とろの頃とさして変わっていないような。
カウンターが8席ほど、
同じく連座式の長机に6席、
後ろのほうにテーブルが2~3卓であったか。
(曖昧情報スンマソ)
調理場では、一人分のちゃんぽんごとに
小鍋でぐつぐつと煮込んでいる。
麺は、浜田製麺所謹製である模様。
浜田製麺所とは、
個性的な店からのマニアックな要求にも
完全オーダーメイドで応える
そのスジでは有名な製麺所である。
タイヨーで人気のパリパリ皿うどんの麺、
『ハマダの味付特製揚そば』
でも有名である。
調理風景を観察していると、
事前に茹でた麺を
(これもオーダがあってから一人分ずつ茹でる)
小鍋で事前に煮立たせたスープと野菜等の具と一緒に
さらに3分近く煮込んでいる。
一般的な麺であれば、
ここまで煮込まれれば
クタクタのヨレヨレ
になりそうなモノであるが、
提供された麺はもっちりと重たい歯ごたえがあり、
かついつまでも熱ダレしない。
なかなかに秀逸な麺である。
具は、ちゃんぽんとしては意外な、
キクラゲがトッピングされており、
野菜類にもほどよく火が通っている。
スープを一口。
『鹿児島ちゃんぽん』
を標榜するだけのことはあり、
甘めの味付け。
しかしその甘味のベースは野菜の甘味であろう。
まろやかなスープであった。
小振りの茶碗に盛られた黒豚そぼろごはんも
ナカナカにウマし。
コストパフォーマンス的にもよろしく、
人気の秘密の一端を垣間見た次第である。
群雄割拠するラーメンと直接対決せず、
ヘルシー志向とかごんま人好みの味付けで
狙い通りの成果を収めているようだ。
ごちそうさまでした。
<2013/01/30 西出水 ながみねラーメン ラーメン定食(みそ)>
時々出水にも出没。
地元の民のオススメ
ながみねラーメン。
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地元の人々に愛され、
地域に根ざして続けてきたであろうラーメン屋。
店外からその店の名を知るのは
このカンバンのみ。
ベースのラーメンが、
塩・みそ・正油
どれでも500円。
ついでにいうならそれぞれの野菜ラーメンバージョンも
同じく500円。
なかなかにリーズナブルである。
逆光でよくわからないかも知れないが、
ラーメン定食
(ライス・ギョウザ4個付き)
700円
となっており、そちらをオーダ。
今回はみそで。
上記写真は、実は昨年の11月30日に訪れたときのモノ。
この時は至ってゆったりした店内であったが、
今回はほぼ満席という
厨房てんやわんや状態
であった。
そんな中運ばれてきたのはコチラ。
みよ!この黄金のトライアングル。
完全な過炭水化物高カロリーランチ。
(; ̄ェ ̄)
・・・・気にしてたらラーメン食えませんから。
麺は、出水の店はほとんど皆細麺で、
こちらもご多分に漏れず細いもの。
とはいっても、博多麺ほど細くはない。
スープは見た目を裏切り、かなりあっさり目。
みその量ももう少し多くていいんじゃないかと思う
ギリギリのライン。
健康的かも。Σ(´∀`;)
ごちそうさまでした。
<2013/01/31 満正苑与次郎ヶ浜本店 酸辣湯麺>
鹿児島で担々麺といえば
満正苑
であるということに異論を挟む余地はあんまりないが、
(異論は認めません)
小生はこの店では担々麺をオーダすることはほとんどない。
代わりに毎度オーダーするのは
酸辣湯麺
である。
この店の酸辣湯麺をネタに記事を書いたことは数知れず、
それほど思い入れのあるモノであるが、
酢・塩・ラー油・胡椒
ぐらいしか調味料を使わないので、
大変味がデリケートで
ほんの少し分量を間違えるとまったくウマくない
という、ある意味
調理人の腕が試されるメニュー
である。
特に塩気が足りなかったときの残念さは特筆モノで、
ただ酸っぱくて辛いトロミ付鶏ガラ玉子スープ
に成り果ててしまう。
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この本店の移転オープン当初は、
上にパクチーが載っていて
その独特の風味に魅了されたものであるが、
ウケが悪かったのかコストゆえか
そのうちにネギに変わってしまった。
メニューの写真にもネギが載っているが、
今日の酸辣湯麺の表面にはミドリがないんですけど・・・・
(;・`д・´)
・・・・まぁ、細かいことは気にすまい。
本日のお味は
ちょいと塩分キツめでござった。
足りないよりはナンボかマシであるが。
実はこの酸辣湯麺で、
一番ウマい食し方と思っているのが、
ランチサービスのごはんを
麺をさらえたあとのスープに投入していただく
酸辣おじや
である。
お行儀は悪いが、ハッキリ言って
麺いらねんじゃね?
的なおいしさである。
風邪の引きかけで鼻が詰まったとき、
のどが痛いとき、
チト元気がないときに
この酸辣湯麺を食することで
鼻水ダラダラなほど鼻の通りがよくなり
風邪でのどが痛いんだかラー油で痛いんだかわからなくなり
酸っぱさでなんとなく元気が出たような気がする
という副次効果もあるので、
ぜひお試しいただきたい。
結果、むせて鼻から口からスープをほとばしらせたり
より一層のどが痛くなったり
グッタリ元気がなくなったりしても
当局は一切関知しないので
自己責任にてよろしこ。
ごちそうさまでした。
以上、
一編ごとに分けろよ、
との声が聞こえそうであるが、
マクラネタが思いつかないので
とりまとめてお送りしました。
(エー、そんな理由?)
(;´Д`)
記事中の
湯切りが甘い
麺が茹で過ぎ
スープがぬるい
は大事なので2度繰り返しました 的なねこだにやんさんのメッセージが見えるんですけどw