今年もこの季節がやって参りました。

(゚∀゚)





猫またぎの季節が!


[使用前]

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[使用後]

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(;¬_¬)



そんなサンマ食べ自慢はさておき。




最近鹿児島でも

割とポピュラーとなり
一般にも認知されてきた感のある

油そば。



別名、まぜそば汁なしそば、などと言われる。

「手抜きそば」
「もんじゃそば」
などと称されることもあるようだが、
いずれも一般的ではなく、
おそらく一部の店舗が差別化、奇をてらって名乗った名称であろう。


そばと言いながら、もちろん
蕎麦粉を使用した一般的な日本そばではなく、
中華麺の一種である。


かれこれ10年以上前であろうか、
東京はじめ関東圏で爆発的に流行し、
その後全国に流布した
割と新しいカテゴリ

『らーめん』

である。



その流れを初期に鹿児島に取り入れたのは、
天文館照国表参道沿い、
パチンコT-MAX内の

肉そば兎

であった。


その姉妹店として、
荒田八幡前にオープンしたのが

油そば専門兎

である。



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大きな地図で見る


入口に、

『駐車場
ないです。』


と断言しているのが逆に小気味よい。

駐車場代なんか負担しないぜ!
という心意気であろうか。


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店の近辺には
コインパーキングも数多く点在しているので、
さして不自由はしないであろう。

今回は3回目(?)ぐらいの入店であった。



(´-ω-`;)ゞ

最近、訪れていて紹介していない店が
多いんっすよ・・・・
(月一記事ではアタリマエ)


店内は決して広いとは言えず、
8席ほどのL字カウンターのみ。

入口横の券売機で食券を購うスタイル。

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『油そば専門』
を標榜するだけあって、
基本の油そばをサイズ別に選択し、
その後ドーピングトッピングを追加する方式。

油そばは

普通盛(200g) ¥600
大盛(300g) ¥650
倍盛(400g) ¥700


と、意外とリーズナブル。

まぁ、基本は麺だしな。

そこに、肉、ネギ、メンマ、キャベツ、
チーズ、キムチ、納豆、玉子
など、多彩な
『載せモノ』
が選べる。

小生はあくまでシンプルに、

大盛

をチョイス。


卓上には、
各自の好みで味付けできるよう、


ラー油
胡椒
すりごま
おろしニンニク
特製魚粉
七味
カレー粉


などが置かれている。


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厨房には、研修中なのか3名の従業員が。

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麺は太麺なので、それなりに茹で時間がかかる。

待つことしばし。



来ましたよ!

(゚∀゚)


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このまぜそばというもの、
きれいに盛りつけられて出てくるところまではよいのだが、
いざ食す際にはこれを

ぐっちゃんぐっちゃん

完膚なきまでに混ぜ込み、
底にたまったタレや薬味などを
まんべんなく混ぜ合わせる
ことが
肝要であることが
残念
である。

和食
は基本的に、
盛られてきたその姿を愛で、
そのまま形を崩さずに食す
ことがスタイルであるが、
このまぜそばには
まったく当てはまらない。

どちらかというと

韓国系まぜこぜスタイル

である。
(韓国料理って混ぜるよね?)


たらーりたらーりと
ラー油を二回りほど、

ドボドボドボッと
酢を三回りほど廻しかけ、

いざ、ぐっちゃんぐっちゃんに。

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場所によって
味の濃淡
ができたり、
底にタレが残ったりしてはならないからな。


では、まぜ終わったところでおもむろに

いただきます。

(≧人≦)


酸味をきかせたことで、
サッパリあっさりと食べ進むことができる。


半分ほど食したところで、
卓上の調味料により

『味変』

を楽しむことに。



まずは味の薄い方から、と、

七味唐辛子と特製魚粉を試してみる。

魚粉もウマいのだが、
たくさんかけ過ぎると
あとあと口中に
サカナ臭い雰囲気
が残り、
なんだか

和ネコ

になったような気分に陥るので注意が必要である。

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キリッ


表面にまぶした粉体が麺とともになくなったところで
次の調味料を。


カレー粉

うんうん、これもアリだな。
 

ワシワシと平らげ、

ごちそうさまでした。



この店のちょっと残念なところは、
けっこう人気店ゆえ
店外まで客が並んでいることも多く、
それならそれでクルマの中から窺って
あきらめも付くのだが、
店内にも客が並んでいて
外から窺えないときがあり、
 果たして
駐車場にクルマを停めて良いものやら
迷うことがあることである。

一人二人が待っているならまだしも、
5人も並んでいると
昼食時間の危機であるため
避けたいところである。

コインパーキングに停めて行ってみると
人が並んでました
では悲しい。


鹿児島中央駅前の

バガボンド小麦の力 

が博多進出のため閉店して、
この界隈でガッツリ系のまぜそば
提供する店がなくなっていたので、
選択肢としてうれしい。

近くには
博多系のとん八
Noodle Laboratory 金斗雲
麺食堂TaRa
など、個性的な店が多いので、
あえて油そばに絞っての出店は正解であろう。

これからも活用させていただきます。


m(_ _)m