最近とみに活動の度を増している

桜島

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ど~~~~~ん


我々鹿児島県民の誇る
鹿児島のシンボルであり、
県民にとっては

『西郷さん(西郷隆盛)』

saigoudousyasin


とともに親しみを持って接する

鹿児島観光の目玉の一つ

である。


ご存じのように、この桜島、
毎日毎日どっかんどっかんと噴火を繰り返し、
周囲にドカ灰を降らせていることは
周知の事実であるが、これには

『噴火』『爆発』

の2種類があることをご存じであろうか。


気象庁では、この桜島の噴火に対し、

噴火に関する火山観測報(桜島爆発)(xxxx年xx月xx日xx時xx分発表)

といった観測報を公表しており、
これを元に地元マスコミなどが
速報メールとして情報を配信している。


その中身は、


火  山:桜島
日  時:2013年10月07日09時22分(070022UTC) 第2報
現  象:爆発
有色噴煙:火口上3000m(海抜12500FT)
白色噴煙:
流  向:西
---
横山最大振幅:2.2μm
爆発音:なし
体感空振:なし
東郡元空振計:不明
瀬戸空振計:17.0Pa
弾道を描いて飛散する大きな噴石:5合目(昭和火口より500から800m)
噴煙量:やや多量
火口:昭和火口
今年702回目


などといったものであり、この中の『現象』に


『噴火』『爆発』


の種別があるのだ。


定義によると、


噴火:ふんか

火山現象として、火口外へ固形物(火山灰、岩塊等)
を放出または溶岩を流出する現象です。
 桜島では、噴煙量中量以上(概ね噴煙高度1000m以上)
の噴火や爆発的な噴火の回数をカウントしています。


爆発的噴火:ばくはつてきふんか

噴火の一形式で、 地下の高温や高圧源での内圧が増大して起こり、
音響とともにガス、水蒸気、岩石等を放出し、空振を伴う現象です
(一般的に爆発と略すことが多い)。
時に火口や山体を破壊することもあります。
 桜島の爆発的噴火は、
地震波形、爆発音、空振、噴石飛散の有無
で判断しています。



とあるが、最近の爆発(爆発的噴火)では
空振を伴わないものも多く、

ハッキリ言って気象庁内部での分類であって

地元の民にとっちゃ


『どっちにしろ灰が降るんだろ!?(; ̄ェ ̄)』


といった程度の認識である。


もっとも最近では、
過去最大級の爆発で、上記のように
3,000m超の高さ
にまで噴煙を上げ、
再三マスコミ(主に県外)に取り上げられることで
あたかも桜島が

今にも大爆発しそうな危険な山

であるかのような風評が
形成されている。

そのため、桜島地区の旅館やホテルなどでは
宿泊のキャンセルが相次いだりと
観光業にとって大きなマイナスとなっている。

桜島には多数の鹿児島市民が在住し、
鹿児島市街地とも24時間運転のフェリー
結ばれていることもあって

生活には支障ない

場所なのであるが、
そのような環境に馴染みのない部外者にとっては
危険な場所として写る
ようだ。

イマドキ、噴火の時の噴石が頭に当たってケガをする確率は、
道を歩いていて車にはねられる確率より
遙かに少ないと思われるのであるが・・・・


というわけでみなさん、
活発に活動する火山の様子
間近に体験できる

世界でも希有な観光地 

桜島


そして降灰に耐えながらも


「あーまた灰が降ってきちゃったよーしょーがねーなー」

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(らっきーさんすいません、写真パクりました)

的に南国気質で大らかに構え

たくましく生きる鹿児島の民のタフさと
 厚い人情に触れるために、

おじゃったもんせ、かごんま。
(いらしてくださいませ、鹿児島)

 

そんなお勝手鹿児島観光PRはさておき。
 
 


我々フリークの間で、
(もちろんラーヲタ)
最近話題になっていた。


「そういえば、
東池袋大勝軒鹿児島店
ってどうなった?」


東池袋大勝軒鹿児島店。

この店は当初、鹿児島市の与次郎ヶ浜
家電販売大手のコジマ
の入った建屋の一テナントとして登場した。

過去ログを辿ってみれば、
当blogを開設した初期も初期、
2004年の5月頃オープン
していたようである。

オープン当初は、
鹿児島に初めてといってもよい
県外の有名ラーメン店
が店を出したということで
大変な話題になり、
連日たくさんの客が押し寄せて
入口に順番待ちの客のためのテントが常設された
人気店であったが、
徐々に鹿児島人の嗜好に合わない味付けのためか
客足が鈍り
味のマイナーチェンジを繰り返して
やっと固定客が付いたという
苦境を経験している。

その後、2~3年前であったか、
天文館近くの船津町に店を移し、
そちらで営業していたと聞いていた。

しかし、これまた伝聞になるが、
その店主がこの店を辞め、
東開町に
『餃子食堂』
という店を出したという話だ。



その船津町の大勝軒の店舗跡

ラーメン屋ができているらしい。



この情報に基づき、本日確認に行って参りました。

船津町の大勝軒には結局一度も行かなかったのに!





なぜならば。


ネタの香りがしたからです。

 (* ̄ー ̄)



来ましたよ。



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大きな地図で見る



なんの変化もありませんが・・・・・・・・・・



ん?

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写真ではわかりにくいかも知れないが、

大勝軒の『大』の字の下に、

取って付けたような『、』が・・・・



えーっとσ(^◇^;)、

ふとかつけん?


青い縦型看板の方は、
かつて

東池袋

と書かれていた部分を

大ざっぱに青ペンキで覆い、
白ペンキで『、』をおざなりに書き足している。

正面の木製看板の方は、
さきほどの取って付けた感とは対照的に、

むしって取った感溢れて

「東池袋」の文字が取り去られ
その後がクッキリと読める仕上がり。

『、』だけはちゃんとまわりに合わせて立体化している。



うーむ。

いいのだろうか。

いろいろな意味で・・・・(;¬_¬)



まぁよい。

小生にはあまり関係ないからな。
(傍観者)

全面ガラス張りの入口から中をのぞく。


先客ナシ。

 

こりゃぁ、久々に『やっちまった』系の展開?

しかしわざわざコインパーキングに車を止めてきたのだ。

意を決して入店。


「イらっしゃいマセー」

大陸の方特有のイントネーション
で迎える女性。
店内にはこの女性しかおらず、
調理も接客もすべてこなすようである。

入口すぐ左に券売機があるが、
ここでも意表を突いた展開。

『故障中』

の張り紙。

同じく横の両替機も故障中である。

しばしトホーに暮れる


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店内はかつての大勝軒を彷彿とさせる、
というか

大勝軒の時のそのまま

な状態と思われる。

壁の、誰のものともわからないサイン色紙にも、

『大勝軒さん江』

と書かれてあったしな。


そのまま店内に進み、誰もいないのでテーブルへ。

入口にも貼ってあったが、
オープン記念サービス価格

A.豚骨ラーメン+麻婆丼(税込¥599)

B.中華そば+麻婆丼(税込¥599)


というのがあったので、本日は豪華
(※注;¥599円です)

B.中華そば+麻婆丼

をいただいてみることに。
 

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何やらメニューはけっこうたくさんあり、
オドロクほどに価格が安い。

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楽天市場やAmazonマーケットプレイス内に出店している

スーパーキッチン白石

なる店のPOPもあったので、この店が経営しているのであろうか?



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・・・・あれ?この住所、

餃子食堂

の住所では・・・・?




これらの情報から勝手に邪推するに、
東池袋大勝軒のライセンシーであったこの店だが、
なんらかの理由でフランチャイズから撤退、
店の名前は変えざるを得ないが
その手間や改装には最小限の変更で済ませたい、
といった事情からこのような

か な り き わ ど い
(ほとんどアウトじゃね?)

形態の店舗になったのではなかろうか。


そうこうしているうちに、
小生が店内にいるのが外から見えて安心したのか、
あとからあとから数組の客が連続して入ってきた。

ただし、一部を除いてはみな

入口の券売機トラップ

に引っかかっていたため
一見さんであると思われる。


オーダが輻輳してきた。

中国人とおぼしき女性は、
調理の傍らオーダを取っている。

大丈夫なのか?小生の中華そば・・・・(´・ω・`)


ほどなく来ましたよ。

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( ´_ゝ`)フーン


まぁ、シンプルな中華そばだわな。

価格から考えればこんなものか。

ではいただきましょう。

スープを一口・・・・



おりょ?


フツーの味がする。


見た目から、大手格安中華そばチェーン

化調さんタップリな味わい

を勝手に想像していたのだが、

ごく普通の魚介香る中華そばである。

ほんの少し、長時間煮立たせてしまったような
酸味を感じるものの、
いたってフツーの味わいである。

平均よりはウマいと言ってよいかも知れない。


手が回らなかったのか、
若干麺がダマになっていて
一部固い部分もあったのだが、
まぁそこは目をつぶろう。

この値段だしな。
( ・`ー・´) + キリッ


しかし、案の定他の客の調理と重なり、
麻婆丼が出てこない。


かなりゆっくりと中華そばを食したにもかかわらず、
最後に麺をすすり終わった後の
スープだけになった頃に運ばれてきた。

しょうがないよねー。
(*´・∀・)(・∀・`*)ネー


んじゃ、まぁ、スープとともにいただきましょうか、

麻婆丼

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おおっ!!


・・・・こっ、これは・・・・


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

花椒の香り!!


かなり本格派の麻婆。


こちらがメインで、ラーメンはオマケかも。


そこまで辛くはないのだが、
スパイシーに仕上げられた麻婆は
ほどよく鼻腔をくすぐり

なかなかウマし。


これを¥599で食することができるとは・・・・





侮りがたし!勝軒!!!!







あー、そうそう、もし元フランチャイザー
店名についてもめたときには、


犬勝軒
いぬかつけん


としての再出発が割と簡単にできると思われるので
ご参考までに。


それでももめたら

天勝軒
てんかつけん

で勝負だ!!←ヤメレ



ということで麻婆丼つきランチ、オススメです。
(主役に抜擢)