種子田博邦

というピアニストがいる。

鹿児島出身の
同級生
なのであるが、
鹿児島で就職までしたのち
音楽を志して東京に出て
活動をはじめたという変わりダネである。

その後、CMなどの商業音楽の作曲や演奏
有名バンドのバックをつとめたりしていたのであるが、
5年ほど前から

『自分の才能は自分のために使いたい』

との思いから
ソロアルバムを発表し、
全国各地を周りながら
ライブを楽しんでくれたお客さんに
手売りでCDを販売する
という

時代に逆行するような

営業活動を行っている。


現在5枚目のアルバムを携えて
西日本ツアー中であるが、
先日鹿児島市で公演があったので、
ライブに参加してきた。

小生もこれまでにもたびたび
ライブに参加してきた。

鹿児島はもとより、ちょうど出張で滞在していた

熊本



宮崎

など。

会場は、本格的なライブハウスだったり
小さなお店だったり。

今回は、8月22日(金)、
天文館の

"ME GUSTA CAFE"
(メグスタカフェ)
 

というメキシコ料理のカフェであった。


新作のアルバム

umitoboku
(種子田氏blogより画像を拝借しました)

『海と僕』

は、6月の都城でのライブに参加した折に
すでに入手済みで、
クルマの中で

絶賛ヘビーローテーション中

である。

コントラバスの名手、

石井康二さん

とともに奏でる曲の数々は、

繊細にして緻密

大胆にして闊達

と、さまざまに曲調を変え、
楽しませてくれる。

オリジナル曲にも加え、

Last Tango in Paris

といったポピュラーな楽曲も

ナマ音

で聴くとまた格別である。


いやぁ、楽しゅうございました。


種子田博邦氏の公式blog

Hirokuni Taneda

にて詳細はご確認のほどを。
(楽曲の試聴もできます)



そんな才気あふれる友人のご紹介はさておき。





さて、種子田氏のライブを堪能した後。


久しぶりの天文館、

行かなきゃならない店がある。


2年前、突如として
上之園町に現れた新店、

Organic Noodle RIRAKU


初襲時の過去ログはこちら

隠れ家!Organic Noodle RIRAKU(利楽久)(2012/08/20)


これまでに鹿児島にないスタイル
ラーメン屋として
その後一躍有名になり、
現在では押しも押されもせぬ有名店である。



「その利楽久が2号店を天文館に出すらしい」



事情通より、
6月中旬には情報を入手していた。

しかし、詳細な場所は聞けずじまい。

その後、多方面のアンテナより

うなぎの●よ●

の近くであるらしいと聞いた。





そして、先日やっとオープンしたとも。



これは行かねばなるまい。


場所はすぐにわかった。

しかし。


『利楽久』

の所在を示すものは、このカンバンのみ。


BlogPaint
(わざと雑なモザイクを掛けております)

BlogPaint

そう。

上之園町の1号店の時もそうであったが、
わざとわかりにくい場所
あえてカンバンなども出さずに

隠れ家感を演出

する方式である。


地下へ。

ラーメン屋であることを示すのは、
この

『リラクラーメン』

の表示のみ。

DSC_1138

表記も
『RIRAKU』

『利楽久』
は使わず、

『リラクラーメン』

としているのは
1号店とは別物であることの強調か。


では入ってみましょう。



ほほう!

なるほど!!



1号店と同じく、
無機質にしてシンプル
な店内。

よりいっそう『素材感』を強調したデザイン。

リラクラーメン - Spherical Image - RICOH THETA



金曜日の21時半頃、

飲み会帰りの酔客が訪れるには早い時間帯

ゆえ、
先客は一名のみ。

オープン形式のアイランド型キッチン。
表と裏の双方から調理に携われる、
ラーメン屋ではあまり見かけないスタイル。

DSC_1135


いろいろと意欲的な試みが垣間見える。


メニューを。

DSC_1133

メニューは

らーめん A
(とりたんたんめん)



らーめん B
(とりしお)

の二本立て。

やはり1号店とはまったく異なった
品揃えである。

券売機もなかった。


『いつも無添加・無化調・そしてフレッシュR』

が標語らしい。


まだこれから帰宅して
夕餉に臨まなければならなかったので
軽めに

らーめん B

をチョイス。

DSC_1134

細々と心を砕いた調度品。
お冷やのグラス一つ取ってもしかり。


程なくしてやってきました。

らーめん B(とりしお)

DSC_1136

DSC_1137

おお!

何というシンプルな出で立ち。


スープを一口。



見た目通りの
すっきりさっぱりとした飲み口。

これはちょんとドンブリの縁に添えられた
ワサビを溶いていただくのが楽しみだ。
ただ、それは半分ほどいただいてからにしましょう。

麺は、1号店と同じか、
全粒粉を練り込んだもの。

いただいた食感は

ほとんどソバ

である。

にっちりとした噛み心地と、
スルリとのどを滑り落ちる食感。


上に載ったチャーシュー代わりのものは、
鶏のむね肉

葛たたき

という和食の技法で処理したもの。

鶏のむね肉にくず粉や片栗粉をまぶし、
軽く湯通しした上に
冷水で締めたもの。

表面のくず餅のような

ちゅるり

とした食感が心地よい。


シンプル。

自然体。

あるがまま。


この店の有り様を具現化した一杯であった。



場所がら夜の時間帯は人通りが少ないが、
おそらく1号店の人気と相まって、
隠れ家でありながら
すぐに人気店になってしまうことであろう。



さぁ、みなさんも探しに出かけよう。


天文館の隠れ家を。