似て非なるモノ。






ティーバッグ


teabag






T-バック


t-back








・・・・(´-ω-`;)ゞ


だからどうしたと言われても困るのですが。




そんな思いつき一発芸はさておき。






小生のことを


年がら年中ラーメンばかり食ってるオッサン


と認識している方々が一部地方に
存在するようである。


嘆かわしい事態である。


(ノд`)



一週間、およそ

3食×7日=21食

のうち

5食か6食
(か7食か8食)



ラーメンもしくは麺類

に充当しているだけのことであり、
数字にすればたかだか

24~29%

ではないか。


それともナニかね?


みなさんはご飯はそれより食べていないと?


ヤレヤレ。
┐(  ̄ー ̄)┌



まぁ確かにラーメン比率若干多かろう。

しかし、
ラーメンばかり食しているわけではないぞ!
(゚Д゚)クワッ


どんな言い訳だよww




ということで本日は

そば

を食してみますた。



ただフツーの蕎麦を食してはネタにならない。

行動規範はネタか否か。


ネタになるそば。


ありましたよ。

以前、

秘密のケンミンSHOW

にて取り上げられたはいいものの、

「そんなん聞いたことないぞ!!」

議論沸騰
(小生の周りだけ)

物議を醸したそば。
(小生の周りだけ)



ほ ぜ そ ば
豊祭そば



なんでも、鹿児島市の南部、
喜入の瀬々串付近で食されている

伝承料理

らしい。


知らんかった・・・・


これが食せる店というのも限定されている模様。


ということでやって参りました、

鹿児島市観光農業公園
グリーンファーム


観光農業公園グリーンファーム - Spherical Image - RICOH THETA


DSC_2321

DSC_2322
(クリックで拡大)





解像度が低くて申し訳ないが、
到着したとき
ちょうど曇りの晴れ間から青空が顔をのぞかせ、
遠景に錦江湾を望む絶好のロケーション。

残念ながら桜島はここからは山陰となって
拝むことはできないが、
晴れていれば素晴らしい眺望。

こんな場所が鹿児島市にあったとは。
(゚Д゚)


合併して鹿児島市になった
元・喜入町だけれども。

施設は思った以上に新しく、
清潔に保たれている。

DSC_2324

DSC_2325

当の

ほ ぜ そ ば
豊祭そば

は、この

農園レストラン だいだい

にて提供されているらしい。

DSC_2320

入店。

農園レストラン だいだい - Spherical Image - RICOH THETA



思う存分外光を取り入れ
明るい店内。

きっと休みの日などは家族連れで賑わうのだろうが、
平日のランチタイムとは思えないほど
客はまばら。

まぁ、海岸沿いの国道226号線からも遠いしな。


さてメニューを。

DSC_2310

やはりイチオシ

ほ ぜ そ ば
豊祭そば

である模様。

その他にも魅力的なメニューが。

DSC_2311

DSC_2312

DSC_2313

DSC_2314


どうせ道の駅に毛が生えた程度

てげてげ
(大概大概)

な店だろうと高をくくって
完全にナメていたが、
ずいぶんとしっかりとした店舗である。

そう思って外を見ていたら、
鹿児島のうどんそば大手チェーン

ふく福寿福産業

の配送トラックが・・・・

どうやらここがが運営しているようである。


どうりで洗練されていると思ったぜ。


さて、無事

ほ ぜ そ ば
豊祭そば

をオーダすると、

「中央にサラダがございますのでご自由にお取りください」

との案内が。


 (* ̄ー ̄)ニヤリ

食すしかないでしょう、サラダを!



DSC_2315

大きな鉢二つに
ふんだんに盛られたダイコンサラダ

ガッツリいただきます。

DSC_2316



んまい!!


新鮮!!


みずみずしい!!




サラダバーというと、
若干ひからびた野菜
時間が経ってしなびたものも多いが、
このダイコンサラダは新しい。

思わずお替わりしちまったぜぃ。


さて、カンジンの

ほ ぜ そ ば
豊祭そば

が運ばれてきた。

日本の

元祖ファーストフード

たる蕎麦


提供が早い。



じゃじゃんっ!!

DSC_2317

DSC_2318


そもそもこの

ほ ぜ そ ば
豊祭そば

は、瀬々串地区で良く採れる

そばサバ

をお供えするために
サバの出汁と味噌で仕立てたのがはじまりの
家庭料理であるとのこと。


ふむふむ。

ふわっと薫るサバの香りが
麦味噌の香りと相まって
なかなかに芳しい。


ではいただきます。


出汁を一口。






あー、日本人に生まれて良かったわ。
Σ(´∀`;)


出汁の文化。
そばの香り。
青魚の風味。


これらが渾然一体となって
実にウマい。

サバ味噌と聞いていたので、
サバ味噌でも載っているのかと想像していたが、
焼いた甘塩サバをふんわりとほぐして
それほど甘くない麦味噌で仕立ててある。

上に載った深ネギもまた甘くてうまい。



ぞっ!

とあっという間に完食。


いやー、ウマかったわ。




会計の際、壁に

ほ ぜ そ ば
豊祭そば

の由来が。

DSC_2319


由来はまぁ、どうでも良いが
(良くないけど)

最後の一文が気になった。


ほ ぜ
※豊祭は
商標登録





おいおい、商標登録しちゃったのか・・・・


どうりで


ほ ぜ そ ば
豊祭そば


名称が一般化しないわけだ。

その名称を使用するには
権利者へ使用料を払わなければならないからな。


もしやと思って調べてみると・・・・

やはり。
(*´・ω・)


権利者は

寿福産業。





(111) 【登録番号】 第2148596号
(151) 【登録日】 平成1年(1989)6月23日
(210) 【出願番号】 商願昭62-50837
(220) 【出願日】 昭和62年(1987)5月8日
    【先願権発生日】 昭和62年(1987)5月8日
    【最終処分日】
    【最終処分種別】
    【出願種別】
    【商標(検索用)】 ほぜ\豊祭
(541) 【標準文字商標】
(561) 【称呼(参考情報)】 ホゼ,ホーサイ
(531) 【ウィーン図形分類】
(732) 【権利者】
    【氏名又は名称】 株式会社寿福産業
    【類似群コード】 29C01 30A01 32A01 32B01 32C01 32C02 32D01 32D02 32D03 32D04 32E01 32F01 32F02 32F03 32F04 32F05 32F06 32F07 32F08 32F09 32F10 32F11 32F12 32F13 32F14 32F15
    【国際分類版表示】 第9版
(500) 【区分数】
(511) (512) 【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
29 食肉,食用魚介類(生きているものを除く。),肉製品,加工水産物,加工野菜及び加工果実,冷凍果実,冷凍野菜,卵,加工卵,カレー・シチュー又はスープのもと,なめ物,お茶漬けのり,ふりかけ,油揚げ,凍り豆腐,こんにゃく,豆乳,豆腐,納豆,果実又は野菜を主原料とする粉末状・錠剤状・顆粒状・粒状・カプセル状・液状の加工食品,食肉又は水産物を主原料とする粉末状・錠剤状・顆粒状・粒状・カプセル状・液状の加工食品
30 コーヒー豆,穀物の加工品,ぎょうざ,サンドイッチ,しゅうまい,すし,たこ焼き,肉まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,べんとう,ホットドッグ,ミートパイ,ラビオリ,即席菓子のもと,アーモンドペースト,イーストパウダー,こうじ,酵母,ベーキングパウダー,酒かす,調味料を主原料とする粉末状・錠剤状・顆粒状・粒状・カプセル状・液状の加工食品,穀物を主原料とする粉末状・錠剤状・顆粒状・粒状・カプセル状・液状の加工食品,茶を主原料とする粉末状・錠剤状・顆粒状・粒状・カプセル状・液状の加工食品
31 コプラ,麦芽,食用魚介類(生きているものに限る。),海藻類,果実,野菜,糖料作物
32 飲料用野菜ジュース




う~~~~~~~ん・・・・

方言とは言え

ほ ぜ
『豊祭』

一般名称、それを

商標登録しちゃイカンでしょ?



『鹿児島』

とか

『黒豚』

とかを平気で商標登録しちゃう

隣の大国

となんら変わらぬ所行ではないか。


寿福産業って、チャイナ系企業だったっけ?

違うと思います



こんなのがまかり通るならば
小生だって


チンガラ※1


とか


ヨンゴヒンゴ※2


とか、


商標登録しちゃうよ?



<注記>

※1)
チンガラ

物にナニカがあたって
「チン」
と音がしたあと
「ガラッ」
と崩れる様を表す
鹿児島弁の擬態語。
完膚なきまでに崩壊している状態を表現している。



※2)ヨンゴヒンゴ

まっすぐなモノが
右に「ヨンゴ」
左に「ヒンゴ」
なったように
均整の取れていない様子を表す
鹿児島弁の擬態語。
真っ直ぐでなければならないのに曲がってしまっている
残念な状態を表現している。

≪出典:ねこペディア≫




おそらくライバル企業の

鹿児島県内大手
某蕎麦屋チェーン

そば茶屋吹上庵

を展開するフェニックスグループへの牽制ではないかと
思われるのだが、

その姿勢はイカガなものかと思われる。


ほ ぜ
『豊祭』


というコトバを大事にしたい、
むやみやたらと使用させないための方策で、
使用許可を願い出れば

無償で使用可能

というのであれば問題はないであろうが、

一般に使用される方言を商標登録

というのはイカガなものかと思われる。


おそらくこれが商標登録されていなければ、
もっと一般化して
他の店でも販売され、

喜入地区の特産品

としての発展も展望できたであろうが、

残念やっど。

(つд`)



ということで、


ほ ぜ そ ば
豊祭そば


自体は非常にウマく、満足したのであるが、

商標登録問題

によってミソが付いたように感じた
平日の午後であった。






釈明が欲しいなぁ。

(*´・ω・)