鹿児島中央駅近辺
に用事のあるみなさん。


駐車場にお困りではないですか?




一応駅併設の20分間無料の駐車スペース
西口2箇所東口に1箇所
準備されてはいるものの、

20分間で昼食を食して戻るのは至難の業。



そんなアナタに朗報です。


JQカードはお持ちでしょうか。


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JQカードとは、
JR九州が運営するクレジットカードで、
現在は提携を含めると
かなりの種類が発行されている。

JR九州のオンライン鉄道予約などでもポイントがたまるほか、
アミュプラザ等の商業施設でもポイントが貯まったりと
メリットは数々あるが、

意外と知られていないのが
JQカードを持っていると

平日は60分、
土日でも30分、
アミュプラザの駐車場が無料になる
のである。


ただし、駐車券を持ってアミュプラザ1階
インフォメーション横の
自動認証機に
JQカードと駐車券を通す必要がある。


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ここの駐車場は
事前精算機による事前精算が可能なので、
出庫前に精算手続きを済ませておけば
ストレスなく出庫が可能である。


ということで、カードの種類によっては

年一回のカード利用で年会費無料

などのサービスもあるので、
ぜひ加入を検討してみてはいかがであろうか。


そんな
あたかもJR九州の回し者であるかのような勧誘
はさておき。

(一時期九州管内のJR移動の出張が多かったから
入っただけですよ(´-ω-`;)ゞ)









満を持しての登場
と聞いてやって参りました、

薩摩思無邪鹿児島中央駅西口店。


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鹿児島中央駅西口至近でありながら、
目立つ看板もノボリも立っていないため、
意外とわかりにくいと聞くので
簡単に説明すると。


鹿児島中央駅改札から西口に向かうと
下りエレベーターがあるので
そこを下る。

ビックカメラの入口もある
待ち合わせロビーになっているので
そこをへ。

外へ出るとバス停が。

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写真のアパホテルを目指す。


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ちょっと信号パターンのフクザツな横断歩道を渡って
アパホテルの一軒手前のビル一階
目指す店である。

大きな看板などなく、
下のパネルが置かれているのみ。

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お昼時、小洒落た店内はまずまずの入り。

薩摩思無邪鹿児島中央駅西口店 - Spherical Image - RICOH THETA



店内は、
緋色に塗られたかウンター
が目立つ。


そもそも今回の目的は、
その満を持しての登場という

思無邪の味噌

を味わうためである。


これまでは薩摩思無邪では、
いくつかのイベント的限定メニューを除いては、

看板メニューの薩摩

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博多

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ともに醤油とんこつベースのものであった。


それが今回、新たにレギュラーメニューとして昼限定で

西の味噌

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を完成させたという。


これは食さねばなるまい。
(。-`ω-)



メニューを見ると、

4種類の厳選した味噌に、
薩摩思無邪の豚骨スープをブレンドした
甘くてどこかなつかしくもあり、
パンチの効いた味噌ラーメンです。

とある。

これは期待して待つしかないでしょう。


この他この店では、
21時以降限定

〆そば

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も提供している。


サイドメニューのドンブリも充実。

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小生は頼まないがな。
(´-ω-`;)ゞ


着丼を待つ間の

辛子高菜

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もまたウマし。

もう一店舗のマイアミ通り店では、
この辛子高菜に代わって

ダイコンのピリ辛漬け物

が提供されており、それもまたウマいのだが
やはりこちらの辛子高菜に軍配が上がる。


唐辛子パウダーのピリ辛具合が何とも言えない。
( ̄¬ ̄*)




さて、『西の』味噌登場。

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この店の特長である
中太縮れ麺はナゼか短め。

麺をすすり上げるときにビチビチ跳ね回って
周囲にスープをまき散らす悲劇
少しでも減らそうという目論見なのか。


スープを一口。



ほほぅ!


なるほど。



『西の』ね。



なぜ『西の』なのか。


それは、甘めの味噌仕立てであるからである。


九州の麦味噌しかり、
京都の西京味噌しかり。

『西の』味噌は、概して甘めであるのだ。


この甘めの味噌が、
まったりはんなり 
このスープには溶け込んでおり、
しかもけっこう濃いめである。

食し進めながら頭の中にイメージしたのは、

鹿児島の郷土料理
とんこつ


tonnkotu


の味わい。

ここでいう『とんこつ』とは、
いわゆる豚のスペアリブの部分を
黒砂糖鹿児島の味噌焼酎で煮込んだ
鹿児島伝統の料理である。

その甘い味噌味に通ずる味わい。

ちょっと味噌濃いめかなとも感じるが、
そこがインパクトとなって
ぐいぐいと押し寄せてくる。


具材のうち、
明らかに生っぽいニンジンと大根が見えていたので
何であろうかと思っていたらなんと!

ピクルスではないか。


コリコリとした食感もおもしろいが、
この酸味が甘めのスープの緩和剤となり
ちょうどよい箸休めに。

スープに半ば沈んでしまっているが、
煮玉子もかなり味濃いめであり
全体的に味付け濃いめであった。


ただ、看板メニューの薩摩博多
さらに〆そば
650円と、
この地区にしてはかなり健闘している
価格であるのに対し

『西の』味噌 850円

と、ちょっとバランス的に手が出しにくい
価格設定なのではないかと
心配する次第。

他のメニューが750円とかなら
あまり気にならない価格差であるが、
なにせ他が安いだけに
逆に目立ってしまうのではないかと思ってしまった。


いずれにせよ、
なかなか
他店の味噌ラーメンとも一線を画した味わい
であるので、
ぜひ試していただきたい一杯である。


お試しあれ。