鹿児島には春と秋がない。
・・・・と云われる。
秋を例に取れば、
通常ならば寒くなったり霜が降りたりするところ
11月も半ばになっても
いつまでもダラダラと日中暑く
それが急転直下
ある日突然寒くなったりする。
よって
夏から突然冬になるがごとし
で
秋がない
と云われるのだ。
今年もそのクチか?
と思わせていた10月の気候であったが、
雨の日は少なかったものの
その雨が降ったあとには
「彼岸を過ぎれば一雨ごとに寒くなる」
のコトワザの通り
順調に気温を下げてきた。
例年がその調子なので、
実は小生、
春秋物の衣服をほとんど持っていない。
(先日長野に行ったとき困った)
持っていても着る機会がないからな。
ということで、この秋は、
中のシャツは半袖に
冬物の薄手のジャンパー
といった出で立ちにて対応していた次第。
パジャマも冬物しかないので、
冬物を着て寝ると
寝るときは暑くて
明け方寒くなるという
調節の難しい今日この頃。
そんないっそ寒さが本格的になって欲しいと
実は思っている
暑がりなオッサンのヒトリゴト
はさておき。
(寝てて汗かいていることしばしば)
騎射場に気になっていた店があった。
小生のツイッター過去ログによると、
2014/05/07にオープンしたらしいが、
天山ラーメン
なる店が出現していた。
んで麺匠樹凛のマスターに教えてもらった新店情報。騎射場『徹心』跡に『天山』なる中華料理/ラーメン店が本日オープン\(^O^)/吉野の五目ラーメン専門店でメニューたくさんの天山との関係はあるのかないのか? http://t.co/mIDgmWLlJS #kagoshima
— 麺喰道宗主ねこだにゃんハム式ァ力ぅソト (@nyannyannyan) 2014, 5月 8
ただしこの時点では、
夜間のみの営業であったため、
夜外食をすることもほとんどなく
飲みに出たとしても
飲んだ後は〆のラーメンなどまったく食さない小生
にとってはハードルの高い店であった。
しかし、上記ツイートにもあるように、
同じ名前の
『五目ラーメン専門天山』
なる店が吉田インターチェンジ前にあり、
そこにも何度か訪れたことがあったので
関連ありやなしや?
と気にはなっていたのである。
それが、いつの間にやらその
吉田の店は営業をやめていて
その後
騎射場のこの店が昼間のランチ営業をやっている
と聞いて
押っ取り刀で駆けつけた次第。
場所は、以前は『徹心』という
同じく夜のみの営業だったラーメン屋跡。
夜のみであったがゆえ、
小生的に縁がなかった。
さらに遡れば、現在は
麺食堂 TaRa
として営業しているご店主中馬氏が以前
五喰
という名前でラーメン屋を営んでおられた。
・・・・以外と難しい場所であるのだよ、ここは。
まず第一に、鹿児島のランチとして絶対条件の
店併設の駐車場
がないということ。
もちろん、まわりにはコインパーキングや有料駐車場が
たくさんあるのであるが、
提携先が明記されていなかったり
そもそも提携しておらず
駐車場がなかったりすれば
よほどの店でない限り
集客が難しい。
わざわざ100円払ってまでも食しに行くか?
という問題である。
二つ目に、
意外とこのあたり、ランチタイムには
人通りが少ないのである。
夜は騎射場界隈といえば、
学生相手の居酒屋だったり
ちょっとオシャレな食べ物屋さんだったりと
賑わうところなのであるが、
いかんせん日中の人口が少ない。
鹿児島大学のキャンパスからも
ビミョーに距離があり、
かつ大学周辺にはソレナリに店があり、
何と言っても学生相手の
学生食堂
があるため、よほどの魅力がなければ
ランチタイム営業は難しいのだ。
そんな出店場所論議はこの際どうでも良い。
とりあえず今回は、この店への訪問が目的であったため、
近場の駐車場にクルマを停めてやってきた。

黄色いのれんが目印。

やはり筆頭メニューは五目ラーメンである模様。
いよいよ吉田の店との関連が濃厚になってきた。
入店。
真ん中の厨房をコの字で囲む
『五喰』時代からまったく変わらない店内。
壁に描かれた赤黒の『雷文』までそのまま。

ずっと代々、居抜きで営業を続けてきたのだな。
天山らーめん - Spherical Image - RICOH THETA
さてメニュー。

やはりここは麺喰道のオシエ、
初襲の店では筆頭メニュー
に従い、五目ラーメンでしょう。
「おすすめ」って書いてあるし。(*´・ω・)
650円と、ずいぶんリーズナブルであるな。
厨房では、白髪を後ろで束ねた
一見無愛想な初老のご店主が
おもむろに調理をはじめる。
吉田のお店も、この方だったかなぁ?
2回ぐらい行ったけど、ずいぶん前で覚えてないや。Σ(´∀`;)
とか思っているうちに、やってきました。
五目ラーメン。


強白濁の白湯スープに
醤油とろみを合わせたもの。
具材は、
衣の付いたエビに
五目の定番うずらの卵
イカにチンゲンサイ
ハクサイにキクラゲ
ニンジン
など、明らかに5品以上。
ではスープを一口。
見た目を裏切り、至ってあっさりとした
上品な味わい。
味付けも濃くもなく薄くもなく、
ちょうど良い塩梅。
オイスターソース系の風味と
醤油の味わいが相まって
なかなかにウマし。
カウンターの他の客も、
多くはこの五目ラーメンを注文していた。
750円で定食もあるのに、
やはりこの味を求めてくる客が多いのであろう。
さすがにこのアツアツとろみスープまで飲み干すと、
うっすらと汗が。
ごちそうさまでした。
会計時、
「吉田にあった天山とは関係があるんですか?」
と訪ねてみると、
ご存じなんですか?と驚いたようであったが、
あちらの店は現在は閉めてしまったが
同じ店であるとのこと。
吉田の店にも訪れたことがあると伝えると、
寡黙そうなご店主が相好を崩しておられた。
一時は吉田の店とこちらの騎射場の店と
二店舗でやっていたようであるが、
こちらに一本化したのであろう。
名店がその味を惜しまれつつ閉店するのは
悲しいことであるが、
このように場所を変えて営業を続けてくれるのは
ファンにとってもありがたいこと。
今後も時々訪れてみたい。
駐車場を必要としない近場の方であれば、
かなりオトクな店である。
お試しあれ。















