先日拙宅では、
家庭内協議の末
意を決して
清水の舞台から飛び降りる
覚悟で
電気炊飯器を更新した。
もともと使用していた炊飯器が、
もう7~8年ほど前に
場つなぎ的に
その時溜まっていた某スーパーのポイントで
購入したものであったのだ。
よって、大した値段ではなく
機能的にもさしたる特徴はない。
それが、やはり毎日使っていると
内釜のテフロン加工も剥がれて来つつあり
炊きあがった ごはんの味もイマイチ に感じてきたため、
ヨメ氏が
「炊飯器欲しい炊飯器欲しい」
と連呼するので
決断した次第である。
いざ購入するとなると、
ことほど左様に炊飯器というもの、
購入の決め手となる選択基準に乏しい
電化製品も少なかろう。
なにせ、その価格というのが
ピンからキリまで
同じ容量(一般的には5.5合炊き)でありながら
下は5,000円ぐらいから
上は天井知らず、10万円以上までと
あまりに開きがありすぎて
ナニがナニやらサッパリである。
ちなみに
『ピンキリ』
の
『ピン』が上位で
『キリ』が下位であるのだが、
なんと使われ出した当初は
逆であったというではないか。
コトバというのは面白いのぅ。
(*´・ω・)
そんなことはどうでもよいのだが、
とりあえず購入に向けていろいろと調べてみた。
カタログを取りに大型家電店に行ったり
ネットで価格を調べてみたり。
そこでわかったことは、
同じメーカーの中でも多数の機種が
現役で並行して販売されており、
その中でも同じ系列と思われる機種同士でも
大きな価格差があるということ。
もともと現在の電子炊飯器のタイプとしては、
もっとも単純な電熱線方式
加熱にIHを利用したIH方式
さらにそれに圧力をかける圧力IH方式
もしくはスチームを併用したスチームIH方式
に分かれるようだ。
| 加熱方式 | |
|---|---|
| 電熱線式 | |
| IH式 | 単純IH方式 |
| 圧力式 | |
| スチーム式 | |
この加熱方式ごとに系統があり、
そこに系統内で価格差があるのである。
方式が異なれば価格が異なるのは納得いくが、
ではその同一系統中で
ナニが値段に反映してくるのかというと、
見たところ主に
内釜の差
であるようだ。
機能的にも上位と下位では
ビミョーに差があるが、
一般的に使用する分には
あってもなくても構わないような機能差
であるため
無視してよいと思われる。
内釜に関しては、
低価格なものは単純なアルミ(ステンレス)製内釜であるが、
高級になれば
同じアルミ製でも羽釜風になったり
厚みが増したり、
材質が
鉄釜になったり
土鍋風になったり
炭素材料の炭釜になったり
と、どんどん進化していくのである。
(; ̄ェ ̄)
なんじゃそりゃ・・・・
圧力方式やスチーム方式は、
常温常圧であれば
沸点が100℃
である水で炊きあげるので
絶対に100℃を超える調理は不可能であるが、
圧力をかけて沸点を高めたり、
100℃以上のスチームを吹きかけたりと
要は100℃以上の温度で炊飯しよう
という意図がくみ取れる。
より高い温度での炊飯が
米のデンプンのα化を促進
するのである。
それに対し、内釜の材質や製法などと言うモノは
遠赤外線効果や保温性
などといったところであり
それが味にどう関係するのかといった
具体性に欠け今ひとつ説得力に乏しい。
どちらかというと消費者の
イメージ
に負うところが大きいのではなかろうか。
実際に同条件で内釜のみが違う機種で
ごはんを炊いて較べてみれば
その違いはわかるのかも知れないが、
そんな機会もない。
ということで、決め方としては
1)加熱方式を検討する
2)おサイフとの相談の上納得する機種を選ぶ
という流れになろう。
もちろんその他に、
メーカーだったりブランドだったり
といった選択基準もある。
(好きにしてー)
さらに商品選択をフクザツにしているのが、
毎年のように各メーカーが新製品を投入するため、
街には型落ちの旧製品や旧旧製品
なども並んでいるため、
ラインナップ上上位の機種なのに
下位の機種より安く売られたりしていて
わかりにくいことおびただしい。
この場合は、狙っている機種のグレードであれば
一世代前ぐらいであれば
さしたる機能差も少ないため、
型落ちの価格のこなれたものを購入するのが得策
と言えよう。
毎年毎年マイナーチェンジを繰り返しているので、
大きな機能差はないのが普通である。
というこで、拙宅の前機種は
単純IH方式
であったため、今回はそれ以上の
IHの圧力方式かスチーム方式か
から選ぶことになった。
スチーム方式は、タンクに水をためたり
上蓋の構造が複雑で
毎日のメンテナンスがメンドくさそうであったため、
IH圧力方式から選んだ。
さんざん迷ったが、狙っていた機種の
型落ち品がそこそこの値段
であったため、
現品もあったということから
決めた次第。
いやー、疲れたわ。
(;´Д`)
↑
記事を書くのもww
実際に炊いてみての感想であるが、
やはり以前と比べると
ごはんの甘味が引き出されている
というか、
より深くα化が進んでいる
といった感じがする。
冷や飯を温め直した際に、
より一層その感覚は強い。
まぁ、値段と満足度の兼ね合いですな。
そんなたかが炊飯器選びごときに費やす
膨大な労力と
それを
ネタにして好き放題書き散らす
オッサンの趣味
はさておき。
以前はそこそこ訪れていたが、
店舗の移転
(実際には2号店を開店
↓
2号店の注力のため1号店を閉鎖
↓
1号店は別業態として再出発)
のためにめったに行きにくくなってしまったお店。
RIRAKU。

電飾看板には
RIRAKU
の文字も
ラーメン
の文字もない。
地下への入口に、
小さな黒板に
らーめん
つけめん
RIRAKU
と記載されているのみ。
以前は、この黒板もなかった。
青いドンブリのマークが目印である。
場所は、天文館うなぎの末よし斜め前。

行列のできるパスタ屋
DaLoro
や
喫茶
可否館
があるビルの同じ地下である。
ここへ行こうとするならば、
特に天文館に用がない限り
わざわざ駐車場にクルマを停めて
自腹で駐車場代を払ってくる必要がある。
まぁ、十分にそれだけの価値はあるのであるが、
他にも昼食の選択肢がたくさんある場合
なかなか選択の上位に上がってこないのが残念なところ。
どうしても近場だったり
駐車場の心配がない店だったり
といった安易な選択に流れがちである。
ということで今回も、
たまたま思い出した
というノリでやってきた。
階段を降りてすぐ左手。
中に入るとすぐに券売機がある。

しばらく来ないうちにラインアップも変わったのだな、
と見てみると、
らーめんタイプの列に
スパイシー 750円
と書かれたボタンが。
ほうほう。どのようなものであろうか。
ここは自家農園で栽培した野菜がウリであるので
野菜 780円
ももちろん魅力であるが、今回はこちらで。
大盛りが100円とあったので券を購入すると、
スパイシーは大盛りができないので、
その下のボタンの
スパイシー〆のごはんセット 880円
があるのだという。
(´・ω・`)
・・・・残念。
ということで100円を払い戻してもらった。
これまでも数回は訪れている店内。
リラクラーメン - Spherical Image - RICOH THETA
打ちっ放しに無骨に光る厨房機器。
カウンターではなく、
アイランドキッチン
のように客席を向いて
調理を行う調理台。
客席のテーブルやイスも
素っ気ないほどに簡素。
以前はもっとテーブルとイスが高かったように思うが、
酔客の転落を案じてか
低めのものになっている。
壁のディスプレイには、
自家製農園などの風景が映し出されている。
入口券売機横で、
プラスチックのカップに入った
その日のお通し的野菜
として
本日は小松菜のおひたしを取るよう勧められる。
1号店では、小皿に盛って提供されていたが
ここでは合理化なのか
それともあえてこの素っ気ないスタイルを
ウリとしているのであろうか。

卓上には、各種スパイスが。

一見の客によく聞かれるのか、
『蕎麦ではないんです。
当店の麺は
全粒粉を使用しています。』
とわざわざ書かれていた。
それほどまでに
ここの麺はラーメンとは思えない
一線を画したものになっている。
小松菜をいただいているうちに、やってきました。


スパイシーらーめん。
まずはふわっと薫るスパイス。
一瞬、カレーか?
と思わせる薫りであるが、少々違う。
もっとストレートな薫りである。
カレーならカレーらーめんと記載されるであろうから。
ということでスープを一口。
やはりカレーではない。
この薫り、スパイスはクミン?
あまりスパイスには詳しくないのだが、
カレーの構成要素の薫り
であることはニオイからわかるが、
あそこまで複合的な薫りではない。
白髪ねぎの上にかかっている赤い微粉末は
レッドペッパーであろうか。
全体に、辛味はそこまでない。
あくまで風味付けといったところ。
麺は、以前と比べるとずいぶんと白くなり
あまり蕎麦然とはしていない。
胚芽のカケラも少なくなっているようだ。
スープのベースはとんこつであろうか。
そこに魚介風味を載せてはいるが、
あくまでほんのりと。
上に載ったフレッシュトマトのザク切り、
タマネギのアラ切りが
適度な歯ごたえとさわやかさを醸す。
チャーシューも味付けは控えめであるが、
しっかりと煮込まれたもの。
逆に、味玉はやや強めの味付けとなっていた。
1号店のオープン当初から見つめてきたが、
現在のこの店のスタイルが、
当初目指してきたものと少しズレてしまっていて、
世の中から正当に評価されていないのではないか
という気が
しきりとしている。
1号店は上之園町の
まったくの住宅街の真ん中に、
ぽつんとオープンした。
当初はあえて宣伝などせず、
クチコミのみによってウワサが伝搬し、
客が客を呼び込む状態に。
その後マスコミにも取り上げられるようになり、
瞬く間に人気店になっていった。
客が多くなるとあまり行きたくなくなる
天邪鬼な小生としては
だんだんと足が遠のいたのであるが、
やがて一過性のブームは去る。
常連さんや
この店のコンセプトに共感する
「知ってる」人々が集うようになり、
それらの人々で賑わっていたように思う。
その頃であろうか、2号店を出店したのは。
1号店と同じく、
あえてわかりにくい場所に店名も出さずに
ひっそりと営業するというスタイルを取ったが、
天文館ではそれが裏目に出たように思う。
鹿児島とは、
もともと地方都市がゆえに人口は少なく、
かつある程度の
感度の高い
人口は限られている。
この店のスタイルとして、
やはりこういう一定レベルの
感度の高い
層を狙っているのだと思うが、
わざわざ訪れる上之園の店では
そこを訪れるという目的を持って集っていたが、
いざ天文館に出てきてしまうと
他にもランチの選択肢が多いため
まわりに埋没してしまったのではないか
と思われる。
看板を出さないスタイルも、
あえて狙ってくる客以外にはアピールせず、
結果素通りされてしまっていると思う。
このRIRAKUのラーメンは、
鹿児島では他では味わえない
無二の味なのであるが、
それをアピールするに至っていないのだ。
特に、同じフロアに行列店の
DaLoro
があったりするので、女性客としては
ミエもあって
そちらに並んでしまいそうである。
もったいないことである。
せっかくの天文館への出店ではあったが、
今一度コンセプトを練り直し、
原点に立ち戻ってみてはどうだろうか。
と老婆心ながら考えるところであった。
つけめんも長らく食していないので、
また訪れねばなるまい。
(* ̄ー ̄)














