前回の
手打ち蕎麦 そばる
の記事で訪れた『そばる』。
その日は水曜日であった。
この場所のすぐ近くに
水曜限定
の麺があるという情報は以前から掴んでいたが、
『そばる』
の中でふと思い出した。
これは行ってみねばなるまい。
たとえ連食になったとしても!(。-`ω-)
というわけでやって来ました名山堀。
そばるから電車通りを渡って至近。
こうしてみると
どーってことのない街角の風景であるが、
路地裏には古くからの店が残り
郷愁を感じさせる昭和の街並み。
ちなみに名山堀は俗称で、
かつてお堀があったことに由来するらしい。
近づくとすでに
♪ハイサイおじさん~♪
♪ハイサイおじさん~♪
と、お馴染みの民謡が。
ここは、
ホンダ食品
という製麺所が水曜のみ露天で
沖縄そばを供する
一種の
イベント
である。
このホンダ食品という会社、
かつては
本田広商店
という名前であったが、世代が変わったのか
社名変更しているようである。
ちなみにここの麺を使っているのは
鴨池の
みゆきラーメン
など、イニシエ系のラーメン個人商店が多い。
そんな豆知識はさておき。
今回はマクラと本文の
一気通貫特別編
にてお送りしております。
決して
マ ク ラ ネ タ が 思 い 浮 か ば な か っ た
からではないと断言しておこう。
というわけで12時半過ぎの到着だったか。
近所に勤めるOLさんとか
交通整理のガードマンさんとか
そんな方がチラホラと並んでいたので
そば屋帰りのITガテン系サラリーマンさん
もその後に並ぶ。
さて、メニュー。
・・・・というほどのものではないな。
Σ(´ι _`;)
ココで食すのは250円の沖縄そばのみ。
なぜ水曜のみなのかとか
なぜ露店販売なのかとか
そんな細かいことは別に調べていただきたい。
(投げやり)
注文すると
おじちゃんやおばちゃんが
ワラワラと作業をして
しばし後に運ばれてきたのがこちら。
ちょうど小生一人になっていたので
よかったら中で食べていきませんか
今日一日今だけ限定ですが
と、中の事務所兼倉庫のようなところに通していただく。
見ると、2歳位のちっちゃなカワイイ女の子を連れた
オトーサンが、
女の子と一緒に沖縄そばとともに
お弁当を食べている最中であった。
その横で、席が空いていたので
同席させていただいた次第。
コーレーグースも置かれていたので
とりあえず数滴。
ダシをすすってみると、
やや薄目にして
すっきりとした味わい。
食後のデザートに最適である。
(オマエガナー(・∀・))
沖縄そば独特の、
うどんとは別で
また中華麺とも違うという
なんともフシギな食感と
とんこつと鰹だしを使っていながら
なぜかこれまた
ラーメンとはまったく趣を異にする
風味を堪能する。
魚の風味の強い
沖縄かまぼこ
も趣深い。
コーレーグースはこれまで
ついついかけ過ぎて
ダシの香りを吹っ飛ばして後悔した
ことが多々あったため
控えめに入れていたが、
いっこうに辛味成分を感じなかったので
さらに数滴くわえてみたが
あまり変化ナシ。
泡盛を何度も入れ替えて
すっかりマイルドになってしまっていたのであろうか。
まぁよい。
鹿児島で沖縄そばを食すことができる
というのも
あまり経験がないことである。
同じく鹿児島市役所の近場に
『はいさい』
という沖縄料理店があるらしいが、
残念ながら小生は未訪である。
(場所は裁判所前)
価格的にも、
露天で水曜限定というシチュエーション的にも、
ちょっとしたお祭り気分が味わえる、
そんな一杯であった。
晴れた日にはオススメである。