このたびの
平成28年(2016年)熊本地震
により被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。
その時小生は
会社でいつものごとく残業中
(社内ではみな残業という意識はなく
フツーの勤務時間的風景)
であった。
と、突然、まわりのメンバー含め
皆の持つスマホが一斉にピーピーと
けたたましく警報を発しはじめた。
当初自分のスマホも鳴っているとは思わず
スルーしていたところであるが、
隣の同僚がスマホの画面を見て
「熊本で震度7の地震らしいですよ!」
と告げる。
これは揺れが来るな!
と身構えていると、会社の入るビルも
ワシワシと揺れ出した。
揺れは結構長く続き、
遠く離れた鹿児島市ながらこのように揺れるとなると
現地ではかなりの被害が出ているのではと
慮られた。
社内には多数のマシンラックが林立している
サーバルームもあるが、
それらが被害を受けるほどの揺れではなかったのであるが
何度も余震と思われる揺れもあり
様子見のためにしばらくは社内にとどまっていた。
(何かあってから呼び出されたくはない・・・・(; ̄ェ ̄))
社内にはテレビなど近くにはなかったが、
WebでNHKがテレビの映像を同時配信
しはじめたので
そちらを見ていた。
テレビがないなどの状況では
これはけっこう有用な情報入手手段であった。
熊本市内の中継映像を見る限り
一部の壁の崩落や道路のひび割れなどの他は
あまり大したことのないように見受けられたが、
一夜明けた熊本は
熊本城の城壁崩壊や多数の瓦の崩落
九州新幹線の脱線
九州自動車道の陥没など
かなりの被害が出ていた。
もちろん震源近くの益城町では
家屋の倒壊多数、
火災の発生など甚大な被害が出ていた。
九州の中央に位置する熊本の交通インフラが
甚大な被害を受けたことにより、
鹿児島でも物流や人の輸送で大きな影響を受けており
ヒトゴトではない。
まずは被災された方々の生活の
復旧と復興が最優先であるが、
しばらくは影響が長引きそうである。
そんなガラになく神妙なマクラはさておき。
鹿児島市内中心部に位置する
二つの中華料理レストラン
チャイナバル ワン
と
チャイニーズレストラン 禧臨
が一つになって再出発するという話を
以前から聞いていた。
それに合わせ、改装のため東千石町の
チャイニーズレストラン 禧臨
が閉店し、松原町の
チャイナバル ワン
で営業していたのであるが、
このたび新装開店したというので
少し時間をおいて訪問してきた。
オープン直後は
バタバタしていることが予想されたからな。
そのオープンは4月11日(月)だったようであるが、
訪問は15日(金)。
落ち着いているかと思いきや
全くそんなことはなく、
思っていた以上にごった返す店内であった。
(;´Д`)
もう少したってから行けばヨカッタ。
というわけで、そのオープン直後の混乱期であるという
点を踏まえた上で読み進めていただきたい。
中国酒家 旺
(チャイナ ワン)
場所は、かつてのチャイニーズレストラン 禧臨の跡。
天文館くろいわラーメン本店の真ん前、
といえばわかりやすいかもしれない。
店の雰囲気はチャイナバル ワンに近い。
手書きの筆文字が多数躍る装飾。
名前からしても、存続したのは
チャイナバル ワン
のほうであったことがうかがえる。
要は、経営不振に陥った
チャイニーズレストラン 禧臨が
チャイナバル ワンに吸収された
といったところではなかろうか。
(憶測)
店内のレイアウト、というか
入口のスタイルからして改められている。
入口に持ち帰りコーナーが。
ここから、ドアのない店内へ。
入って左手にあったカウンターがなくなり、
一人客でも奥の座敷へと導かれる。
だだっ広い空間に長机、
そこにぽつりぽつりと点在する客。
効率のいい配置ではないな。
中国酒家旺 - Spherical Image - RICOH THETA
ランチ営業よりも
夜の宴席に重点を置いた店内配置
と言えよう。
ただし、大人数の客で席が埋まるならよいが、
少人数のグループ多数では
やはり困るのではなかろうか。
さて、メニュー。
このメニューの内容を見ても、
チャイナバル ワンが
存続店舗であったことがうかがえる。
小生がわざわざ天文館のただ中に
駐車場代を払ってまでも足繁く通った
チャイニーズレストラン 禧臨
そのお目当ての
しびれる辛さのマーラー麺
がないのである。(つд`)
チャイナバル ワンの時と同様、
刀削麺メニューは限定的で
北京ジャージャー刀削麺
のみの提供である模様。
(|||´Д`)
価格的にもビミョーであったため、
とりあえず回避的に
担担麺
をチョイス。
ただし、オーダーするも
店内が取っ散らかっているため
なかなかに大変。
テーブルに置かれた呼び鈴
(というかチャイムの押しボタン)
を押すがなかなか店員が来ない。
しばらく待っても来なかったので再度押したが
ちょうど他の客に配膳に来た店員がいたので
そちらにお願いする。
その直後、呼び鈴できた店員とバッティング。
・・・・(*´・ω・)
待つことしばし・・・・
と思ったら、意外と早くの提供。
きっと担担麺を頼む客が多く、
一斉に調理したのであろう。
ということで
まわりで待つ先客よりも早く来てしまったので、
配膳ミスではないかといぶかしんだが
小生が気を揉んでも仕方がないので
そのままいただくことに。
「こちら、唐揚げは頼んでないですよねぇ・・・・」
と皿を持ってトホーに暮れる店員
に尋ねられるのも不安感を煽る。
知ーらないっと。
さて、運ばれてきたのは
以前禧臨で使用されていたとおぼしき
小振りながら深めのドンブリ。
以前はここに
あふれんばかりに野菜の盛られたマーラー麺
が入っていたので
心理的にも物理的にもオナカイッパイ
になったのであるが、なんだか寂しいなぁ。
まぁ、いいや。
いただきまーす。
見た目の赤さ
所々スープに浮かぶ破砕唐辛子
という外観とは裏腹に、
あんまり辛くないよ。
(´・ω・`)?
確かに花椒はホドホドに効いていてピリッとはするが、
辛いかと言われると
全く辛くありません
↑
辛さに関してはあまりアテにならない人物の主観
麺も、これがまだ刀削麺ならよかったのだが
フツーのやや細めの中華麺。
底にけっこう肉そぼろがたまっていたが、
それもさらっとさらえてしまい
あっという間に完食。
う~~~~~~~~~~~~~~~~~ん
ビミョ~~~~~~
メニューにはドリンク付きと書かれていたが、
おそらくきっとタブン
待っていてもドリンクなんざぁ出てきそうもない
店内のいや、
店員のテンパり具合
だったので
とっとと見切りを付けて引き上げることに。
さらに会計時にも不信感を煽る演出。
メニューには780円と書かれていたのに、
お会計は840円。
外税か!!!
どこにも書いてなかったぞ。
少なくとも小生は目にしなかった。
うーん・・・・・
確かにオープンから日が浅いとは言え、
これはちょっとなぁ。
しばらく経ってから再訪して
ふたたび検証はしてみたいが、
おそらく
しびれる辛さのマーラー麺
が復活したとの情報が入らなければ
再び訪れることはなかろう。
では、マーラー麺の復活を祈念して。
再見。