このたび

クラウドファンディング

なるものに手を染めてみました。



クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、
不特定多数の人が通常インターネット経由で
他の人々や組織に
財源の提供や協力などを行うことを指す、

群衆(crowd)と資金調達(funding)

を組み合わせた造語である。

ソーシャルファンディングとも呼ばれる。

[Wikipedia 2016/07/18 採取]



要は、新しいサービスや製品を提供するに当たって、
画期的なアイディアや手法を思いついていながらも
それを具現化するための資金に乏しい、
または支援を必要とする個人やグループ
[実行者]
そのサービスや製品についてインターネットで
支援者を募集する。

その支援者は対象となるサービスや製品を
世に出るよりも早く安く入手することができる
そのために初期資金提供として
入札のようにリクエストをかけるのである

そして、その資金提供者の申し出が
予定金額をオーバーすれば

ファンディング成立

というわけで、晴れてその

製品やサービスの制作に入れる

というわけである。


小生が今回参加したのは

サイバーエージェントグループの運営する

Makuake

というサービスで募集されていた


 SITPACK 

WS000062


という

軽量小型の折りたたみ式椅子

である。


椅子とはいっても、
T字型の伸縮式ポリカーボネイト製のスティック
これに体重の一部を預けることで
楽にすることができるというモノ。

よくある

ラーメン屋の行列

などで長時間立つことを余儀なくされる場合などに
使用するとよいのである。

小生は並ばんけど。
(*´・ω・)




では、なぜこれに惹かれたかというと

マシン室にラックマウントされたサーバを
セッティングするときなどに
長時間ラックの前に椅子もなく立って
作業を強いられることが多く
腰が痛くなることが間々あったため


なのだ。


かなりニッチなニーズではあると思うが、
持ってて損はないのではないか
定価6800円のところ
5000円で入手できるのであれば
少しはオトクなのではないか?

WS000063

と思った次第。


使用イメージ映像はこちら。





これ以前にもクラウドファンディングの話題は
所々で耳にしており、
興味を持っていて一度参加してみたいとも思っていた。


ここで勘違いしてもらって困るのは
この出資するという行為は

あくまで

[実行者]

の製品やサービスに共感し、
世にないものを作り出そうとする意志に賛同して

投資している

ということ。

つまり、ことと次第によっては
[実行者]の奮闘努力むなしく

そのサービスや製品が日の目を見ない可能性もある

ということである。

また、サービスや製品の提供スケジュール
あくまで予定であって

保証されたものではない

のである。


実際、今回のこの『SITPACK』プロジェクトにおいても
当初の予定では5月中に発送となっていたが、
実際にモノが届けられたのは7月半ば。

途中、[実行者]たち
(デンマークのコペンハーゲンにあるデザイン事務所)
から仕様変更や改良に伴う
日程変更などのレポートが送られてきて、

「あーそーかそーか、いい製品になるよう頑張りたまえ」

とあたかも

足長おじさん

のようなキモチで長い目で見守っていた。


しかし、世にはこの

クラウドファンディング

がなんたるかを心得ないまま参加した御仁もいるようで、

「5月中に送られてこなかった。裏切られた!」

とか、

「こんなことなら注文しませんでした!金返せ!」

などといった短気で拙速な

気短オジサン

たちもいるようで、そのような感想を寄せて
自らの無知蒙昧
をさらけ出している。


世にない製品やサービスを提供するために
その資金提供を行い
その見返りに
世にないサービスや製品の
ファーストユーザになるという恩恵を受ける


そんなキモチで

投資

しなければこの仕組みは成り立たないのである。



ということで、7月に入って
コペンハーゲンから製品の第一陣が届き
順次発送準備に入っているという連絡が来ていた。

気長な小生はすっかり忘れていたが、
この連休中にようやくブツが届いた。


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350mlのビール缶と並べて見てもわかるように、
サイズ的には500mlのビール缶ほどではないかと思われる。

重さは、500mlビール缶ほどではないが
プラスチックと思って持ってみると
意外なほどずっしりと重い。

まぁ、考えてみればこの筒の中に
バームクーヘンのように同心円状に
みっしりと
ポリカーボネイトのチューブが収まっているのだ。


展開の第一歩はこのように。

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あとは下部のゴム足部分を引っぱり
各段を伸張させて右にひねって固定

それだけである。

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色をグレーにしたのは失敗だったかも。
なんか、
水道菅を寄せ集めて作った
手作りの作品

のように見え
今ひとつありがたみに欠ける。
(;´Д`)


真ん中のチューブ部分はまぁ、
多段式の伸張式チューブということで
なんとなく力学的にも大丈夫そうに見えるのだが、
果たして実際オシリを乗せて体重をかける
T字のウデ部分は荷重に耐えられるのであろうか。

そう思ってその部分の断面を。

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ああ、なるほど。

単なる円柱の半断面では
グニャグニャに曲がってしまって使い物にならないのであろうが、
半断面の末端が閉構造
になっていて
半円柱全体で加重を拡散させるようになっている。

それゆえ、末端に行くにしたがってテーパー状に薄くなっており
根元部分には十分な厚みを持たせてある。

おそらく、綿密な物理シミュレーションを繰り返し
この形状を決定したのであろう。

ヒンジ部分などに細かいリブが入っていたりと、
耐荷重に対する入念な対策
が見て取れる。

これを、
ポリカーボネイトのみで
(一部金具は使っているであろうが)
実現したあたり、
タダモノではない。


実際に腰をかけてみても、
変なたわみや変形はなく、
至ってフツーに加重を受け流している様子。

これをハシゴ代わりに使ったりとか
想定外の使用をしない限り
おそらくそうそう簡単には壊れないのではないかと思う。

心配なのは、ジョイントの摺動部分で、
ここが砂などが噛んだときに摩滅する、
長期使用により摩耗する
ことであろうが、
こればかりはロングラン使用を試してみなければわかるまい。


ヨメ氏には

「ソレなに?( ゜Д゜)
また変なもん買って!!」


と例によって呆れられたが、
きっとネズミーランドの行列などで
威力を発揮するに違いない。


次いつ家族でネズミーランドに行くか
全く予定はないがな。
(。-`ω-)




そんなムダ金遣いのオッサンの言い訳はさておき。
(大事にハコに入れてしまってありますww)





三連休の中日。


翌週からの

ハードな夜の生活♡

に向けて三連休が奇跡的に休みだった小生ではあるが
これまでの慢性的な寝不足解消のためか
気を抜くとウツラウツラしている状態。

ボケ老人か!


そんなわけで、その日はたまたまヨメ氏も休みではあったが、
ヨメ氏もすっかり疲弊して
化粧をする元気もない状態に。


夕餉をどこかに行こうかという話になったが、
ヨメ氏は前述の通り化粧する元気がないということで、
小生と長男氏と次男氏の
三人で出かけることと相成った。

となれば、普段なかなか行けない店に行かなければなるまい。


思いついたのは


みそや堂別庵




外観写真は失念・・・・(´-ω-`;)ゞ



この店には、並々ならぬ思い入れがある。

かつて当blogをはじめた当初(2004年)
に初めてこの店のオーナー

中堂園拓也氏

と知り合いになり、以後親しくお付き合いさせていただいている。


もともとこの店は騎射場にあり、
現在の

麺匠樹凛

その場所であったのだ。


その後紆余曲折があって現在に至るのであるが、
騎射場時代には月に数回訪れる常連だったものが
現在の地に移ってからは
すっかり足も遠のいてしまって
年に数回しか訪れなくなってしまった。

やはり、小生のカイシャから遠くなってしまったので
昼食時間内に帰着するにはビミョーな距離
となったことが
一番の原因である。


そんなわけで、前回の訪問からも
ヘタをすれば一年ぶりぐらい?

夜に訪れるなどは初めてのことかも知れない。


もう10年ぐらい前になろうか、
今回連れて行った長男氏次男氏
まだ4さい2さいぐらいの頃
長男氏の漕ぐハマ付き自転車に
次男氏を後ろに乗せ
小生が後ろから押しながら
騎射場の店のお昼のアイドル時間に訪問し、
昼寝中の大将を起こして
クリームソーダを飲ませてもらったという
そんなエピソードもあるのだが
長男氏次男氏はそんな昔の話を覚えちゃいない。
(ソリャソウダ二人とも物心つく前のハナシww)


入店すると、奥方様の
ママはおられたが、
大将の姿は見あたらず。

どうやら、結婚式に呼ばれて出かけていたとのこと。


ちょっと残念。

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さて、小生はいつもの定番でよいのだが、
コドモらは何にするのか。

オススメは味噌だと伝えると、
長男氏は実は味噌ラーメンはニガテながら、

「んじゃ、パパとおんなじ辛みそちゃーしゅー!」

次男氏は、辛味噌はちょっと辛いよ?というと

「んじゃ、みそちゃーしゅーを!」

とのこと。

いちおうギョウザも2個頼んでみる。

みそや堂別庵 - Spherical Image - RICOH THETA




こんなところでまでゲームをしなくても

と思うが、寸暇を惜しんでの兄弟プレイ。

この情熱を勉学に向けてくれればよいのだが・・・・(ノ∀`)


さて、来ましたよ。

極み辛みそチャーシュー


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では、いただいてみましょう。


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スープを一口。


・・・・ん~、こんな味だったかな?

かつてはそれこそ通い詰めたので
日々のスープの変化にも敏感であったが
ひさびさの辛みそは・・・・


ちょっと味が薄い?


麺は以前と同じくずっしりと重い麺であるが
少々湯切りが甘いのか、
スープのノリが悪く感じた。


食し進めていくうちに、
薄く感じるその原因に思い当たる。


太モヤシの量が全体的に多いのだ。


モヤシの量が多いのは小生的には大歓迎だが、
それがゆえにモヤシの水分にて
スープが薄まってしまっている
のである。


以前と比べ、モヤシが食しても食してもなかなか減らない。

もともとボリュームのある一杯なのだが、
それにしてもモヤシの量が多く感じた。

このモヤシの量に合わせるならば、
もう少し味噌の量を増やすべきでは?
と感じた次第。


もっとガツンと濃い味噌を期待していたのに、
少々肩すかしを食らった感じ。


ただ、小生も長らく訪問していなかったので、
現在の提供する味はこれがベースなのかも知れない。

あくまで

昔を懐かしむジジイ

の意見と思っていただきたい。



あ、ギョウザも美味しかったですが、
野獣のような長男氏次男氏にかかっては
写真を撮る前にすでに箸をつけられていた次第・・・・

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6個あったのかな?


小生は、欲張って取り込んだが
結局食べられなくなった次男氏が放出した
冷めた2個をいただいた。

冷めても十分美味しかったので、
熱いうちはもっとうまかったに違いない。


というわけで、
味噌ラーメンをニガテとしていた長男氏も

「美味しかった~」

どちらかというと食の細い次男氏も
途中小生が麺とモヤシを加勢したとはいえ
いちおう一杯食べきったということで

二人とも満足していた模様。


ごちそうさまでした。

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次は味噌濃いめでお願いしようと思った次第。
Σ(´∀`;)

次来れるのはいつ?