先日来、顧客先で

ドハマリ

してしまっていた件について。


あー、今回の記事は

完全に自分用の備忘録

なので興味のない方はスルーして
本文に行くか
よそに行っちゃってください。
(´-ω-`;)ゞ


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WindowsXP

ってあったよね?
(;・`д・´)


WindowsXP


実はユーザ企業の中にはこの

WindowsXP

を未だ使い続けなければならない
複雑な事情
を抱えているところもあるのが実情。

主には予算の問題だったり
アプリケーション側の問題だったり
時期の問題だったり
その他の事情だったり。


要するに
捨てるに捨てられない諸事情
があるのである。


WindowsXPといえば
2001年(!)にリリースされ
2014年4月に延長サポート含め
マイクロソフトから見放されたOSであるが
未だに実は一定の数が使用され続けているのである。

しかし、大体がその発売当時のパソコン
そのままで稼働しており、
ヘタをすると15年超のロングラン稼働状態
当該パソコンのハードウェアサポートなど
とうの昔に終息しており
万が一ハードウェア的な障害が起きれば
メーカーのサポートなどまったく受けられず
しかもいつ壊れてもおかしくない
非常にリスクの高い状態で稼働している
と言える。

そのような致し方のない事情の場合
なんらかの救済措置
を講じてあげるのが
地域密着型SIerのいいところ。

今回、P2V
いわゆる
ハードウェアの仮想化
によってとりあえずの延命措置を図ることに。

P2Vとは
Physical to Virtual
の略で
専用ハードウェア(いわゆるパソコンやサーバなど)
上で動いていたOSの環境を
丸ごと仮想マシンの上で動作させること
である。


??( ・∇・)??


そう。
一般人の方であればそれがフツーの反応であろう。


要するに
一台のパソコン上で一つのOSを稼働させるような
一般的な使い方の環境から
多めのリソース
(CPU、ハードディスク、メモリ等)
を装備したサーバやパソコン上に
別の環境のOSを稼働させるように
仮想のマシンを仕立て上げて
その上でOSを稼働させようという

仕組みなのである。

P2V


今回は、暫定的な措置として

WindowsXPの環境を
Windows 2008 R2 Server上の
Hyper-Vという仮想化環境上で動作させる


というのが命題。


ところが実際P2V化してみると
モロモロの問題が・・・・(ノ∀`)


【問題その1】

P2V化したVHDファイルが
Hyper-V上で起動できない


まず、P2V化するのはどのようにして行うのか。

それは、マイクロソフトが提供している

Disk2VHD

というソフトウェアを使用する。

このソフトウェアは以下のページに置かれている。

Disk2vhd


ところがここで一つ目の落とし穴が。

上記リンクページは日本語訳されたページで
Disk2VHDのV1.63について記述されているのであるが
実際にファイルをダウンロードしてみると
以下のページのリンク先にある最新バージョン
V2.01しかダウンロードできないのである。

Disk2vhd v2.01


実はここが重要で
V2.01についてはサポートするOSが

Client: Windows Vista and higher.
Server: Windows Server 2003 and higher.

となっている。
つまり、WindowsXPはサポート外なわけだ。

それが、先のV1.63のページには

クライアント: Windows XP SP2 以上
サーバー: Windows Server 2003 以上

と記載されている。


つまり、額面通りに受け取れば
現在入手できるDisk2VHDでは
WindowsXPをP2V化することはできない

のである。


ガーン∑( ̄[] ̄;)!!!!



だがしかし、社内に、
この古いバージョンのDisk2VHDのモジュール(V1.64)
たまたま保存しているメンバーがおり、
ナントカそのモジュールを入手することができた。

というのも、当初は
V2.01のモジュールを使用して
P2V化を試みていたものの
何度やってもうまく起動することが
できなかったのである。
(BOOTMGR is missing.と表示される) 

 
さらに悪いことに、
当のシステムがWindowsXP SP1であった。

これもDisk2VHDのページを信用するなら
適用範囲外である。

こちらについては、顧客が
WindowsXP SP3のモジュールを
まだ保持していたため
それを適用。

これもなければ
社内を探して回る羽目に陥るところであった。


ということでナントカ準備は整い
Disk2VHD V1.64を起動。

Disk2VHD_HC


実はここからも受難は続く。


【問題その2】

起動したOSが
Hyper-V仮想統合サービス
をインストールしようとすると
再起動要求を永遠に繰り返す



VHD化のオプションとして

"Prepare for use Virtual PC"

というチェックボックスがある。

このチェックボックスをONにすることで
ナニが変わるのかというと、
調べてみてわかったことであるが
HAL
「ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) PC」
(halacpi.dll) 
に置きかえられるらしい。

HALとは
Hardware Abstraction Layer
のことで、
コンピュータのOSより下で動作し
ハードウェアの違いを吸収するための
マザーボードのドライバ
のようなものである。

これを切り替えると、
動作するハードウェアに応じた
機能を利用することができるようになるのだが
旧式のWindowsXPは
「ACPI ユニプロセッサ PC」 (halaacpi.dll)
または
「ACPI マルチプロセッサ PC」(halmacpi.dll)
が前提であり
%windir%\system32\hal.dll
が別の HAL の場合は
仮想プロセッサ数に応じてどちらかに入れ替えられる。

ところが
"Prepare for use Virtual PC"
にチェックが入っていると
「ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) PC」
(halacpi.dll) 
に置き換えられてしまうので
次回Hyper-V上での起動時に
Hyper-V統合サービスをインストールしようとすると
再起動した際にふたたびhalacpi.dllで起動しようとして
延々と再起動がかかるループに陥ってしまうのである。

これを回避するには、
いったんHype-V統合サービスのインストールをキャンセルし
システムのプロパティで
起動するOSのオプションを通常のもの
(アタマに『Disk2VHD』と付いていないもの)
から起動するよう変更し、再起動した後
Hyper-V統合サービスをインストールするのである。

 
ようやく起動しましたよ~(´д`)




だがしかしまだまだトラップは仕掛けられていた。


【問題その3】

サポートの切れたWindowsXPのライセンス
いまさら有効化できるのか?
さらにOEM版のOSを仮想環境上で動かしても
ライセンス違反にはならないのか?


WindowsのOSは
P2V化したりといった大幅なハードウェアの変更があると
(P2VでVM上で稼働させてもOSから見ると
ハードウェアが変わったと認識される)

再度OSのアクティベーション
を要求してくるのである。


そもそも考えてみると
すでにOSとしての寿命が切れている
サポートの終了したOSをアクティベーションできるのか?
そして、今回のようなP2V化の場合
元々のOSはパソコンハードウェアの添付品
いわゆるOEM版のOSであり
この場合はそのOSはその
ハードウェアに紐付けられていて
切り離して運用することができるのであろうか?

とりあえずインターネットには接続していないので
アクティベーションを促す画面から
マイクロソフトにフリーダイヤルで電話をかけ
画面に表示された50桁ぐらいの数字を
ポチポチとケータイから入力する。

さんざん苦労させておきながらこの作業は失敗し、
そこでオペレータと話をするかと聞いてくるので
オペレータと会話することに。

ここで残念なのが
マイクロソフトのコールセンタの要員は
日本人ではなくほぼ中国人であること。

オペレータにもよるが
少々日本語に難のある方々
が対応するのである。
(´д`)

今回当たったのが
名前も聞き取れないような中国人の女性で
たどたどしい対応と
聞き取りにくい発音で
英数字の伝達間違いが何度もあり
結構な時間を費やした。

また、途中でハードウェアに貼付された
OSライセンスのシリアル番号
を求められるので
その準備もしておいた方が良かろう。

今回小生はこのシリアル番号を見ようとしたのであるが
暗くてしかも文字が小さく
老眼には厳しい環境であったため
途中でカメラを起動し
ライセンスシールを撮影して
それを拡大して見ながら伝えるというハメになった。


ちなみにこのアクティベーションを行わないと
30日経過した段階で
OSにログインできなくなる。

つまり、使用できない状態にロックされてしまうのである。

「あとでいいや。( ・∇・)」

と思っているとトンデモないことになるので
早めの対応をオススメする。


以上、紆余曲折を経て
ようやくWindowsXPは新しいハードウェア上で
稼働することとなった。

元々のハードウェアに比べ
現行のサーバ機のスペックの向上は著しいため
CPUは1コア
メモリは256MB
ハードディスクは30GB

などといったリソースの消費はわずかでありながら
かなり快適に動作するようになったのである。



いやー、長かった長かった。
Σ(´∀`;)

(トラブル対応もマクラもww)




そんな自分用の備忘録
やたらと詳細に描き込む
個人の日記blogのマクラネタはさておき。


※もし当件についてお問い合わせがあれば
PC版画面の右側メニュー内
メールリンクよりお問い合わせ下さい。

コメント欄にてご連絡ください




単独もしくは少人数でしか行けない店がある。

店の規模が小さいため
時間帯によっては一度には入れず
しかも別々に分かれて座らざるを得なくなるからである。


そんなお店の一つ、

元斗好軒。


店の場所や外観などは
過去ログをご参照のほどを。
(´-ω-`;)ゞ

げんとこうけん こんじきさんしょうらーめん(2016/01/20)

必殺丸投げww
外観撮り忘れって言うな



やぁ、ほぼ一年ぶりですねぇ。

なかなかコチラ方面に来ることもなく
機会がないからな。

元斗好軒 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


(ああっ!奥さんにガン見されてるww)


ここではノーマルのらーめん
もちろん文句なくウマいのだが
どうしてもコチラを頼んでしまう

金色山椒らーめん。

DSC_0909

ただしコチラ、大盛りがないので
チャーシューご飯(小)
をいっしょにお願いしてみることに。


ダイコンとキュウリの漬け物もまたウマし。


待つことしばし。


DSC_0910


じゃじゃーん!(=゚ω゚)ノ


カウンターに置かれた段階で
すでに山椒のよい香りが。
( ̄・・ ̄)





ごろりとした角切りチャーシュー
もやし
浅葱
炙った白ネギ

そして見にくいが白キクラゲ


チャーシューご飯
は炊き込みなのね。

DSC_0911


これまた縁にちょんと盛られた
柚子胡椒を少量乗せながらいただくと
風味もよくウマし。


金色山椒らーめん
以前よりもかなり山椒の風味
前面に押し立てているようだ。

スープも山椒のピリッとした味わいが深く
他にない孤高の風味
非常に小生好み。



まぁ、あっという間ですな。
Σ(´∀`;)

DSC_0912


ごちそうさまでした。


もっとコチラ方面訪問の頻度を上げねばなるまい。



隣接するコイン駐車場の補助券をもらえるが
コチラの駐車場
20分100円という価格設定のため
100円ないし200円は手出しになることが多いと思う。

近場にもっとリーズナブルな駐車場も多数あるため
あえてここに停める意味は薄いかも知れない。


次は半年以内に、ぜひとも。(*゚▽゚)ノ
(それでも半年かよw)