小生の幼少のみぎりには
拙宅ではクルマのウィンカーのことを

『アポロ』

と呼んでいた。



「左折時にアポロを上げる」

といった具合に。

 
 その後長じてからはこの単語を聞かなかったので
すっかり忘れていたが先日ふと思い出した次第。

 
 さらにウィンカーに関しての幼少の思い出では
田舎で乗ったバスのウィンカーは
なんと跳ね上げ式であった。

(たぶん谷山、五位野方面)


 これについては
一度見たきりではなかったかと思うが
強烈に印象に残っている。

しかし
それ以後見かけることはなかったので
小生の夢だったのかなぁなどと漠然と思っていたのであるが。
 
 
 ウィンカーの歴史を調べていたら
この二つのギモンが結びつき、
ナゾが氷解した。



方向指示器(ほうこうしじき)とは、
自動車、オートバイなどに付ける保安部品で、
右左折や進路変更の際に、
その方向を周囲に示すための装置である。

<中略>

日本では自動車の普及と灯火類の法整備が遅かったため、
一般向け乗用車などでの車体内蔵式の採用期間は非常に短く、
左右独立点滅式方向指示器の義務化以降は、
未装備の車両向けを中心に、

アポロ工業の外付け型矢羽式方向指示器

Automotive-lighting-Apollo-moving


が汎用品として市場をほぼ独占した。
そのため、アポロ製品が矢羽式方向指示器の代名詞となり、
さらに車体内蔵式を含む矢羽式方向指示器の全て

「アポロ」

と呼ばれるほど一般的な存在であった。

<後略>

[2017/03/06 Wikipedia採取]



そうそう、こんな

びよーん

と跳ね上がるヤツでした。
(*゚▽゚)ノ


コドモ心にも

『なんだこりゃ!?∑( ̄[] ̄;)!』

と思ったのを覚えている。



そっかぁ~
この跳ね上げ式ウィンカーを

『アポロ』

と呼んでいたんやなぁ~



そんな昭和な風景の懐古主義はさておき。





最近は平日の昼食は
現在のプロジェクトの要員で
東京大阪など各地から訪れている
何人かの皆さんとともに

ラーメン屋を訪れる
(それでもやっぱラーメンww)

ことが多く自由行動ができなかったのであるが
本日は当のプロジェクトが

瓦解寸前崩壊ギリギリ

な状況に陥ったため
体制立て直しのためしばし中断・・・・

というわけで単独行動


ここにも久しぶりに行っておかねば!


薩摩思無邪 鹿児島中央駅東口ベル通り店。

DSC_0994




実はこの店の正式な店名表記
よくわかっていない。
(´-ω-`;)ゞ


薩摩思無邪鹿児島中央駅ベル通り店
(通称 HAYATO)


との表記が公式ページにはあったので
これが正解であろうか。

オープン当初はあえて

『薩摩思無邪』

の名を冠さず

『薩摩隼人』

と銘打っていたのであるが
知名度アップと系列店としての位置づけから
名称変更をしているのである。


さて入店。

カウンター真ん中付近の席へ通される。

薩摩思無邪ベル通り店 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



ほぼ満席。


今回はコレを狙って来ました。

DSC_0987


 HAYATO SPECIAL 

薩摩思無邪の中でも
1番贅沢な手間のかかった一杯。


鹿児島三大黒の中の1つ、黒薩摩鶏のガラ、丸鶏を長時間煮込んだ鹿児島で
は珍しい鶏白湯スープに13時間ノンストップで炊いた当店自慢の豚骨スープと
のブレンドスープです。麺には渡辺製麺謹製のこの一杯のために作られた20番
低加水麺になっており、やわ麺、片麺とお選び頂けます。この組み合わせはど
この店でも味わえません。鹿児島ラーメン界に一石を投じる一杯、黒薩摩鶏&
黒豚骨とのブレンドスープ是非一度召し上がって下さい。

(原文ママ、たぶん・・・・)


以前からこのスペッシャルな一品
提供されていたことは察知していたが
なかなか機会に恵まれず
ようやくの実食。


なお、この店の通常メニューはコチラ。

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西口店(WEST)と同じく

豚骨スープ一本槍
『薩摩』『博多』

の二本立ての他に

黒さつま鶏の鶏ガラベース
『隼人』

そしてその豚骨と鶏ガラブレンド
『特味』

のそれぞれ個性の際だったスープを楽しめるのだ。


小生、普段はもっぱら
『特味』
推しであるがな。
Σ(´∀`;)


ということで今回の

 HAYATO SPECIAL 

はこの『特味』をベースに
さらに磨きをかけ具材をふんだんに盛り込んだ一品。


じゃじゃ~ん♪

DSC_0990



おおっ、なんか豪華ww


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では、いただきます。


スープを一口。




ををっ!!


濃厚!



こってりと脂分が多いのではない。

ギッシリと粒子の細かい
豚のエキスと鶏のエキスのハーモニー。


若干味付けは濃いめ。

スープが濃いからであろうか。


ここに、あとから別皿で提供された

一味唐辛子

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をたっぷりと投入。


だがしかし、この一味、
さして辛くはない。


もっぱら味の広がりを助ける役目の薬味である。




合わされる麺は20番とのことで
博多麺のような細面のモノ。


ご存じの向きも多かろうが
この

番手

という数字は

30mmを何分割したかの値

を示す。


つまり20番ということは
麺の一本の太さが1.5mm
であることを表しているのだ。


ただしこれはあくまでも
麺の生地を裁断するときの太さ
であり
当然茹であがりはもっと太くなる。

それを勘案しても
細めの麺ということである。


コレをすすり上げ
噛みしだく。


パッツリとした噛みごたえの麺。

それでいて表面にはスープを十分にまとわせ
麺をすすり込むと同時に
スープを口中に引き込む。


ウマし。



たっぷりと厚めの炙りチャーシュー
揚げゴボウのパリッとさも
茹で野菜のしんなり具合も
全てが調和している。



ウマいなぁ~(*´ω`*)



ずっとすすっていたいが
あっという間にスープまでなくなった。




ごちそうさまでした。






実は薩摩思無邪

3月6日(月)より3月26日(日)までの間

期間限定で

指宿駅近く麺屋二郎2号店にて

18時から24時まで
期間限定で

そら豆ラーメンであるところの

IBUSUKI BB ラーメン

を提供するとのこと。




これまた思無邪の変化球ではあるが
機会があればぜひ訪れてみたい。



ということで

いずれもお試しあれ。