1月7日には
七草粥
を食する風習がある。
春の七草とは
せり(芹)
なずな(薺)
ごぎょう(御形)
はこべら(繁縷)
ほとけのざ(仏の座)
すずな(菘)
すずしろ(蘿蔔)
これぞ春の七草
と唄われている。
この七種類の野菜を入れて煮込んだ
雑炊
を七草粥というのだが
鹿児島では
おずし
と呼ぶらしい。
小生も結婚してヨメ氏の実家で
そのような呼ばれ方をしているのを
初めて聞いたのであるが
どうやら鹿児島弁で雑炊のことを
ずし
と言うようである。
一般的に想起する
寿司
とは全く別のモノである。
雑炊が訛って簡略化され
(鹿児島弁はやたらとコトバを縮めたがる)
ズシ
と転じたようだ。
(アクセントは後ろww)
ということで今日は1月7日。
行きつけの
憩酒家たっちゃん
のランチでは七草粥が提供された。
ええ、そうですが。
今日は麺食しませんでしたが、ナニか?
┐(  ̄ー ̄)┌
そんな開き直りはさておき。
そんなわけで
1月6日(日)のオハナシ。
9連休という
オトナをダメにする長期休暇
から社会復帰するにあたって
どうにか自分を奮い立たせるために(?)
やって来ました、吉野。
今回はこちらへ。
そば屋 凡太
吉野の奥にある菖蒲谷
そこに位置する
しょうぶ学園
住宅街にありながら
緑に囲まれたゆったりとしたスペースの
障害のある方や高齢者などを対象とした
福祉施設に附設されたおそば屋さん
である。
以前から訪れたいと思っていて
ようやくの訪問。
店内へ。
そば屋凡太 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA
6人掛けのカウンター
4人掛け×2卓のテーブルと
奥に6人掛けのテーブルが1卓ある。
これらの調度品や食器なども
ほとんどがこちらの
施設の工房で作られた作品
であるようだ。
さて、メニュー。
表紙もおしゃれ。
一番人気の
凡太定食
をいただくことに。
そばは、二八そばと白樺そば
(いわゆる更級か?)
から選べるので
二八そば
の温かいおそばで。
お茶はそば茶。
香ばしい香りが。
さて、しばし後、凡太定食提供。
細身の麺筋がダシにたゆたう。
では、いただきます。
ダシをひとすすり。
カツオの香りの立った
キリリとした味わい。
鹿児島チックに甘くない。
信州蕎麦の風情である。
天かすもわざわざこのために作っているのではないか。
サクサクとした食感で
これまたウマい。
ワサビとおろし大根も投入して
爽やかさも演出。
二つ付いてくるお稲荷さんも大きめ。
こちらも甘くない味付けである。
寿司飯に混ぜ込まれた
シャクシャクとした歯ごたえは
レンコンか?
なかなかによい仕立て。
だし巻きたまごもふんわりと。
食後にデザートのプリン。
こちらも甘さ控えめで
全体的にレベル高し。
いやぁ、満足満足。
オナカイッパイになりました。
ごちそうさまでした。
店外に出て
学園内をぶらぶらと散策。
建物や標識など
一つ一つが
アート
している。
学園内には
ロバのロッシ
ひつじのじろう
ツリーハウスも。
なかなかに良い空間。
学園内には
パン屋さんもカフェ&パスタの店も
あるので
お好みに応じて。
お試しあれ。
うちは先祖代々しきたりが厳しく
あたしの七五三の時は県内の親戚を七軒回り
各家庭から七草粥を貰い
その日のうちに食べきる
着物は終わり頃にははだけ
泣きわめいても許されない
拷問でしたよ
40年以上前のことですが
いまだに覚えてます
ねこだにゃん
がしました