1月7日には

七草粥

を食する風習がある。


春の七草とは

せり(芹)
なずな(薺)
ごぎょう(御形)
はこべら(繁縷)
ほとけのざ(仏の座)
すずな(菘)
すずしろ(蘿蔔)


これぞ春の七草

と唄われている。

この七種類の野菜を入れて煮込んだ
雑炊
を七草粥というのだが
鹿児島では

おずし

と呼ぶらしい。


小生も結婚してヨメ氏の実家で
そのような呼ばれ方をしているのを
初めて聞いたのであるが
どうやら鹿児島弁で雑炊のことを

ずし

と言うようである。


一般的に想起する

寿司

とは全く別のモノである。


雑炊が訛って簡略化され
(鹿児島弁はやたらとコトバを縮めたがる)

ズシ

と転じたようだ。
(アクセントは後ろww)



ということで今日は1月7日。

行きつけの

憩酒家たっちゃん

のランチでは七草粥が提供された。


DSC_0241



ええ、そうですが。


今日は麺食しませんでしたが、ナニか?
┐(  ̄ー ̄)┌



そんな開き直りはさておき。




そんなわけで
1月6日(日)のオハナシ。


9連休という
オトナをダメにする長期休暇
から社会復帰するにあたって
どうにか自分を奮い立たせるために(?)
やって来ました、吉野。


今回はこちらへ。


DSC_0224


そば屋 凡太


DSC_0225


吉野の奥にある菖蒲谷

そこに位置する

しょうぶ学園


DSC_0233

DSC_0231

DSC_0232


住宅街にありながら
緑に囲まれたゆったりとしたスペースの
障害のある方や高齢者などを対象とした
福祉施設に附設されたおそば屋さん
である。


以前から訪れたいと思っていて
ようやくの訪問。


店内へ。


そば屋凡太 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



6人掛けのカウンター
4人掛け×2卓のテーブルと
奥に6人掛けのテーブルが1卓ある。


これらの調度品や食器なども
ほとんどがこちらの
施設の工房で作られた作品
であるようだ。


さて、メニュー。


DSC_0218

表紙もおしゃれ。


DSC_0214

DSC_0215

DSC_0216

DSC_0217


一番人気の

凡太定食

をいただくことに。


そばは、二八そば白樺そば
(いわゆる更級か?)
から選べるので

二八そば
の温かいおそばで。


DSC_0219


お茶はそば茶

香ばしい香りが。



さて、しばし後、凡太定食提供。


DSC_0220


細身の麺筋がダシにたゆたう。


では、いただきます。


ダシをひとすすり。


DSC_0221


カツオの香りの立った
キリリとした味わい。


鹿児島チックに甘くない。
信州蕎麦の風情である。


天かすもわざわざこのために作っているのではないか。
サクサクとした食感で
これまたウマい。

ワサビおろし大根も投入して
爽やかさも演出。


二つ付いてくるお稲荷さんも大きめ。

こちらも甘くない味付けである。
寿司飯に混ぜ込まれた
シャクシャクとした歯ごたえは
レンコンか?

なかなかによい仕立て。


だし巻きたまごもふんわりと。


食後にデザートのプリン

こちらも甘さ控えめで
全体的にレベル高し。


いやぁ、満足満足。

オナカイッパイになりました。


ごちそうさまでした。


DSC_0223



店外に出て
学園内をぶらぶらと散策。


DSC_0226


DSC_0230

DSC_0227


建物や標識など
一つ一つが

アート

している。


学園内には

DSC_0228

ロバのロッシ
ひつじのじろう

DSC_0229


ツリーハウスも。


なかなかに良い空間。


学園内には
パン屋さんカフェ&パスタの店
あるので
お好みに応じて。



お試しあれ。