旧友数名と

西郷どんロケ地回顧ツアー

を挙行してきた。



いや、これが目的だったわけではないのだが
なんとなく目的地方面にイロイロあったので
順次訪れてみた次第。


これまで、各史跡などがあることは知っていたが
機会がなければなかなか訪れることもない。

よい機会と、巡ってきた次第。



なお、今回は
日記としてのアルバム
も兼ねているため
写真枚数が多く
(80枚超?)

パケ死

に注意されたし。
(もう遅いwwww)




まずは鹿児島市内を9時過ぎに出発。

各メンバーを

鹿児島中央駅
アイムビル近く
南日本銀行前


でピックアップ。

みんな集合時間前に集まっていたため
順調に出発。


国道10号線を北上。


最初に訪れた先は。


白銀坂。


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こちらは古いタイプの石畳なのか
ごろた石を敷き詰めただけの
ずいぶんと荒れたイメージ。


さて、次。

龍門司坂。

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こちらは
西郷どんのオープニング映像(前期)
に使われていたり
本編初期でも度々映っていたので

「あぁ、ここここ!!」

と感じ入ることマチガイない。


西郷どんの鈴木亮平氏が
手を当て空を仰ぎ決意を新たにした杉
もあったしな。

その入口から龍門滝に歩いて行ける。


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こちらは、九州道加治木から溝辺方面に進んでいると
左手奥に見える滝。


雨の多い時期には
大瀑布となって轟々と流れているが
ここ一週間ほど雨がなかったので
控えめな流れに。


ちなみに

たつもんじざか
龍門司坂



りゅうもんだき
龍門滝


と同じ字でも読みが違うのはナゾ。



さて、次は
精矛神社。


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こちらも加治木から隼人に抜ける
日木山峠
に大々的なカンバンが出ているので
名称の珍しさもあって
昔から気になっていた神社。

ちなみに読みは

『くわしほこじんじゃ』

な。(。-`ω-)



さて、お次は少々レアな場所。


隼人町小牧の棚田。


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こちらは観光地でもなんでもなく、
風光明媚な田園風景の棚田。

西郷どん愛好者には

『ふきどんの実家付近のロケ地』

といえばわかってもらえようかww


本来はコンクリ敷きのあぜ道に
土をかぶせての撮影だったと聞く。


その痕跡をとどめるのは
畑の端にひっそりと掲げられた
ロケハンの遠景写真のみ。


ということで今回巡ってみたが
ジモティでありながら
どこも訪れたことがなかった。


なかなか機会がなければ訪問しないよなぁ。


しかし、どこも歴史を感じる
趣深い場所であった。


今さらながら、
ロケ地を巡ってみるのも一興かと。



そんなプチ観光紀行はさておき。





さて、ようやく今回の本来の目的地を目指す。


今回は、以前訪れた

軍国酒場

のインパクトが忘れられず、以来

レアな場所訪問マニア

になった某ジョシの発案で
(女子か女史かは不明ww)

こちらを訪問してみた。

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戦史館






隼人町小浜から隼人の街に抜ける国道10号線の
海岸沿い。


突如として現れるナゾの建築物。


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ヒトを寄せ付けないナゾのパワー

に満ちあふれた
この施設。



以前天文館にあった

軍国酒場

を経営していたご夫婦が
今でもこちらの店を経営しているのだ。


きっと、鹿児島の民であれば
一度や二度はこの施設の前を
通ったことがあるに違いない。

(決めつけw)


どう見ても近寄りがたい雰囲気を醸している。


ちなみに軍国酒場訪問記はコチラ。


秘境にして魔境 指宿青隆寺 照月庵(2015/03/23) と軍国酒場




もう3年も前になるのだな。
(´д`)


以前からコチラを訪問してみたいと
某ジョシとは話していたのだが

行きたいと思っていた場所は
行きたいときに行っておかないと
もう二度と行けなくなる


事案が最近多く
(天文館のみとま、鴨池のみゆきラーメン等)


『これは早急に行かねば!!』

と思い立った次第。



さて、事情を知っているとはいえ
なかなか足を踏み入れるには勇気のいる施設。


いざ!!
(゚Д゚)クワッ


入って早々左手に作業場。

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雑多な工具や資材等
が乱雑に置かれ
壁には軍国酒場時代と同じく
いろいろな標語が貼られている。


さらに奥に進み
右手の引き戸が入口のようだ。

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ごめんくださーい!!
(*゚▽゚)ノ


声をかけるも、大音量の軍歌にかき消され
なかなか応答がない。


さらに声をかけると
奥からおかあさんが出てきた。


おお、あのときの
大日本國防婦人會
おかあさん!!

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写真は2015年3月の頃、
軍国酒場にて。


あぁ、3年経ってちょっと老けちゃったかな?
(´д`)

月日の流れは残酷である。


迎え入れてくれた店内は
それこそ天文館の軍国酒場同様

カオスの様相。


おかあさんが大声で

「おとーさん、おとーさん、おとーさん!!!」

と声をかけるも
大音量の軍歌にかき消されなかなか耳に届かないが
ようやくおとうさん登場。


工事用ヘルメット
青く塗り
そこに黄色い星を取り付けた
一見兵隊さん用のヘルメットに見えるモノを被り
颯爽と登場。


カウンターへ。

隼人戦史館 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



あらゆる場所に雑多に物が置かれ
取り付けられ
配置し
異彩を放っている。


さて、メニューを選ぼうと
4人での訪問だったので

ラーメン・チャンポン・うどん・そば
唐揚げを頼もうとすると

ラーメン・チャンポンは今はやっていないという。


ダヨネー
(´・∀・`)


ということで、
うどん二つにそば二つ
みんなで唐揚げ一つを頼むことに。


おかあさんは、
時間がかかるからと言い残し
奥の方に唐揚げの調理へ。


おとうさん
がカウンターの前で調理をはじめる。


お茶も出されたが
茶器も不揃いww


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どちらからとはなしに
なんとなく始まる会話。


以前軍国酒場に訪問した際には
おとうさん
は体調を崩して店におられなかったのであるが
現在はカクシャクとしてお元気なご様子。


聞けば、御年89才
来年は

「いよいよ90ですよ!」
「そろそろ免許も返さんなら、ち、思いますがよ」



終戦の時、小学校6年生だったとのこと。


調理をしながら
いろんなことを語ってくれた。

時には調理を忘れ、熱弁を振るうw。


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以下、フライ返しを振るいながら
熱く語ってくれたおとうさんの抄録。


・今のうちに遊びなさい。
・トシ取ってからどんだけ遊べるもんね。
・マジメなヒトほど早く死んだ。
・70とかを迎えずに残念なこと。
・たくさんの友人を見送ってきた。
・80の坂を越えなさいよ。


・終戦の時、小6だった。
・桜島出身で、昔からやんちゃなコドモだった。
・みんな空襲の時防空壕の暗がりに逃げたが
それがイヤで木に登って見ていたら
グラマン戦闘機が機体を傾けて降下してきて
その時パイロットもクッキリ見えたし
そのカッコよかったこと。
・戦闘機のボディに
ハダカの女性の絵が描かれているのが見えた。
・玉音放送の時、よくわからなかったけど
この苦しい戦争が終わったと喜んでいたら
上級生からこっぴどく殴られた。
・終戦後、錦江湾にたくさんの米軍の軍艦が来て
桜島にも進駐軍がやってきた。
・ジープが上陸して砂浜を走ったり
階段を上ったりしたのは魂消った。
・日本軍の軍用車は
階段をみんなで押して上がったものだったのに。
・進駐軍が来たとき、米兵が手招きをしたので
仲間内でじゃんけんして負けたので
「もうこれは命を取られた」
と覚悟しておずおずと前に出たら
颯爽とした目の青い米兵が
腕のポケットからチューインガムを出して
差し出してきた。
・「これは毒を食わされるに違いない」
と拒否していたら
米兵が半分にちぎったチューインガムを自分で食べて
半分を差し出してくれた。
・そのチューインガムの美味しかったこと!!
・さらに反対側の腕のポケットからは
板チョコを出して食べさせてくれた。
・こんな夢のようなモノを食べて
軍服をパリッと着て
かっこいい戦闘機に乗っている米軍に
カライモを食べて刀で挑むような日本が
なんで戦争を仕掛けたのか
意味がわからない。
勝てるわけがない。
・とにかく昔は上級生からよく殴られた。
・高校は鹿児島実業の商業科を出て
米が食べられるようにと米問屋で9年働いた
・同級生の借金の保証人にどんどんなったら
借金が何千万にもなってしまい
それを返すために思案の挙げ句
水商売、軍国酒場を始めた。
・軍国酒場は、純粋に戦時中を懐かしむヒトのために
やっていたが、
どんどんいろんな資料が集まってきて
ついにはこの戦史館を建てた。


・・・・などなど、話は尽きない。


おかあさんが奥で唐揚げを揚げている
30分ほどの間
おとうさんの独壇場。

もちろん我々もうなずいたり質問したり。


なにせ、このように
ヒトが尋ねてきてくれることが至上の喜び
のようである。


ようやく唐揚げができたようで
おかあさんがそれを持ってやって来た。


どうやら、本日唯一の客と見て
大盤振る舞いに在庫を一掃
してきたご様子ww


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4人で分け合ってちょうど、
というか小生が半分ぐらい食べたがww


部分的にちょっと冷めていたところもあったが
二度揚げしたのかカリッとした仕上がりで
なかなかにウマし。



さて、カンジンのうどんそばのほうは
おとうさんの熱弁の間に
やや冷め気味なツユとともに
遅れて提供。

どーん。


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斬新な月見うどんスタイル。


目玉焼きオンザうどん。


では、いただきましょう。


ダシ(スメ)を一口。


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うどんが少々ダマになっているとか
話の間にダシがちょっと冷めてしまっているとか
そんなことを論じているのではない。


この店の雰囲気、
おとうさんおかあさん
話を聞きに来ているのだ。


お味の方はというと
いたって薄目の味付け
ちょっぴり甘めのダシ仕立て。


先述のように
いろんな話を聞いた。

それよりもナニよりも
ご夫婦が御年89才の同級生にして
いまだ二人とも元気で
お店を営んでいるということ

にまずは敬意を表したい。


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唐揚げもうどんも、美味しくいただきました。


ごちそうさまでした。


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さて、食後には
オプショナルツアー

(ガソリン代といってモロモロ
小生が厠に立っている間に
払っていただいたようでかたじけなし)


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いよいよ

『戦史館』

へ。



コチラノ入口ヲ入ル


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入ってすぐに
擬製爆弾不発弾の破片の展示が。


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随所に見られる『軍国酒場』の面影。


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そして、そこから坂を登って
店のウラ手へ。


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おとうさん
89才とは思えない足取りで
先に立つ。



向かった先にそびえる

戦史館。


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「この建物は元々なんだったのですか?」

と聞くと、
このために
おとうさんが建てた
施設なのであるという。


Σ(゜∀゜;ノ)ノ


・・・・お見それ致しました。


重々しい大きな木のドアを開けるとそこは。



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おとうさんが長年かけて集めた
戦時中のおびただしい資料の数々。


とにかく話をよく聞いてみると
おとうさん
右翼でもなんでもなく
とにかく戦時中に無念の死を遂げた方々や
苦労をした方々の歴史を
後世に語り継がん
その一途の情熱で
こういう活動を続けているようである。


戦史館の外に出ると
かつては果樹園であったであろう跡地に残る
農園用モノレール

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遠くに慰霊塔

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最後は、先ほど食事をした建物の二階に
以前の軍国酒場を引き払う際に
一切合切持ってきた品々の展示場へ。


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大画面液晶テレビに映る
アナログ表示のレーザーディスクカラオケの
『同期の桜』



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それを愛おしげに見つめながら
歌を口ずさむ
おとうさん
の姿が印象的であった。



外に出ると
今の平和なニッポンの姿と
遠景で見える桜島

がまぶしかった。


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ごちそうさまでした。


そして、ありがとうございました。



また、お話を聞きに来ます。



帰りしな、こえをかけたおかあさん

『また遊びに来てね~』

といわれた声が耳に残っている。



ぜひとも再来を果たさねば。