鹿児島では現在
市街地中心部
いくつかの市街地再開発
進行中である。


その中でも
天文館の中心部
旧タカプラ周辺の
千日町市街区の再開発
かなり大規模である。


ここに出した写真は
すでに一ヶ月ほど前のものなので
現在では取り壊しも始まり
様相も変わってしまっていることであろうが。


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特にこの

 『殺し屋参上』 

のキャッチフレーズの
永田シロアリ
のビルはそれなりに有名であった。

これが【登録商標】だとは知らんかったがww


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世代の移り変わりを感じるのぅ。
(*´・ω・)



そんなオッサンの感傷はさておき。





たまにはこちらへ。


らーめん家。

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屋号に『家』が入っているが
決して

【家系】

ではない。
(。-`ω-)




【家系】
とは、横浜の「吉村家」をルーツとする
濃厚醤油とんこつ太麺ストレート
屏風ノリ茹でホウレンソウ
といった流儀を特徴とする
系列のラーメンである。

現在鹿児島市内では
鹿大近くの

兼ひろ家
とか
恭や

とかで食することができる。


この『らーめん家』
それらに全くカンケーなく
たまたま屋号に【家】が入っているだけである。


見ての通り
店自体は結構古い。


ちなみに、店の向かって左手に
クルマが3台縦列駐車できる
駐車場がある。


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ただし、縦列駐車なので
FILO
(First In Last Out)
つまり最初に入れたクルマは
最後に出るしかないという状態であるため
食事中にクルマの移動で呼び出される
のであった。

今回もそうであったが。
(´д`)


さて、店内へ。

らーめん家 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



カウンターはコの字に厨房を囲み
調理の様子をつぶさに観察できる。

さて、本日はなんにしましょ?
(゜.゜)


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そうだな、
では

味噌らーめん
を。


こちらの店、
古くからある店ではあるが
驚くほどメニューの数は多い。


ベースのスープはおそらく
鶏ガラのもの一本なのではとは思うが
バリエーションが豊富
なのである。


ベーシックの

らーめんが590円スタート

というのも
なかなか昨今では珍しい安さ。


本日は先客がひと組と
いくぶん来客少なめであったが
多いときはわんさかと客がいて
さらに出前も入るという
盛況ぶりである。


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これまでにも何度も誌したが
こちらも店の漬け物は

野菜の切れっ端を
有効に活用したキムチ


なのである。

ダイコンやニンジンの皮
ハクサイの切れっ端
ダシを取ったあとのコンブ

などなど。

これがウマいのだ。


おばちゃん二人が
かたや具材の調理
かたや麺茹で
分担して
あっちゅうまに着丼!

どーん!!



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この店の特徴のもう一つ
深め
糸引き高台のないデカくて重い丼。

これに入って提供されるのである。


高台がないので
ドンブリは底まで熱く持ちにくく
さらに指をかけるところがないので
どうにも収まりが悪い。

そしてドンブリの擁壁が高くて垂直なので
レンゲでスープを飲むにも
すくいにくく箸でも掴みにくい。


まぁよい。


そういう仕様なのだ。
(´д`)


では、いただきます。


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ドンブリの擁壁の高さのため
箸やレンゲの角度が急角度ww


一口目の飲み口はアッサリと感じたが
よくよく味わってみると
結構濃密な味噌具合。

ちょっと甘めで
焼肉のタレのような風味に感じる。

胡麻も香る。


ふむふむ。


実は同価格で
味噌煮込みらーめん
の提供もあり
そちらは以前に何度か経験があるのだが
味噌らーめんは初めて。


具材やスープは共通かと思うが
麺に違いがあった。


味噌煮込みらーめんのほうは
煮込んでも熱ダレしたり伸びたりしにくい
特殊な細麺を使っており
少々ボソボソとした食感なのであるが
こちらの味噌らーめんは
伸びにくそうな固ゆで中細ちぢれ麺であるが
スープの持ち上げは良い。


野菜が多いだけで小生は満足。
(*´ω`*)



フィニッシュは
持ち上げにくく重たい
底まで熱いドンブリをささげ持ち
完食完飲。


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ごちそうさまでした。



壁一面に貼られた
各種スポーツの記事やサイン色紙などを見ると
それらのスポーツの中継時には

スポーツバー的同好の氏

が集まり

観戦しつつの談笑

というスタイルも取れるのではなかろうか。
(憶測)


いずれにせよ、
バリエーションの多い
鹿児島の地においても
他店の追随を許さない
独特の品揃え。



こういう店には頑張ってもらいたいものだ。



お試しあれ。