ついに今年も

この季節がやってきた。
(。-`ω-)



DSC_1466


ウメの季節。


あ、もちろん目的は

ウメ酒

ですが。
Σ(´∀`;)


ホント、この期間はあっという間
先週見かけたときに買いそびれたと思っていると
もう次の週には売っていない
などとにかくタイミングが肝要である。


実は最近の物産館めぐりも
梅の実を探してのモノ
であったが
朝早くにはいい品は売り切れてしまうのか
昼頃ウカウカと買いに来ても
しみったれた小粒のモノとか
ポツポツとシミの多いヤツとか
そんなのしか残っていない。

ふと思いついて
Aコープ
に寄ってみると

ありましたありました!


しかも、もう値引きされてww


品種によって若干時期はズレるだろうが
とにかくタイミングが肝心。


ようやくゲットしましたが。


さすがに梅干しを自分で漬けようとは思わない。
梅干しというモノ
何度も漬け直したり干したりと
とにかく手が掛かるのだ。


それに対し、ウメ酒というモノ

漬けたらほったらかし

というお手軽さが良い。



昨年漬けたことをSNSで記載したところ

「ブランデーで漬けてみれば?」

というご意見を頂いた。

店で見てみると、
確かに

果実酒用ブランデー

というモノも売っていることを知り
今年はそれを実践してみた。


DSC_1468


なるほどー。
( ・∇・)



DSC_1469


ブランデーだけあって
最初から色が付いているのだな。
(漬ける瓶もPET製で若干の色つき)


思いっきりピントが外れている
そこはご愛敬ということで・・・・Σ(´∀`;)


今年は漬けたことをSNSに投稿すると
さらなる

おばぁちゃんの知恵袋

的なアドバイスがww



■ウメの実を冷凍してから漬けると
浸出が早い

■ウメの実を炊飯器で
一晩保温してから漬けると
あっちゅうまに飲めるようになる




・・・・いや、そんなにすぐ飲まなくても。
(;´Д`)



どちらかというと
ウメ酒を飲むことよりも
漬けることの方に重きを置いている
工作好きのなんちゃって料理はさておき。
(料理は工作の一種ww)





物産館めぐりの間に

こちらへ。


DSC_1461


東京蕎麦 多久馬


DSC_1459




この店ができたのはいつ頃だろうか。


もう20年ぐらい経っているのではないかと
思われる。



鹿児島にまだいわゆる

ちょっと気取った蕎麦屋

などがなかった時期に
突如として鹿児島市郊外に現れた店。
(現在は市町村合併で鹿児島市w)


もちろん街中に
古くからの蕎麦屋はあったのであるが

東京蕎麦

を標榜した蕎麦屋はなかったように思う。



・・・・と思ったら、
あったわ。
Σ(´∀`;)


いにしえ!東京蕎麦『八雲』(2006/09/12)



(*´・ω・)


この『八雲』はかなり特殊な事例であると
言わざるを得ないが。
(;´Д`)

そもそも蕎麦食ってないしww



実は小生、
この店は初襲である。


もちろん、開店当時から
この店のことは知っていたが
なかなか訪れる場所ではなく
かつ時間的にもマッチしていなかった。


あと、こうして地方の街道を走っていると
どうしても

鹿児島の田舎そば

のほうに目を奪われてしまって
このような高級な蕎麦には
なかなか興味が向かなかったのである。


今回は、意を決しての訪問ww



駐車場は店の前にも
4台分ほどあるが
店の横を抜けた裏にもあり
合わせて10台分ほどは確保されている。

場所柄、
クルマなくしてはほぼたどり着けない
であろうから
この措置はありがたい。


さて、12時ちょっと過ぎと
もっともピークと思われる時間帯。


入店すると入口にベンチ状の待ち席があり
そこでしばし待つことに。


DSC_1449


「只今の待ち時間は
25分~30分です。
申し訳ありません」


そしてその下には

『※お急ぎの方は次回をご利用ください』

強気の貼り紙が。


どうやら、たとえ店内に空席があっても
さばける人数の客
しか席に通さず

それを待てないような短気な客はご遠慮ください

ということらしい。


よくあるよね~
血圧が高いのか
待たされるとすぐ怒る
トシヨリの客。


ホント、今の世の中
素行が悪いのはトシヨリ。

昔はエラかったのかなんか知らんが
世間は自分にひれ伏すモノと
勘違いも甚だしい。


そのような客は最初からお断り
というわけだな。


今日は休日。

特に急ぐわけでもない。

一人でナニを気にするでもない。

のんびり待つことに。


10分ほど待った後
ようやくカウンターへ。

東京蕎麦多久馬 - Spherical Image - RICOH THETA



さて、メニュー。


DSC_1450

DSC_1451


そもそもそばは、
温かいそばが好み
なのであるが
それは鹿児島の田舎そばでの話。

東京蕎麦の場合はやはり
冷たいそばに限る。
 (* ̄ー ̄)


正直な話
ダシ感に乏しく醤油辛い東京蕎麦に
温かいそばは似合わない。


ということで、
コストパフォーマンスから勘案して

かき揚げせいろそば

をチョイス。


ここからも気長に待つ。


待つ間には
お茶がある。


DSC_1452


小振りの急須ながら
たっぷりとお茶が入っており
一人では飲みきれないほど。
(飲んだけどww)


ここからさらに30分ほど待ったか。

どうあがいてもさばける量に限りが有るようで
順次提供されていくのを待つしかない。

小生のような一人客では
スマホでSNSをするぐらいしか
(小生ゲームはしないww)
時間を潰す方法がないが
他の客の多くは
ある程度の年齢層のご夫婦
逆に小さなコドモ連れの家族など
会話を楽しむ時間として
心得た客ばかりのようだ。

要するに
客としてもこの店で楽しむには
それなりの心構えが必要
だということである。


このあたりを心得ない客が多かったのであろう。

先ほどの入口の掲示があるわけだ。


待つだけのココロの余裕のないヤカラは去れ

ということなのである。




さて、来ました!!


DSC_1453


せいろそばの量も多めだが
なにより

かき揚げの物量が甚大ww


では、いただきます。


まずはそばをそのまま手繰って
水そばをひとくち。


ほうほう。


そばの甘味を感じつつふんわりと香りを楽しむ。


なかなかに薫り高いそば。


では、今度は
ちょんっとそばにワサビを乗せて
その部分を手繰って
つゆに一部くぐらせて。


DSC_1455



ずずずずずずぃっと!!



ンまンま。
(*´ω`*)


思ったほど醤油辛くなく
カツオのダシの風味もよく感じるつゆ。


醤油は甘くはないが
ウマ味優先の味である。


いいねぇ~。


さて、かき揚げ。


全体的にふんわりとではなく
ガッシリしっかりとした
重みのあるかき揚げになっている。


箸で分けようとすると
ホロホロと崩れるのではなく
しっかりと箸を突き刺して
バリバリと割る感じ。

DSC_1454


その分具材にも密度感が高く
断面にもエビがゴロゴロ

このエビが小振りではなく
通常サイズでしかもたくさん入っている。


いやいや、このかき揚げだけでも
十分にコスパが高い。


このかき揚げを適宜割って箸で掴み
つゆにくぐらせていただく。

サクサクとした食感は
つゆにくぐらせてもいささかも減じず

ウマし。


さすが、長年愛されているだけのことはある。


ゆっくりと嗜むように食し進め
かき揚げを小分けした際の
細かい破片は
天かすとしてつゆの中に入れ
最後までおいしく頂いた。


蕎麦が運ばれてきた際に
同時にたっぷりのそば湯も提供されたため
つゆに入れて一杯。

そば湯だけで二杯。


ぷはぁ、満足したわぁ~


ごちそうさまでした。



この店のあと鹿児島にも
東京などの蕎麦屋を標榜した
新興の蕎麦屋
が主に郊外にできてきたと思う。

そういう先駆けとなった店に
今さらではあるが訪問した次第。


お試しあれ。