みなさん意識しているだろうか?


日本で消費されるウナギ
すでに

#絶滅危惧種

に指定されているのであるが
その割には
あまりに身近に
あまりに安易に
販売されていないだろうか?


うなぎ専門店であれば
当然ソレナリにお高い価格付けで
その価格に納得ずくでいただくことであろうが
そのへんのスーパーに
無造作に蒲焼きが並んでいたり
激安飲食チェーン店などでも
ホイホイとうなぎを食することができる。


絶滅危惧種の指定ってナニ?










小生などビンボー人は
うなぎなど数年に一回食せば満足する。

別にうなぎが食べられなくなったからといって
何にも困らないタチであるが
うなぎを食さなければタヒんでしまうような
特異体質の方には
死活問題であろう。
(いるのか、そんなヤツ)


別にうなぎのタレ丼でよくね?
( ゚σω゚)


なんなら、サンマとかナマズとかの
蒲焼きでもいいんじゃね?
(゜д゜)ポカーン



うなぎ食ってる場合じゃないんじゃね????
 (╬⊙д⊙)





だがしかし、当然モノゴトには裏表があり
うなぎは絶滅になど瀕していない!
という意見もあるのでご参考までに。




コチラの主張は
うなぎが絶滅に瀕しているのではなく
日本のうなぎ文化が絶滅に瀕している

というものであるな。



ナニが真実
ナニがフェイクであるのかを
消費者自身が情報を集め
判断する時代である。

どちらが正しいのかは
各自の判断に委ねたい。




そんなうなぎにさほど興味のない
だがしかし絶滅されることには反対
一般市民の意見はさておき。




誰しもみな

昔から気になっているのに
どうしても
そのことを確かめてみたり
その場所を訪れたり

といったことができない場所・モノ
というものがあると思う。


小生にとってこの店がそうであった。


照国神社から
中央公園の横を通り過ぎ
天文館電停方面へ向かう
テンパーク通りの入口。


ここに、記憶にある範囲では
物心ついたような昔から
あるのではないかという

ラーメン屋

がある。


おそらく、鹿児島市民であれば誰でも
一度は目にしたことがあるのではなかろうか。


DSC_2358


オレンジ色のテント地に

 【かごしまの味 ラーメン専門店】 

と大書されたカンバンを。


だがしかし、ざっと見渡してみても
店名が何であるのか
をうかがい知ることはできず
しかもまわりには
うどん・そば
あったか~いお弁当
などといった雑音も多くあり

どこがラーメン専門店やねん
(゚Д゚)クワッ

とツッコミどころ満載なのであった。

よって、これまで興味はありつつも
訪問するには至っていなかったのであるが
とある照国町在住の方が

「夏になるとコチラで
そうめんをいただくのが風物詩」


といった書き込みをしており、
どうやら入店することが可能な店であることは
把握できたのであった。


しかも、ラーメンではないがww


これは一度訪問せねばなるまい!!


行動規範はネタか否か!!!!
m9( ゚Д゚) ドーン



ということでとある土曜日
中央公民館で会合があり
クルマを置いて天文館へ出かける
という
レアケースがあったため
イソイソとやって参りました。


入店するまでその店の名が不明
であるなど
これまでの長い

【麺喰道宗主生活】

の中でも初めての経験


いざ、入店!!


・・・・と思ったが、
そもそもどこが入口なのかも
判然としない。


テンパーク通り側にはいちおう


DSC_2360


 ラーメン 


ののれんは掛かってはいるが
それよりもナニよりも

 手作りお弁当 

のノボリの方が幅を利かせている。


さらには

萩寿司 本店

などとカンバンがあり

ラーメン屋なのか寿司屋なのか

すら判然としない状態。


ぐるりとまわりを回ってみて
ようやく入口が見つかったので
右手の
 【かごしまの味 ラーメン専門店】 
のカンバン下ののれんをくぐってみる。


ちわーっす!
(*゚▽゚)ノ


おおぅ・・・・


店内から熱風がww


入店して右手にカウンターがあり
その内側が調理場のようなのだが
その場所には
エアコンが効いておらず
おっちゃんがカウンターに座って
スポーツ新聞を見ながら
テレビを眺めていた。


おっちゃん
おもむろに振りかえると

「いらっしゃい。
こっちの席が涼しいよ」


と左手のドアの奥へと招き入れられた。


その部屋には真ん中にテーブルが置かれ
そこを囲むようにいくつかのスツールが。

萩ラーメン - Spherical Image - RICOH THETA



店内を見回しても
店名の手がかりとなるようなモノ
見あたらない。

「なんにしましょう?
ラーメンはしょうゆとみそと・・・・」

「あ、しょうゆでお願いします!」


麺喰道のオシエ

初襲の店では筆頭メニュー

を自ら実践。


調理場のカウンターの上に
メニューが。


DSC_2354


他方を顧みれば
冷しそうめん
があるようなので
なかなかにレアな店である。

そうめんを出す店というのは
意外と少ない。


さて、ラーメンのお味のほどは。

ほどなくして提供。


DSC_2355


あった~~~~~~!!!!

店名ww


萩らーめん


そうかぁ、萩らーめんだったのか・・・・


長年の疑問がようやく氷解。


店の看板の構成や店舗の様子から鑑みるに
元はこの店、

萩寿司 本店

だったのであろう。

それがやがて弁当や仕出しが主になり
さらには
隣のラーメン屋の空き店舗
を合併併合して
萩らーめん
になったのではなかろうか。

店内がいくつかに仕切られていて
それぞれが別店舗っぽいのだが
結局中は連結されているのだ。

そんな店の成り立ちの想像など
どーでもよい。


では、いただきましょう。

スープをひとくち。


DSC_2356


ふぅむ。

思ったより(失礼w)
ずっとしっかりしたとんこつスープ。

しかし、なんだろう・・・・

あまり他店では感じないような
ダシの要素が。


コンブかな?


ちょっと部分的に酸味を強く感じるところがあり
混ざっていない化調感
も感じるところではあるが
それでも十分にウマいと感じる。

麺は鹿児島のラーメン屋の定番
フクヤマ食品
のものと思われるが
麺の質が向上しており
茹で過ぎなダルダル感は感じなかった。

おそらくスープの元ダレに
このチャーシューの煮汁
入っているのであろう。

ショウガが効いた
よく煮込まれたチャーシューも美味。

いやぁ、店名がわからずに
ビビっていて損したなぁ。
Σ(´∀`;)


ごちそうさまでした。


DSC_2357


会計を済ませ店外へ出て
ふと振り返ったカンバンに。


DSC_2359


萩らーめん


店名、あったよ!!!




ウォーリーを探せ!かよ!!



というのどかなお昼でした。



おしまい。