前々回のマクラネタのお礼参り
ながよし動物病院へ。


キッチリとお礼を済ませ
買い出しに。


泉石蔵へ。





鹿児島市内としては
あまり数多くない農産物販売所。


外観を撮り忘れる
のもデフォルトww。


なにせ、野菜をシコタマ買い込んで
両手いっぱいに抱えていたからな。


ということで外観写真は
前回の記事を参照のこと。






前回記事でもそうであるが
こういう農産物販売所へ行くと

その季節の見たこともないレアな野菜

が手に入るのであった。


今回も土曜日のヒマにあかせて
晩メシの準備
をしようとやってきたのであるが。


さっそく入口に見慣れない野菜が。



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マ コ モ ダ ケ ?

(;゜〇゜)



いや、

ドコモダケ


docomodake


なら知っているのであるが。




マコモ(Zizania latifolia、真菰)は、イネ科マコモ属の多年草。別名ハナガツミ。

【特徴】

東アジアや東南アジアに分布しており、日本では全国に見られる。水辺に群生し、沼や河川、湖などに生育。成長すると大型になり、人の背くらいになる。花期は夏から秋で、雌花は黄緑色、雄花は紫色。葉脈は平行。


【マコモダケ】

黒穂菌(くろぼきん)の一種Ustilago esculentaに寄生されて肥大した新芽はマコモダケ(真菰筍、茭白。マコモタケとも)と呼ばれる食材で、古くは万葉集に登場する。中国、台湾、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジアなどのアジア各国でも食用や薬用とされる。台湾では「茭白」が標準的な呼び方であるが、中部の南投県埔里鎮周辺が特産地として名高く、色白の女性の足に見立てた「美人腿」の愛称で出荷されている。

たけのこを優しくしたような適度の食感と、ほのかな甘味、ヤングコーンのような香りがある。くせがなく、さっと茹でたり、グリル焼き、炒めものにも向いているほか、新鮮なものは生食してもおいしい。沖縄県では「まくむ」、鹿児島県奄美大島では「台湾だーな(竹)」と呼んで、炒め物のイリチー、奄美料理の「いっき」、油ぞうめんなどに使用する。中国では他にスープの具にもされ、台湾では麺類の具のひとつにも加えられることがある。細かく刻んで餃子、ハンバーグ、チャーハンなどに用いることもできる。

収穫は秋で、新芽の根元がじゅうぶんに肥大したらすぐに収穫する。収穫が遅れると、組織内に真っ黒な胞子が斑点状に混じるようになり、食感・食味も落ちて、商品価値は失われる。マコモズミはこの黒い胞子体を利用したもの。

[Wikipedia "マコモ"項 2019/10/05 採取]



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よくわからないが
煮物の具材に。


ということでモロモロ仕入れてきた
煮物その他の具材はコチラ。


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今回の煮物のトピックス


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マコモダケ



トイモガラ。



このトイモガラとは鹿児島弁で
全国的には


 ズイキ 


と呼ばれる。



あー、そこの諸氏、

肥後ズイキ

とか、絶対にググっちゃダメなんだからね!!

熊本土産

「ぱぱ~、肥後ズイキ買ってきて~」

とか、絶対に言っちゃダメなんだからね!!!!
( ・`д・´)



あぁ、

『随喜の涙』

とはこのことか・・・・




と、禁 忌 事 項はここまで。


鹿児島のトイモガラは
由緒正しき『野菜』であり
煮物に入れるとウマいのである。


ということでまずは調理開始であるが
最初に

大根葉としらすのふりかけ
with 山椒

から作る。

大根葉を刻み
しらすと共に炒めて
醤油・みりん・酒
で味つけ。

金ゴマを振って
山椒パウダーをドカスカかけてできあがり。


ただ、大根葉が多すぎて

『業務用かよ』

という分量になってしまい
炒めるといっても加熱により出てくる水分で
すっかり煮物状態。


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水分を飛ばすのに30分以上かかってしまい
思わぬタイムロス。
(´д`)



ようやく煮物に着手。


フツーに根菜類などは下ごしらえをするが

マコモダケ

はよくわからない。


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袋の説明書きを見ると
外側の緑の部分を剥け
とあるので仰せのままに。


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確かに
オーバーサイズのイネの根っこ
みたいであるが
皮を剥いてみると白い部分が現れる。

とりあえず固そうな部分は切り取り
3~4cmほどの長さに切る。


ズイキ・・・・トイモガラ
包丁で皮の端っこを引っ掛けて
そのままピ~っと剥く。

テキトーな長さに切り
ぶっといところはテキトーな厚みに縦切り。


小生の煮付けの基本は
ヒガシマルのうどんスープ。

HigashimaruUdonSoup




粉末にて保存も利くため
拙宅には多数常備されている。

小袋に小分けされているので
イチイチ袋を破るのがメンドウだが
コレを一箱(8袋)投入!

味の微調整は
醤油とみりんと酒で。


いざ、煮込開始!!


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さて、お味の方は。


まずトイモガラ

これは食材自体にさほど味はなく
シャキシャキした食感を楽しむ。

スポンジのように細かい穴が開いた
中空構造のため
ダシをシッカリと吸って
ウマし。



さてさて。


今回のハイライト。


マコモダケの味は!?


う~ん・・・・

あまり味が沁みていないからか
ビミョーなカンジ。


ではあるのだが。

外側の食感は
柔らかいタケノコっぽい。

そして内側は
なんだ、
この薄めのスイートコンのような
甘さは。


そう。

スイートコーンのスープのような
ほんのりとした甘みを感じるのであった。


面白いな!!
(゚∀゚)



ということで、少々煮込が足りなかったが
明日になれば味が沁み沁みでウマいのではないかと。


ごちそうさまでした


、、、、って、まだマクラネタでしたww






そんなもう終わった感のある
マクラネタはさておき。




では、ザックリとまいりましょうww


その泉石蔵は
手打ちのそばも有名
なのである。

ということで、食材を調達する前に
ちょっとそばで一服。


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たぶん消費税増税もどこ吹く風
価格改定は行われていない模様。

元々が

ザッぺらっ

とした価格設定なのであろう。


 そば 550円 

をオーダ。


最初に会計を済ませ
番号札をもらって待つスタイル。

待つ間にセルフで
急須に茶っ葉の入ったティーバッグ
を入れ
湯を注ぎ
必要に応じて

ちけもん
(漬け物)

を小皿に取る。


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今回のちけもん

大根の塩漬け
ゴーヤの塩漬け
サラダ
りんご



なお、サラダやりんごが
ちけもんに分類されるかについては
ここでは言及を差し控えさせていただく。
(どーでもえーわww)


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二杯目ともなると
濃いゴイとした緑茶
になり
胃を直撃しそうなタンニン
であるが
うまくちけもんで中和させながら
待つことしばし。


そばは注文があってから茹でるのであろう
少々時間がかかったが
79番呼ばれました。
(* ̄∇ ̄)ノ


「そちらのみかんもどうぞお取り下さい」


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とのことで

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ソレもいただきつつの。


 そば。


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なんとも素朴な

ザ・鹿児島田舎そば。


太かったり細かったり
湾曲率が低いため
プツプツと中途半端に短い麺。


では、いただきましょう。

ダシをひとすすり。


カツオとコンブとシイタケ
を主体としたとおぼしき
ほんのちょっぴり濃いめのダシ。


ちけあげ
(付け揚げ:さつま揚げ)

が載っているのがかごんま流


あとは浅葱
雑な巻きのナルト

いや、ナルトというよりは
カマボコだな。


このあとチェスト館で
もう一杯イケるかもと
思ったので
大盛りにはしなかったが
おもわず満腹になってしまったではないかww

ということで
チェスト館のそばとの食べ比べ
はできなかったが
なかなか美味しゅうございました。


ごちそうさまでした。



マコモダケを買うなら今!
m9( ゚Д゚) ドーン


そこに戻るか?