[前編]からの続き。
枕崎駅を出発し
進路を西へ。
坊津方面に長らく出かけていなかったと、
ふと思い出してクルマを進めた。
もう10年以上こちら方面に
訪問していなかったような気がする。
昔は休日になると
ぶらりとドライブに出かけたものだ。
・・・・独身時代の話だがな。
(;´Д`)
久しぶりに訪れる坊津は
ずいぶんと道がよくなっており
クネクネと細い道を辿らずとも
トンネルなどが整備されて
走りやすくなっていた。
ショートカットされて整備されたので
旧道は展望所などになっており
それはそれで眺望を楽しむことができ
なかなか楽しめた。
丸木浜の辺り。
マグロの養殖だろうか。
丸い生け簀の中の海水が反時計回りに回っていて
真ん中あたりでバシャバシャと水しぶきが上がっていた。
やたらと風力発電の巨大風車が目立つ。
どこにクルマを停めても画になる
青い海。
杜氏の里笠沙とか。
笠沙恵比寿とか。
楽しゅうござったぞ。
帰りがけには南さつま市の
万世ストア
にて名物の
マーちゃん鶏刺し
も購入したしな。
ちなみにマーちゃん鶏刺しとは
冷凍の鶏モモ肉をスライスした
鶏刺しのルイベ
のことである。
“アイスバード!!”ww
そして、なぜか坊津方面の海辺には
自衛隊のクルマが行き交っていた。
密入国とか密貿易とか
密航とか
そんなのを見張っているのかしらん。
車体ナンバーは
『8偵』
とか書いてあるしな。
(*´・ω・)
そんな撮ってきた写真を
ダラダラ並べるだけの
個人の日記のアルバム化
はさておき。
さて、坊津から秋目、笠沙方面を巡って
小湊方面へ。
時ちょうど午後三時。
これはおやつタイムで寄ってくでしょう、
レッツ・コミジョイ!
”コミジョイ”の詳細については
過去ログをご参照のホド。
(こればっかww)
休日ではあったが、
ちょど自販機の管理者
阿久根商店から
防塵へアネットをかぶったままの
おばちゃんが商品の補充に来ており
メンテナンスを行っていた。
そのため、しばし待ってから
おもむろにコイン・イン!
『500円硬化は使用できません』
(原文ママ)
当然である。
この自販機は、
500円硬貨が登場する
1982年よりも以前の
生まれなのである。
ちょうどサイフに350円があった。
そばは売り切れのようなので、
うどんをポチッと。
ナニやらガッコンガッコンと
マシン内部で音がして
静かになった。
あ、できあがりのブザーとかもないのね。
Σ(´∀`;)
プラのどんぶりがちょうど収まる高さの
取り出し口から
ズルズルッと引き出すようにして
どんぶりを引き出す。
衛生面がどーのこーのと
気にする向きには不向きだな。
まぁ、なにせ機械そのものが屋外設置だし。
ノラネコも出没するようだしww
箸とトウガラシも本体のポケットから。
うどんのツユが思った以上にアツアツで
自販機から取り出す際に
ナミナミと注がれたツユで
親指をヤケドしてしまった
ではないか。
(;´・ω・)
では、袋のトウガラシもパラリとかけまして。
いただきます。
ツユをひとすすり。
フシギとこの時点では
ツユはさほど熱くない。
機械から注がれたツユは
その時点ではアツアツだが
どんぶりを覆うようにフタをしている
かき揚げと
麺を温める役目で
温度が下がるようだ。
内部で電子レンジで温めたり
しているのではないのだな。
ちょっと甘めのツユは
いたって薄味。
うどんは事前に茹でられているため
箸で掴むと折れてしまうほど柔らかい。
かき揚げはツユを全体に含み
箸で簡単に刻むことが可能。
かき揚げの下からは、
イカニモ鹿児島のうどん、
つけ揚げ(さつま揚げ)の棒天が。
あっという間にツルリと。
まぁ、オヤツだからな。
ごちそうさまでした。
食し終わったどんぶりは
センターテーブル上部のハッチから
回収容器に投入。
周りの自販機は最新型であるが
こちらのうどん自販機は
40年以上も使い込まれたロートル品。
しかし、地元に愛され
なによりも管理元の
阿久根商店のみなさんに愛され
これまで幾多の故障などを乗り越えながら
使い続けてこられたのであろう。
有料記事ではあるが
Web版の朝日新聞にも掲載されたようである。
今後も末永く使い続けられることを
切に願う次第。
(コミジョイの写真の「加世田高校同窓会」の広告に吹き出しましたが・・・母校でゴワス(汗))
さて、コミジョイの右隣に店舗用空き家があるのにお気付きでしたでしょうか?
その建物はもう約20年ほど前、「せごどんラーメン」という阿久根製麺直営のラーメン屋さんでした。
濃厚ながらあっさりしたとんこつスープだったような記憶があります。
食欲旺盛だった当時、ラーメンと黒豚餃子にご飯!という今では信じられないメニューを平らげてました(^^;
近所のチャンポンや味噌ラーメンで有名な某BRラーメンより足しげく通ってました。
コミジョイの前を通る度に、思い出します。
ねこだにゃん
がしました