先日のおはら祭。


当日カメラ小僧として写真を撮りまくっていた
同級生の『職人』カメラマン
写真が現像から上がってきた。

ちなみに
『職人カメラマン』
ではなく、
あだ名が『職人』なカメラマン
であるww


その写真がFacebookの
同級生のコミュに上がってくると

『ネガをくれ!』

だの

『焼き回しして』

それ『焼き増しww』


だの

『焼き増しは廊下に貼ってある
写真の番号を記入して』


だの

イマドキの若い衆にはトンと理解不能な
昭和のおっさんにしか迎合しない会話

がひとしきり続いた。


ScreenShot_20191107001004



え~、ちなみに解説すると
昔は『フィルム』で撮影し
そのフィルムには画像が反転した
『ネガ』の形式で写り込むため
それを元に『現像』して印画紙に
『プリント』する必要があり
その『プリント』は再度写真屋にお願いして
『焼き増し』する必要があったのだ。

そして、その『焼き増し』をカンチガイして
『焼き回し』というヤカラも多かったのである。


・・・・(*´・ω・)

わからんって?



そんな、内輪ネタの
昭和ギャグを解説する空しさ
はさておき。
(´д`)




11月からこの店のメニューが

オールリニューアルする

と聞いていた。






とまらないラーメン愛GET54

DSC_3338


店の外観にはまったく変化は見られない。

メニューが変わったこと
をうかがわせる
記述もどこにも見あたらない。


さて、入店。

入口左手に券売機。

DSC_3331


大きく

THE鶏そば



担TAN鶏そば

の二系統に絞られている。


これまでにも何度か
メニューのリニューアルがあったが
今回は思い切って大きく舵を切ったとのことなので
まずはベーシックな

THE鶏そば

をオーダしてみる。


DSC_3332


九条ネギのネギ増しで。


実は後輩諸氏と3名での入店であったが
カウンターに連続して空きがなく
後輩氏2名を隣同士に座らせ
小生は離れた席へ。

いったん座った端っこの席であったが
さらに後客があったため
厨房を囲むカウンターへ再度移動させられる。

とまらないラーメン愛GET54 - Spherical Image - RICOH THETA



小生、このように後客のために
席を譲るなどということは
まったくやぶさかではない。


むしろ、後客の様子を見て自主的に
『席替わりましょうか?』
という方である。

しかし、見ていて
ある一定の年齢以上の女性客
などは

ゼッタイにタヒんでも

席は譲らない。

あくまでも
既得権益は死守する
あるいは気づかないフリをして

ゼッタイに譲らない。

ひょっとすると周りに注意を向ける
その能力が全くない
のではなかろうか
と心配になってくるくらい。


まぁ、よい。

必至でラーメンをすすっているのだ。

周りを見る余裕もあるまい。

『あーこのヒト
イッパイイッパイ
なんだなぁ(´д`)』


と生暖かい目で見守ってあげて欲しい。


カウンター上の掲示をツラツラと。

DSC_3334

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この店、これまでに幾度か
味を大きく方向転換をして
スープの仕立てなどを変えてきているが
今回もまたコレまで以上に
大きく変革を目指しているようだ。


厨房を覗けるカウンターに移動したことで
調理の様子がつぶさに観察できる。

今回のリニューアルのキモは
これまでと同じ鶏白湯スープでありながら

 「無化調泡系鶏白湯スープ」 

を目指していることにある。

見ていると、どんぶりに張った鶏白湯スープを
ハンドミキサー/ブレンダー

brender


こんなヤツ


にて攪拌し、
細かく泡立てている
のであった。


さて、提供されました!

どーーーーーーん!!

DSC_3335


ほっほ~~~~・・・・

逆さ富士型に深いドンブリゆえ
スープの量も少なく感じるが
いたってフツーの分量なのであった。

ふわりと立ちのぼる
クセのないまろやかな鶏ダシ風味。

いや、鶏ダシなのかどうかは
香りでは定かではないが
どうにもこうにもウマそうな香り
立ちのぼり
いやが上にも期待をかき立てる。


では、まずはスープから。


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若干コショウを利かせた
なんとも
ふんわりとした濃密な
ポタージュのような鶏ダシスープ。

口に含むと泡の効果か
ほんのりと甘く感じる。

いや、元々のスープが
鶏白湯で甘いのであるが
それがさらに角が取れて丸みを帯び
柔らかな味わいを醸しているのであった。

ウマいねぇ。
(*´ω`*)




麺は以前と同じなのであろう
『ふすま』分を多く含んだ全粒粉入りのモノ。

パッツリとした茹で加減も心地よい。


ネギ増しはあまり感じなかったが
間違えてネギ増しナシの
ノーマル麺が運ばれてきたモノよりも
若干ネギ多め
であったため
こんなモノなのであろう。


ネギ好きとしては

ネギ山ザクザク

を期待していたところではあるが
あまりネギが多くても
スープのジャマをしてしまうから
これでよいのだろう。

スープに隠れているが
低温調理の
真っ白い鶏チャーシュー
が2枚。

これまた絶妙な火の通り具合にて
しっとりとたおやか。


途中、卓上の

白トリュフオイル

を入れると味変する旨書かれていたので
ワンプッシュ、ツープッシュ。


ををっ!


正直トリュフの香りというモノに
馴染みがないためこれが
トリュフなのかどうか定かではないが
ぱぁっと華やかな香り
が満ちてあふれてくる。


これも楽しいなぁ。


いやぁ、意外と底が深いドンブリゆえ
思ったよりも底の方から麺が出てくる出てくるww

大盛りにしなくても十分小生は満足。


ごちそうさまでした。

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ここ鹿児島においては

さつま赤鶏使用
鶏そば専門店


を名乗るだけのことはあり
他店と一線を画したスープ。

『エスプーマ』
ほどではないが十分に
『泡系』
スープを堪能できる味。


次回はぜひ

担TAN鶏そば

を食してみねば!!


お試しあれ。