いやいや、ついに迎えてしまった当『日記駄blog』2000号記念記事。
このたびは2000号という記事の節目を、世情不安なこの時期にかかわらず迎えられたことをありがたくご報告いたします。しかしなんとか早く終息せんのか、新型コロナウィルス禍。
終息といっても、どんな形で迎えるのか。終息したあとにどんな世界が待っているのか。
はたしてこの『日記駄blog』は続けられるのかwwww
まぁ、これでも見て和んでくだされ。(*´・ω・)つ
コロナ 石油ハァン(;´Д`)ハァハァ ヒーター
なお、長大なテクストになるため、とんでもなくオヒマのあるときに読まれることをオススメいたします。Σ(´∀`;)
このblogをはじめたときにここまで続くと誰が思ったであろうか。いや、誰も思っていない。(反語)
そう、自らも。
なお、「ホントに2000個も記事書いてんの?16年間も続いてんの?」とギモンをお持ちの方は、こちらで全記事を一望してみていただきたい。呆れるからww
・・・・(´゚д゚`)
過去にも誌したが、blogをはじめたきっかけは些細なことであった。
当blogのあゆみについて復習したいという奇特な向きは、お暇なときに以下をご参照いただくと話が早い。なにせ、書いた本人すら忘れていることなので、時々読み直すと記憶もリフレッシュされようというもの。←そうしてだんだん都合のよい記憶に書き換えられていくww
いやぁ、日記って便利だなぁ。
なぜか第三者にダダ漏れだけど。(*´・ω・)
というわけで今回は、前回の1500回記念記事以降に起こったことについて主に誌していきたいと思う。
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さて、前回の1500回記念記事は2年8ヶ月ほど前だったようだ。
500回分の記事を32ヶ月と考えるとおよそ月に15.6回。
デコボコはあるが、だいたいこの図と合っている。
ちなみにこの図は、2018年の6月末頃に「ヒトログ」というイベントがあり、そこで20名ほどの前でテキトーなことを1時間以上しゃべり散らかしたときのプレゼン資料の一部で、数字を最新化したものである。
なお、このプレゼン資料は、以前マクラネタとしてほぼ全編を公開している(もちろん個人情報は抜いてww)ので、万が一興味を持たれた向きはそちらを参照されたい。
あ、ご要望があればこの資料を使ってプレゼンも可能ですww←需用ねーよ
人前で語ることについては、学生時代に塾の講師をしていたこともあって、しゃべるネタさえあれば特に臆することなく語ることができる。硬軟取り混ぜて(硬派な話題があったかは甚だギモンw)語り散らかしてきた。
・・・・もう16年生き残っちゃってますが。Σ(´∀`;)
自分的には、あくまで当blogは【個人の日記】という位置づけで、お店のご紹介だったり情報提供だったりに力を入れるつもりはさらさらない。よって、お店の情報として住所や営業時間をわざわざ掲載したり、メニューをテキスト化したりすることも特に行っていない。ましてや、名乗り出てお店の方に『取材』を申し入れるなど、もっての外である。
あくまで個人で食したモノをコッソリと日記に書き綴っているだけで、感想なども個人の主観である。ラーメンについて細かく語れるほどの知識もなく勉強もしておらず、する気もないので「おいしかったでーす。また来たいと思いまーす。」的な小学生の作文レベルのことしか書けないのである。
『情報系ラーメンブログ』として運営されている方々は、お店の紹介を行うことを主眼に置いていて、店の情報をシャカリキになって載せている方も多い。
しかし、実際にはメニューは随時替わり、値段も上下し、営業時間や定休日なども不変ではない。ネットの情報を頼りに訪ねて行って臨時休業日だったり、狙って行ったメニューがもう提供されていなかったり、あまつさえはお店そのものが消えていたりと、刻々と変化しているのである。そのため、「今その時を切り取った」日記というスタイルを貫いているのであった。
味の感想にしても、店の雰囲気についても、あくまで自分がその時感じたままを述べているだけであって、それを他人が見てどう思うかなどは知ったことではないのである。
・・・・とはいうものの、実は当blogを『鹿児島ラーメンブログ』というキーワードで検索して訪れる方も多数おられるようなので、それらの方にヒントとなるようなお店の外観、内観、メニュー、そして地図上の場所などの最低限の情報は写真として載せるようにしている。まぁ、それらも気分次第なのであるが。
情報提供系サイトとして運営している方々は、当初はアツイ情熱を持って記事の更新を続けているが、鹿児島という僻地であってもラーメン屋の数は多く、かつ広範囲に散らばっており、シゴトとして取材するのでもなければ広くまんべんなく訪問し、紹介できるものではない。しかも、自分の好みであるとか、通いやすいとかいう理由で同じ店に何度も行っても、情報提供というシバリから何度も記事にすることが憚られる。
実はワタシも当初そのシバリから記事の更新が滞りがちになり悩んだのであったが、それを打開した理由付けが「これは日記」という自分に対しての言い訳であった。「日記」なら、ナニ書いても、同じ店の同じメニューについて書いても、なんの問題もないではないか。(。-∀-)
よって、情報公開系サイトとして運営している方々は、だんだんと自分の無力さに気がつき、更新意欲も薄れ、更新頻度が減るうちにいつしか更新が止まってしまう。そんな経過を辿っているのではないかと思われる。
鹿児島においても、『鹿児島ラーメンブログ』を標榜するブログはこれまで、多数存在してきた。そのなかには、絶大なPVを誇るような人気のブログなどもあったが、どうだろう。現状残っている『ラーメンブログ』を見てみる。たとえば、Googleで『鹿児島ラーメンブログ』というキーワードで検索してみると、憚りながら当blogがだいたい上位3位以内に鎮座し、その他は小生が「鹿児島ラーメン界の良心」と勝手に呼んで師と仰ぐ「ろいまん」氏、そしてあと二つ三つのブログがならぶ。この二つ三つのブログは実は、入れ替わりも多い。やはり記事の更新が続かず、いつの間にか消え、ランキングからも姿を消していくのであった。
検索エンジンにとって、記事が更新されている、『生きているサイト』というのはやはり重要で、検索上位にランクされており、いわゆる『SEO対策』としては、とにかく記事が更新されることが大事である。(あと、長く続いていることww)
現在ではワタシの場合は、実はラーメンもしくは麺類を食して日記を書くというのは口実にすぎず、もっぱらマクラネタで好き放題書きたいことを書き、そのことについてFacebookの個人のページで周りの友人連中が、これまた好き放題ボケツッコミをかましあうところにさらにツッコミを入れる、というルーチンを楽しむために書いているというのが実情に近い。
そんな『個人の日記』であるが、マクラネタに大ネタを持ってきてそちらに時間を取られると、いちおう【本文】となっているお店訪問記がおざなりになおざりになるという現象が散見される。なにせ、こんなくだらない日記であっても、一通り書き始めてからとりあえず書き上げ、推敲を兼ねた文字の修飾などを行い、人目を引くようなキャッチーなサムネイル画像を検索して貼り付け、投稿するまでに最低でも2時間程度かかるのである。仕事が輻輳して帰宅が遅くなったときなど、寝る時間を削ってシコシコと書いており、自分でもナニやってんだか?と疑問に感じることも多々あるのであった。
当日記を書くことは、趣味というにはそこまでマジメに取り組んでいないし、一体全体何なのであろうかと本人も悩む次第である。
ただ、ワタシがSNSをはじめとしてblogを書いたりしている主な理由として、お友達諸氏にネタを振るために続けているということは紛れもない事実である。そのきっかけとなったのは、やはり卒業した高校の同窓会活動で、全体同窓会の幹事学年という大役が、卒業後ン十年を記念して持ち回りでやって来るという、ある種独特な慣習であることは間違いない。
鹿児島県内のとある高校では、卒業後ン十年の年に、幹事学年として一年間、全体同窓会活動を取り仕切り、集大成としてとあるホテルの大ホールに千人規模の同窓生を集めて同窓会総会・懇親会(飲ん方)を行うというナゾの奇習があるのだが、我々の学年は2015年の当番学年で、その学年代表幹事がワタシと同じ会社にいるという希有な巡り合わせにより、ワタシはほぼ自動的に同窓会活動に組み入れられ、あまつさえ中心メンバーとして活動するハメになったのである。
もともと同窓会活動など「かったりぃな~(´д`)」ぐらいにしか思っておらず、誘われれば参加するが積極的に関わろうなどとは思ったこともなかった。それが証拠に、高校の同窓会では主要メンバーとして人を集める側であるが、それ以外の幼・小・中・大学などの同窓会にはほぼ関わっていない。
ということで、その千人規模の『飲ん方』を開催するには、ホテル側の人員だけではとても足りないので、学年同窓生を100数十名集めて、当日会場で配膳や案内、有事の際には人員誘導などを行う必要がある。毎年諸先輩方がその人員を集めるのに苦労して、まずは連絡をとったりに奔走しているのを見ていたので、なんとか効率的に人集めを、せめて連絡を取る手段はないモノかと考えていたのが2004年頃。その頃から『人集め』を行っていたわけだが、ちょうどその時期に日本ではSNSというものが台頭しはじめ、普及期に入りつつあった。
また、これも希有な巡り合わせであるが、当『日記駄blog』の開設もまた2004年であった。
その頃のSNSといえば、『GREE』とか『mixi』などであり、匿名での参加であったため、あらかじめ知っている人でない限りはSNS上で誰であるかなど知るすべはなかった。そのうちに、無料レンタルのSNSサービス(FC2)というものを知り、学年の同窓生のみに絞ったSNSの運営をはじめたのであった。もちろん、その管理者はワタシであった。
ただ、SNSというものは他のネット上のサービスと同じく、アクティブなメンバーで日に一度はログインして巡回するような層は参加者の一割程度で、その他の方々は時々思い出したときにログインする程度である。それらの「たまにひょっこり顔を出す」方々が、ざっと見渡して何の書き込みもなく、特にめぼしい情報がなかったら、「なんだなんにもないじゃないか」と、すぐに立ち去って次顔を出すのはいつの日か、ひょっとするとそのまま二度とログインしてこないかも知れないのであった。コレではいけない。(・`ω´・。)
ということで管理者として考えたのは、とにかくなんでもいいから毎日書き込んで、ネタを振っていこう、ということである。どんなつまらないことでも、ネット上で拾った情報などの中で気になったことなどがあればそれをネタに書き込みを行った。今のSNSであれば『シェア』という機能もあるが、当時はそんな機能もなかったので、記事をコピペするか、自分でそのネタについて書くなどする必要があった。こうしてなんでもいいので、とにかくくだらなくても『動いている』ことがわかれば、時々現れる方々も再度ログインする気も起きるのではなかろうかと踏んだわけである。
その『ネタ』を振るためのアイテムとして、当blogのマクラネタを活用するようになり、だんだんとマクラネタを書くことがメインのいびつなww日記blogへと姿を変えていったのであった。小生の個人のページには毎回当blogへのリンクを貼っているので、そこを見て記事を読み、「そうじゃねぇだろ!」的なコメントをワタシの個人のページに書き込んで盛り上がる、という図式の完成である。
だんだんとネタに食い付いてレスする方々が増え、何らかのリアクションが生まれ、少しずつその輪は広がり、毎回何らかの動きがあるようになってきた。こうなればシメタもので、放って置いてもアクティブメンバー間で会話や交流が生まれ、どんどん投稿も増えていったのであった。
そうこうしているうちに、今度は日本にFacebookが上陸、こちらは実名登録が基本なので、メンバーの特定もしやすくなった。そんなわけで主戦場をFacebookへ移し、そちらでメンバーを募っていったが、やっていることは以前と変わりなく、アクティブメンバーは実名になってもアクティブに活動を続け、学年同期をどんどん見つけて引っ張り込み、コミュニティが膨らんでいったのである。
こうしてFacebookのコミュニティ上でオンラインの会議をしたり、メッセージをやりとりしたり、情報交換しながら企画などを練って進め、結果として同窓会総会・懇親会は、我々の自己満足ながら盛会に終わらせることができたのであった。
当時主要活動メンバーだったみなさんはあいかわらずワタシのネタ振りに反応し、ボケツッコミをカマしてくれる。そのため、おそらく我々の学年は、他の学年に較べて、よりオンラインのつながりが強く、その延長線上として『飲ん方』も多くww、いまだに仲良くやっていると思われる。
今後も『老後の呑み友達』として仲良くやって行ければ、と思っている次第である。
ということで、Facebook上に便宜的に構えている、【麺喰道】の公式(?)ページにはあまり書き込みがなく、あったとしてもワタシの個人ページと勘違いして友人が書き込んだようなコメントばかりが並んでいるのであったww
よろしかったら「イイネ!」してみるとナニか利点があるかも?ないかも・・・・。(*´・ω・)
■【麺喰道】公式(?)Facebookページ
先に「ヒトログ」で人前で話したということを誌したが、以前は当blogを書いているということは特に人前で話したことはなかった。あまり目立つことはしたくないというか、私生活に見ず知らずの他人が土足で関わってくるとか、ネットなどで誹謗中傷の被害に遭うとか、そういうトラブルにとにかく巻き込まれたくなかったのである。現在でもこのキモチに変わりはないのだが、だんだんと身バレする事例も多くなってきた。
狭い鹿児島という地域において、それもラーメン屋をはじめとした割と限られた場所で、ほぼ週5回ほど麺食していれば、どこかで人に見られているのである。ワタシを何度か見かけるうちに「あいつじゃないか?」的にアタリをつけられ、ラーメン屋で写真を撮ったりキョロキョロと店内を観察したりという挙動不審に加え、一瞬のことではあるが全天周カメラで店内を撮影したりする姿を目撃され、ついに人物を特定されて話しかけられたことは一度や二度ではない。まぁ、だいたいそういう方には、Facebook上でお友達になってもらい、口封じをしているwwww
身内にしてしまえば、悪口も書けんだろうて。(。-∀-)
さらに、限定した相手に対してだけではあるが、自己紹介などで「麺喰道書いてます」と触れることも多くなった。そうすると、けっこうな割合で「あ、見たことあります」とか、「知ってる気がする」というリアクションをもらうことも多く、世のヒトビトのラーメン好きの度合いが測れるというものである。ラーメンという普遍的な話題をメインに取り上げたことの強みである。
しかし、だからといって「ろいまん」氏のように、テレビに出たりバイネームで記事を書いたりといった表だったことをしようとはさらさら思っていない。まぁ、仕事も営業職などではなくいたってフツーの特殊技能職(SE:すけべえんたーてぃなーww)であるため、知名度を武器に売り込むわけでもない。そういう知名度がプラスに働く職業に転職したら考えるカモであるが・・・・Σ(´∀`;)
要は、ワタシ個人としては、自己顕示欲も承認欲求もほぼゼロなのであったww
もちろん、当blogにおいては、アフィリエイトなど一切やったことはなく、一円たりとも儲けたことはない。そういう下心を持たないことも、続けるための原動力なのかも知れない。売上を期待してても思ったように伸びなかったら、意欲も減退するではないか。そもそも人に読まれることすら期待していない『日記』であれば、ナニが起ころうとも気にならないのである。
最近、ことあるごとにネタとして「そんなにラーメン好きじゃないんで」と発言しているところであるが、実はこれ本心である。確かに麺類全般は好きである。しかし、特にラーメンが好きというわけでもなく、ただ世の中にはうどんそば屋よりもはるかにラーメン屋の方が数が多く、ネタにしやすいからである。もし【うどん県】の住人であったならば、きっと『麺喰道』はうどんが中心のblogになっていたであろう。
確かに、ラーメンはウマい。そして鹿児島のラーメン屋は押し並べてみなレベルが高く、個性的である。旧来の店には古き良きイニシエの味が、新進気鋭の新店は創意工夫をこらしてそれぞれの店が独自のアレンジを施し、それぞれの良さがある。
特に鹿児島の場合、食材が豊富で、新鮮に比較的安価に手に入ることもあって、その素材を活かしたラーメンが多い。これは、【鹿児島ラーメン】という定義が曖昧で、人によって思い描く理想のラーメンというものがバラバラであることも関係していると思う。
いわゆる普遍的な、博多ラーメンならば細麺にとんこつ、東京のラーメンならば中華そば、といった【公式】がなかったことが逆に幸いしているのではなかろうか。
狭い地域ながら、特に最近は店ごとの個性を強く感じる。鹿児島という限定されたエリア内でこれらのバリエーションに富んだラーメンを楽しめるのはラッキーである。
さて、最近ではネットの主流は『動画配信』になってきているようで、ネコも杓子もイヌもホウキも「めざせユーチューバー!」なご時世である。中学生の憧れの職業がYouTuberとか、それシゴトなのかと疑問を持たざるを得ない昭和生まれなワタシであるが、まぁ世の中はそんなもんだ。
しかしワタシは自ら望んで見たいと思った動画以外は基本的に見ない。
最近よくあるのが、何らかの情報へのリンクで押してみるとYouTubeが立ち上がり、動画配信が始まるというもの。こういう場合は、「(・д・)チッ」と舌打ちして、ムダなパケットを浪費してインターネットに余計な負荷をかけることのないように速攻で閉じることにしている。
だいたいが動画配信というものは冗長でムダが多すぎ、要約されたテクストならばほんの数行でコト足りるような情報を得るのに、何分も時間をかけさせられるのがガマンならない。
まぁ、そういう意味では、ワタシはほとんどテレビを、地上波放送を見ることがなくなってしまった。あまりにムダが多すぎて、偏光フィルターをかけられた一方向からのみ切り取った情報を押しつけられることにイヤケが差したと言うことかも知れない。
ネットで見かけた情報であれば、「ふむふむ」と思ってもホントにそうかいな?なんか別の意見があるのじゃないか?と、続けて関連の検索をするなどして真偽のほどを確かめ、あるいは情報を補完することが常である。しかし、テレビで一方的に流し込まれる情報には、それらにギモンを感じることがあってもわざわざ検証することは少なく、しかも垂れ流しにされるので意識に残りにくい。よって、その偏った情報でも鵜呑みにさせられてしまうことが多いのである。
テレビ以外に情報源がないような年寄りや主婦層などは、それによって印象操作され、世の中を広く見渡すことができなくなって、怒濤のごとく一方向へ向かって誘導されてしまうのではないかと思われる。(レミングスか。)
さて、翻って動画配信。
一攫千金を狙いたい、名前や顔を売りたい、目立ちたい、注目されたい、そんな方の中には、人気YouTuberにあこがれて(主に経済面にww)配信をはじめる方も多いようであるが、そんなシタゴコロ丸出しなスケベ根性ではじめるぐらいならば、最初からやめてしまえとモノ申したい。そもそも、動画配信などといった手垢のつきまくった『レッドオーシャン』な世界で台頭して行くには、それはそれは鋭敏なセンスと技量が必要なはずで、ポッと出のそのへんの凡百なヤカラがはじめたとて、うまく行くはずがない。
もっとも、限定された目的で、限られた相手に対する公開を目的にしているのならば別である。
How toモノなど、その情報を必要として見に来る類いのコンテンツならば多少の編集のマズさなどあっても、手順を知る、概要を理解するなど「見なければわからない」「見た方がわかりやすい」コンテンツには動画配信は向いている。
だが、単に広く一般に見て欲しいというようなエンタメ系のコンテンツで一攫千金を考えているのであれば、たとえ先行者利得で特定の分野でそこそこ人気が出たとしても、同じように考えるヤカラは多く、しかもあとから参入してきた方がコンテンツとして魅力的であればあっという間に追い落とされる。ただ消費されるだけ、見流すだけのエンタメ系コンテンツで常に先頭をキープするためには、それ相応の覚悟と努力が必要であろう。参入障壁が低いと言うことは、それだけライバルを生みやすいということである。
動画配信は、テキトーな素材をテキトーに撮ってテキトーに切った貼ったして流せばいいと思っている方も多いと思うが、ちゃんとした動画に仕立てるためには綿密なシナリオ、魅力的な人物、面白いトーク、そして適切な編集などを経てようやく作品として成立するのである。単にとっつきやすいからはじめるという方も多いようだが、トーシローとプロの差は歴然である。
単に映像をつぎはぎしてテキトーに音入れしてそれっぽいテロップを入れることを編集と呼んでいるのならばそれは、プロに対する冒涜といっていいのではなかろうか。
だが、ライブ感を重視した『生』での配信というものはまた別で、絶対に文字起こしのテクストにはマネのできない芸当であり、それはそれで需用があるものとも思っている。それ以外の、録画なのに満足に編集も筋書きもないダラダラした配信など、滅べばよいと思っている。
blogというものは、なんだかんだ言ってもとりあえず『文字を起こす』『文章を書く』ところからはじめなければならず、テキトーにしゃべってそれを流すだけのアンチョコ動画に較べればハードルははるかに高い。
そして、文字というものは一度入力して『投稿』という動作を行う前に、少なくとも『見直す』動作が入ると思っているのだが、SNS上では最近はそれすら行わないタレ流しの投稿もよく見かけられ、誤字脱字ならまだしもイミ不明な、支離滅裂で日本語としていかがなものかと思われるものも散見される。生放送のくっちゃべりじゃないんだから、いったん『Enter』押す前に見返そうよ、と思う次第である。
(スマホ投稿で老眼のためよく見えず誤字脱字があるのはスマン(´-ω-`;)ゞ)
まぁ、小生など、人前に顔をさらすのなんざまっぴら御免と思っており、動画配信などというものにはそもそも興味がないので、外野として傍観するのみであるのだが。
16年間という時間は、当blogという限定的な世界のみを切り取ってみても、技術的にいろいろと大きな変革があった。
はじめた当初はまだケータイというものはガラケーで、インターネットにつながるといってもごくごく限定的で、当blogをガラケーで見れるようになったのはだいぶ後になってからではないかと思われる。よって、初期の頃は、流れ着いて当日記を読みに来る方は、ほぼパソコン経由であった。
それが現在では、ケータイから転じたスマホが世の中を席巻し、スマホは持っているがパソコンは持たないという層の方が多数を占めるようになっている。
そのため、当blogへの訪問者数も、パソコン対スマホでは2:8ぐらいの比率であり、スマホ勢が圧倒的に優勢である。
さて、ガラケーにカメラがついて気軽に「写メる」(死語)ということができるようになったのは当blogをはじめるちょっと前頃であったが、実際にワタシがカメラ付きガラケーを手に入れ、お店の写真やラーメンの写真を撮るようになったのは、ずいぶんとあとのことのように思う。初期の頃のケータイの写真は、解像度も低く画質も悪く、どうみても「美味しそうな」ラーメンの画を撮ることなど不可能であった。
そのため、そんなラーメンの画を当blogに載せるのは、逆に営業妨害になるのではと憚られる状態だったのである。
当blogに、自分のケータイで撮った写真を初めて載せたのは以下の記事か?
これ以前の記事に、サムネイルとして自分で撮った写真が載っていないので、おそらくこれがケータイ画像初投稿と思われる。
しかも、話題に何もカンケーのない、当時乗っていたクルマのヨゴレ写真だしww
画像サイズは192×144で96dpiとなっているが、おそらく当時のblog側の制約で、ここまで小さな画像でなければ受け付けてもらえなかったのではないだろうか。
その後、2005年の1月に垂水の「みなとラーメン」の外観写真が出てくるが、ラーメンの写真はない。
おそらく当時のガラケーは「SO-505iS」ではないかと思われるが、カメラの起動も遅く、店内などの暗い場所や近くのドンブリといった接写に弱かったため、写していないのではないかと思われる。また、ケータイから写真を投稿するためには、メモリースティックをケータイから取り出してパソコンに挿して、ととても煩雑だったことを覚えているので、よほどでなければわざわざ写真を投稿しようとは思わなかったのではなかろうか。
この時代には、ネタのために撮った写真の投稿はあるが、ラーメンの画像はない。(と思われる。)
2005年4月頃の写真は、食べ終わったあとのドンブリのみwwよほどラーメンの画像を載せることに抵抗があったと思われる。
ひょっとすると、ラーメンの写真が出てくるのはこれが最初か?
当時もっとも足繁く通っていたみそや堂の記事。しかも、定番の『極み辛みそ』ではなく、イレギュラな担々麺からww
う~~~~~~~~む、やはりこの頃の写真はまったくウマそうに見えないwwww
ところどころかいつまんでテキトーに記事を開いて時代をくだると、そのケータイ画像の解像度アップと表現力の向上に、目を見張らざるをえない。決して腕が上がったのではなく、純粋にケータイのカメラの質が向上したのである。
最近の投稿写真など、わざと解像度を落として撮影し、メモリを節約しているぐらいであり、今後もその流れは変わらないのであろう。
と、振り返ってみるといろいろと趣深い16年間であるが、さすがは日記、自分で読み返してみるといろいろと当時のことを思い出す。十年一昔とはいうが、16年も経つと二昔、三昔ほども前に感じられる。
そんな中でも、書いている本人にはあまり変わりはなく、相変わらず今後も続けていくつもりであるので、やめ時を見つけるまではまたお付き合いいただければと思う所存である。
長文に最後までお付き合いいただきまして、まことにありがとうございました。
文責:麺喰道宗主 ねこだにゃん
そしてこの超長文を読みきった私もおめでとう。
これからも健康とお腹回りには気をつけて、楽しい日記を続けていただけますよう願っております。
めでたいので、いいね3つ押しときました。
ねこだにゃん
がしました