小生も微力ながら応援しつつ
世界征服を目論むプロジェクト
をフォローしている

 辛メーター。




なんの世界征服かというと

辛さの世界統一単位を作る

ことで世界を征服しようとしているのである。



人に辛かったかと尋ねられたとき
「あー、辛くナイヨ」
といって信用されなかったり
「いやー、こりゃ辛かったわ!」
といってケダモノを見るような目つきで
蔑まされたりしたことはないだろうか。

レアケース



どのくらいの辛さかと聞かれて
それを的確に相手に伝えられないのは

相互の共通の尺度=単位

が存在しないからである。


小生が辛くないと思っても
辛さ耐性の弱い御仁にとっては
涙目の辛さであったり
逆に小生がかなり辛いと思っても
「え?どこが辛いの?」
と怪訝な顔をされたりするのは
望ましい姿ではない。


では、その個人個人によって違う辛さの尺度を
共通で推し量れる単位を作ってしまおう
というのが先述の

 辛メーター 

なのであった。


んなコトできるわけないじゃん!!

と思われるかも知れない。

しかし、辛いモノを食べたときに
客観的に判断して

「あー、こりゃ辛いモノに弱いヒトでも
十分食べられる辛さだなぁ」


とか

「あ、これはちょっと辛いモノに耐性がないと
キビシイのではないか
まぁ、オレなら余裕だけど」


とか

「いやいやいやいや、これ、
フツーに食べ物として出しちゃ
ダメなヤツでしょ??」


とか、ある程度の尺度で
測ることができるのではなかろうか。


それを
0.0KMから5.0KM
(単位はKM:辛メーター)
で表して
複数のヒトビトによる
『集合知』
で統一した基準を作ろうというのが
【辛メーター】
なのであった。


小生が『辛ジャッジ』
(辛さのKM単位への変換)
をする場合の個人的な指標は、
以下のようになっている。



0.0~1.0KM 誰でも食べられる辛さ
1.1~2.0KM 辛いモノ耐性の弱い人でもOK
2.1~3.0KM 辛いモノ好きな方々向け
3.1~4.0KM 特に辛いモノ好きなマニアックな方々向け
それ以上 ヘンタイ



4.0KMの『ヘンタイ』の域
超えるか超えないかの判断は
食したあとのトイレで

ニョードーが熱いか否か

である。



ホントーに辛いモノを食したことのない
パンピーのみなさまには理解できないことであろうが、


ニョードーが熱いんですよ、奥さん。
(|||´Д`) 



お小水を発出する際に
血中を巡って中和されなかったカプサイシン
(辛味物質)
腎臓で老廃物として濾過されて
体外へ排出されるのだが
その中に
カプサイシンが大量に含まれている
のである。


これは本人にはわかりやすいが
おそらく辛いモノ耐性の低い方にとっては
そもそも経口摂取不可能
辛さなのであろうと思われる。

よって、辛いモノ好きとしても
安心して楽しく食べられる範囲は
せいぜい3.5KM
ほどであろう。


ヘンタイの域には
ヘンタイの方々が挑めばよいのだ。


さて、最近辛メーターについて
言及する機会が少なかったので
ついつい長くなってしまったが
今回、

辛子明太子の祖である
『ふくや』


『辛メーター』
結託コラボして

ふくやの新商品

「味な油漬け 辛皇(ホットエンペラー)」

の辛さを辛ジャッジして
ジャスト!辛ジャッジの場合
商品がもらえるというではないか!!





しかも、上記のキャンペーンに応募すると
先着100名様に
なんと!!

「味な油漬け 辛皇(ホットエンペラー)」

が送られてくるというではないか!!
m9( ゚Д゚) ドーン


さっそく応募、送られてきた
ホットエンペラー
はこちら。

DSC_6360 (1)

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今回の辛ジャッジにあたっては
条件を揃える意味から

小さじ半分ほどを直に味わってみて

とのことであったので
いざ、実食!!


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ぱくり。
((・ω・))モグモグ


こっ、これは・・・・・


市販されている食品で
激辛を謳うものは多いが
いざ食してみると肩透かし
という場合がほとんどである。


しかし、コヤツ。

さすがに
ホットエンペラー
を名乗ることだけのことはある。


まず、クチビル内側の粘膜がヒリヒリする。


たいがいの辛いモノは
クチビル外側の口のまわりの皮膚に触れると
そこが赤くなったりヒリヒリしたりするが
口中の粘膜がヒリヒリするのは
マジ辛い場合
である。


しかし、魚卵由来の濃縮したウマ味
グワッと口中を席巻する勢い。

ウマいんだが辛い!



そして、
あと少し食べ進めると
ほんのりと胃の腑が熱くなり
ソコハカとなく
胃がシクシク
するような気がする。


つまり、それだけ辛いのだ。


ウマいんだが辛い
辛いんだがもっと食べたい味わいたい
だがしかし大量に食べられるモノではない


という幾重にも絡まった
振り子のように揺れる欲求を感じる
そんな味わいなのであった。


もっとも、もともとこの商品が
単独でパクリと食べるようなコトは
あまり想定しておらず
たとえばクラッカーのトッピングにしたり
マユネーズと混ぜて激辛明太マヨにしてディップにしたり
別の食材に和えたりと
多彩な食べ方を提案してくるので
自由な発想で試してみたい。


試しに激辛明太マヨを作って
冷やしキュウリ一本食い
のディップとしてみたが

(゚д゚)ウマー

思わず替えキューリ
辛皇マヨ追加オーダー
しそうになったではないか。
(してないけど)



ちなみに小生が何KMと辛ジャッジしたか
興味のある向きはスマホで

 辛メーターアプリ 




をダウンロードして
辛サーチしてみていただきたい。


それよりもナニよりも
ご自分で辛ジャッジを!!


そんなお勝手応援マクラネタはさておき。




旧友より事前に連絡アリ。


「アタクシ、月曜のお昼やっと時間できたんですの。
こちらでラーメンいただくので、
お待ちしておりますわ、オホホホホ」


たぶんだいたいフィクションです



呼び出されてコチラへ。


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説教部屋
麺匠樹凜


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階上へ。


入店するとくだんの旧友がカウンターでお待ちかね。

ご店主井上さんが

「あー、一人じゃなかなか来にくいからねー」
と言うと旧友

「アタクシ、一人で天下一品にも行けるんですのよ!」

たぶんだいたいフィクションです


と返していた。


さて。ナニを頼もうかと。


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おー、そういえば、コチラの

味噌ラーメン

も長らく食していないな。

んじゃ、それで。

麺匠樹凜 - Spherical Image - RICOH THETA




見回してみると
店内のディスプレイがだいぶ変わっていた。


あ、実はだいぶ前から変わっていたのに、
前回お店の『すんくじら』に座ったので
店内の様子をシゲシゲと
観察できていなかったのだなww



ご店主井上さんが厨房から
「まだまだ野菜が高い!!」
と嘆いていたのは、
例年ならば夏野菜たっぷりの
辛つけ麺
が提供できるところだが
今年は野菜価格高騰のため
前回食した

素ラーメンタイプ

としか提供できないことに対して。


 


そうだ、今年は
【赤い】つけ麺と名前を変えたので

3倍高いつけ麺

として提供してはいかがだろうか?

【赤い】【3倍】が自動的に連想される
そんな年代ww



旧友は
冷麺塩レモン(小)
を頼んでいた。

いや、食べるの遅いから、
先に食べておいてと伝えておいたのに。
(*´・ω・)



さて、来ました!!

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あー、こんなカンジ、こんなカンジ。


前回ここで味噌を頼んだのは
もういつの話だったか。


では、いただきましょう。

スープをひとくち。


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若干酸味と甘味を感じる味噌の味わい。

甘味は主に野菜(玉ネギ)由来か。


キャベツとかネギとか
原価高そうじゃのぅ。

主夫目線ww



半分ほど食べ進めたところで
卓上の一味をパラパラと。


DSC_6400 (1)


辛味噌チェンジ!!

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こちらの一味、雑味のない辛さで
味変には便利アイテム。


ウマウマ。
( ̄¬ ̄*)




するっと完食。

ごちそうさまでした。


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食後にご店主井上さん交え
しばしの歓談をしたが
旧友を残したまま
タイムアップにより退散。


再見!!