たまに見かけるDQNカー。


乗っているのは典型的なヤンキー
運転席の背もたれを45度ぐらい倒し
体を思いっきり左にひねって
左腕はアームレストに乗せ
右手はハンドルの上端に手首をかけ
左の足は曲げたまま

運転している。

横には同類のねーちゃんを乗せて。


こういう乗り方小生は

エテ公乗り


etekou

と呼んでいる。


動物園のチンパンジー
気だるげに枝に手をかけ
木の枝などをしゃぶっているような
そんな雰囲気からである。


だいたいこういう運転をするヤカラは
後ろを見ていないどころか
マトモに前も見ていない。

いや、座席を倒しすぎてそもそも
前など満足に見えようはずもない。


ねーちゃんとくっ喋ゃべりながら
ダラダラと車を流しているので
そもそもマジメに運転していないのだ。


なんでこんなヘンな体制で
運転しているのかと思ったが
ハタと気づいた。



そういう体勢で
右足をうんと伸ばしていないと
アクセルブレーキに
足が短くて届かないのだな。
(;・`д・´)



ワザとそういう体勢を取っているのかと思ったら
そうしないと運転できないのだ。


いやいや、失敬失敬。


そんな憐れみの目はさておき。




ずいぶんと久しぶりにこちらへ。


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 らーめんたんぽぽ 




店からのお願いで
店の前に路駐をするな
と書いてあるのに

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平気でワンサカ停めている
その神経が知れない。

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これまでも何度か警察が来ているのを見かけるが
結局毎回客が違うので
意味を成していない。

警察も、ほぼ入れ食いだから
どんどん切符を切れば良いのだ。



店からの案内に書かれているとおり
2ブロックほど先に
路駐可能なバス通り
がある。


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この白線の中の長方形の駐車可能帯には
時間制限はあるがタダで停められる。

三和町というビミョーな成り立ちの場所ゆえ
特別に許されているのであろう。


さて、意外とたくさんのクルマが停まっていて
空き駐車スペースを探していたら
さらに2ブロックほど遠くに来てしまった。


台風一過(?)で少々気温が下がり
真夏ほどの激烈な暑さが和らいでいるため
なんとか歩いて来れた。


途中、三和町の特徴的な長屋街
愛でつつ。


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あ~、そろそろ秋だなぁ。
(|||´Д`) 


さて。

五分ほど歩いてお店へ到着。

カウンターへ。

らーめんたんぽぽ - Spherical Image - RICOH THETA



そうそう、店の入口には
消毒用のアルコールスプレー
が置かれており
ウィズコロナに向けて対策はバッチリ。


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ただし店内は狭いため
パーティションその他は設置されておらず。

小生は水を飲んだり
モノを食べたりするとき以外
マスクをしているので
気にならない。


さてメニュー。


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この店では
来客のほぼ八割ぐらい
(拙者なんとなく調べ)


 麻婆麺 

を頼んでいる。

鹿児島の 麻婆麺 パイオニア

といわれる所以である。


というわけで小生も・・・・


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ただ 麻婆麺 を頼んでも
面白みがないので
スコーピオン
にでもチャレンジしてみますか。


2辛、3辛については
過去に1辛完食者のみに与えられる特権
であるようだ。


お試しで0.3辛というのもあるが
まぁ、午後からのことも考えて

1辛で。
( ´ ▽ ` )ノ



麺のチョイスは
細麺ストレートと
中太縮れの中から
ストレートを。

100円で付けられるセットにして
小ご飯と温玉付きに。



調理風景を見ているとご店主
 麻婆麺 
にしても他のラーメンにしても
ゼッタイに作り置きせず
毎回毎回中華鍋を振るっている。

今回よくよく観察していると
以前は辛さごとに作り分けていたが
現在は一回で提供する4杯以内の麻婆を
一度に調理しているようだ。

ではどのように辛さを調製しているのかというと
温めたドンブリに
辛さごとに別々の唐辛子パウダー
を入れ
そこに茹でた麺を投入
麺に唐辛子パウダーをよく辛めて
その上から麻婆をかけていた。


こちらの 麻婆麺 には
スープが入っていない。


茹でた麺の上に直接
とろ~り
麻婆あんをかけるのである。

以前は唐辛子パウダーは上に載せられていたと思うが
最近はチャレンジを怠っていたので
日和ってノーマルしか頼んでいなかったかも。

10年前にはチャレンジメニューにアタックして
見事完食を果たしたのであるが。
(。-`ω-)





小生のドンブリの調理には
特に注意が払われているようで
瓶に入って密封された赤い粉末
そろ~りそろ~り
小さじで投入して
しっかりと麺と混ぜ合わされていた。


さて、提供!

どんっ!!


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先述の作り方のため
表面的な麻婆の色味は
一般のものと変わりがない。

いざ、実食!!


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あっ!!!!

部分的に
真っ赤に不穏なカラー
に染まった麺がww


スープがないのでそもそも
麺と唐辛子パウダーが混ざろうハズがない。



では、いただきましょう。


ダマになって底に溜まった麺をほぐし
よくよく麻婆あんとからめまして。


ぱくり。


じわじわ。

あー、あとから来るね。
(´д`)


通常の唐辛子は
少々辛さを増していっても
唐辛子の粉体が増えるだけで
辛さはさして比例して辛くならない。

しかし、
ジョロキアだのスコーピオンだの

 特別な辛さのトウガラシ 

は、消化器系にダメージを与える辛さである。


1辛ではあるがさっそく
胃の下、
十二指腸あたりから先が
シクシクと痛くなってきた。


おそらく辛さの気配を感じた胃は
さっさと通過させようと十二指腸に送り込み
そこがアラートを発しているという状態。


以前辛さで

全 治 半 日

の重症を負った時には
十二指腸も進行を拒み押し戻したため
行き場を失った未消化物が
制御弁を失った原子炉のベントのごとく
一斉に排出された悲劇もあったが
今回はそこまでは行かない。





しかし、消化器系に
わずかでもキズや腫れ物異変があれば
即大変な痛みに苦しむであろう

そんな辛さ。


総合的に判断して

3.6KM

と辛ジャッジいたしました。


例によって
私的辛メーター判断基準
はこちら。


0.0~1.0KM 誰でも食べられる辛さ
1.1~2.0KM 辛いモノ耐性の弱い人でもOK
2.1~3.0KM 辛いモノ好きな方々向け
3.1~4.0KM 特に辛いモノ好きなマニアックな方々向け
それ以上 ヘンタイ



要するに、フツーに辛いモノ好き
持って自認する諸氏でも

少々手こずる辛さ

というわけである。


4.0KMを超えていないことは
のちの体調によりさらに追試できた。


ニョードーは熱くならなかったんですよ、奥さん。



今回細麺にしたため
麻婆あんをかなり絡め取ってしまい
アフターライスとの合体では
少々あん不足。


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まぁ、温泉玉子との合わせ技
なんとか乗り切ったがな。


ということで完食!


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ごちそうさまでした。


午後からは、
胃の腑以降の痛さは退いたが
数時間後からかなり後を引いて
トイレに行くたびに辛さの追憶を。


こちらも、
「じごんす」
を鍛えておかないと
かなり苦しむことと思われるので
注意されたし。


万人には勧められないが
チャレンジメニューとしてお試しあれ。
(°∀°)