キミは

南海派か、やぶ金派か?
( ・`д・´)



コレだけでピンと来た諸氏は

鹿児島のフェリー愛好家

である可能性が高い。


ナゼか。

それは。


鹿児島県本土の中央には
鹿児島湾
(通称:錦江湾)
がぽっかりと穴を開けており
そこを挟んで
左側が薩摩半島
右側が大隅半島

となっている。

そして、鹿児島湾のど真ん中に
桜島
が鎮座ましましているのであるが
桜島は島とは言っても
現在は大隅半島と
陸続きになっているのであるが
いずれにせよ
薩摩半島と大隅半島を行き来するには
陸路で延々と鹿児島湾を迂回していくか

鹿児島湾を横断するフェリーを利用する

ほかない。

(泳げるモノなら泳いでみぃ。)



大きくは2航路、

鹿児島市街地と桜島港を結ぶ
桜島フェリー


と同じく

鹿児島市街地と垂水港を結ぶ
垂水フェリー


である。


そして、そのいずれにも

船内にうどんのコーナーがあって

鹿児島の民はフェリーに乗るとまず
ナニはさておき
うどんを食べに行く


のであった。

えっ?
Σ(゜∀゜;ノ)ノ

食べない・・・・?


キサマ、さては幕府の間者だな!?
(。-`ω-)


そう、そして、

垂水フェリーのうどんは
南海うどん


nankaiUDON


桜島フェリーのうどんは
やぶ金うどん


yabukinUDON


なのである。


(自分で撮った写真が見あたらないのでどちらも拾いモノw)



南海うどんの特徴としては
冷凍のうどんをその場で湯がいて提供するため
シコシコとした讃岐系のうどんである。

そして、そのツユは
カツオダシがよく効いており
時間帯によっては煮詰まって
下品なほど濃いゴイとしたツユである。


それに対し、やぶ金のうどん
茹で置いた麺をその場で湯煎しているため
ヤワヤワな麺が特徴。

ツユは、甘くてまろやかで
コンブ出汁が強めである。


出航してから15分もしないうちに到着する
桜島フェリーは
スピードが勝負

対する垂水フェリーは
航海時間が40分と比較的長いため
ゆっくりと落ち着いて
食事としていただく
ことを主眼に置いているのではないかと
思われる。

(知らんけど。)


まぁ、どちらにしても小生は
乗船して船が出航する前に
うどんを食べ終わっているのが常

なので
船旅で食べるというよりも
港のターミナルでクルマや人が乗り込むのを
眺めつつ食べる

というのが正解であるが。



あ、ちなみに小生は

南海うどん

の方が好きである。


どうしても食べ応えのある
讃岐系のうどんの方が
好きなのだなぁ。


そんな他地域のフェリーに乗って
うどん屋がないことに驚きを禁じ得ない
かごんまの民の語らいはさておき。




日曜なのだが
お昼をこちらで食べたかった。


きこり六久


DSC_7640




前回訪問したあとに




スープの出汁に

 秋刀魚節 

を試しているとの
インスタグラムの投稿があったからである。





さんまぶし・・・・


sanmabushi
(画像はネットの拾いモノ)


鹿児島ではあまり聞かないダシ素材。

これは気になるではないか。


11月中の提供
もっと早く来たかったのだが
なかなかお昼に天文館まで来るというのは
ハードルが高く
タイミングを逸していた。

しかし、
12月からはどうやら違うダシを出す
ようなので
なんとか11月中に間に合わせてやってきた。


11時半に到着すると
店の奥の方で準備をしているようだが
まだカンバンも出ていなかったので
しばらく時間を調整して
12時チョイ前に再訪すると
開いてました
( ´ ▽ ` )ノ



入口から中に入ると
7~8メートルほどの通路の先に
お店の実際の入口があるので
入ろうと思ってこないと
ちょっと勇気のいる(?)シチュエーション。


DSC_7638


入口横の券売機は故障中。


というよりは、このお店
現在休業中の

拉麺志(KOKORO)

を間借りしての営業なので
券売機はソチラのお店用なのではないか。


拉麺志
新屋敷からこちらへ移転してきたが
ご店主がケガをされたとかナントカで(伝聞)
営業を再開できずに
ソチラのスタッフだったという方が(伝聞)
この

きこり六久

を出しているというのだ(伝聞)。


入店すると一番客。

きこり六九 - Spherical Image - RICOH THETA




ご店主が消毒用スプレーを持ってきて
手指の消毒を依頼される
のも相変わらず。

メンドくさい世の中になったモノだ。
(;´Д`)


DSC_7633


店内の掲示で
(淡麗)(芳醇)のどちらかを選べます
と書かれていたので
選択できるのは『塩』のみですかと尋ねると
確かに『塩』のみだが

「(淡麗)は現在、味が弱くなっていまして・・・・」

とのこと。

もとより、『塩』の(芳醇)を頼むつもりだったので


「んじゃ、芳醇で。( ´ ▽ ` )ノ」


水を嗜みながら待つことしばし。

DSC_7634


来ました!!


DSC_7635


ほほぅ!!

スープの表面に魚粉(?)がたくさん!!


店に入ったときからすでに
かなり強い薫香を感じていたが
出てきたドンブリから立ちのぼる
得も言われぬこの【ブシ】の香りよ!


では、いただきましょう。

スープをひとくち。


DSC_7636


ををっ!!!!


これは・・・・


相当強く『サンマ』を感じる!!


旬の時期のサンマの脂っこさは
すべて抜け落ちていて
ウマ味が凝縮しておる。
( ̄¬ ̄*)



表面の魚粉のように見えていたモノは
サンマの節の崩れた微粉末。

かな?


とにかく『サンマ』を感じた。


麺はこれに合わせて細麺に変えたのか?

いずれにせよ、スープをよく持ち上げ
コリっとした芯の感触もいい。


ただ、細麺の宿命、
麺がダレるのも早いので
早急にすするに限る。


うわぁ、秋刀魚節って、
こんなに色濃くサンマを感じるんだぁ~


トッピングは以前と変わらず
鶏つみれが二つ
カボスの輪切りに岩のりが。

鶏つみれの中の
コリコリとした軟骨の食感もまた楽し。


岩のりをスープに入れても
秋刀魚節の強さは変わらず
カボスを搾ってもさして影響なし。


強いぞ!秋刀魚節!!


いやぁ、ンマかったね。

ごちそうさまでした。


DSC_7637


スープの底の方には
砕けた秋刀魚節のカケラ
が沈んでおり
よりいっそうサンマ感を楽しめる。


焼き魚にしたサンマ
しっぽの先っぽの方の身が
すっかり水分が飛んでカリカリになっているが
そこがまたうま味が凝縮してウマい
あの味わい。

そのウマ味が全体に感じられる一品であった。


表面の魚粉のようなサンマも
沈んだサンマのカケラも
あえてぜんぶ濾したり取り除いたりせず
サンマ推しの演出なのではないかと
感じた次第。


はたして12月1日(火)からホントにダシが変わるのか
今のところ不明であるが
もし興味があるなら明日

11月30日(月)

を逃す手はあるまい!


と思わせる一杯であった。



・・・・もっと早く来ればよかったなぁ。
(ㆀ˘・з・˘)


お試しあれ。