つい先日
南海派かやぶ金派か?
論争に火を付けた
フェリーのうどん議案。
今回、久しぶりに
垂水フェリー
に乗る機会があったため
南海うどん
を堪能してきた。
鹿児島市から大崎町まで
の旅程であったが
往きはさすがに昼メシ前で
後程記述する
三七十庵
にてそばを食する予定だったため
ぐっとガマンしたが
帰りは誰憚ることなく食すことができたので
決して腹が減っていたわけではないのだが
フェリーに乗ったら
うどんを食すのが麺喰道の流儀
であるため致し方がない。
(。-`ω-)
16時20分発の垂水港出港の便。
クルマがフェリーに乗ったのが
おそらく16時15分頃。
そして、デッキ後方のうどんコーナーに向かい



素うどんをオーダして

16時19分にはうどんを受け取っていた。

いただきます。
ダシを一口。
・・・・って、熱っ!!

うんうん。
冷凍のイカニモなうどんながら
このちょっと煮詰まったダシも
いい味を出しており
コンブ・カツオ・シイタケの風味が
なんともいえず。

ごちそうさまでした。
食べ終わり16時24分ナリ。
やっぱりフェリーには
うどんだよなぁ。
(*´ω`*)
↑
鹿児島ローカルルールww
そんな16時半のオヤツはさておき。
(今回はここまでがマクラですww)
というわけで今回は
大崎町が目的地。
大崎町にはカブトムシがいた。

がぁ~~~~~!!
しかも二匹。


さて。
お昼は同行の大隅マスターにムリを言って
こちらに寄ってもらいました。
三七十庵



志布志にあるので
大崎町から若干距離はあるが
一度は行ってみたかった名店。
鹿児島のソバ好きの間では
鹿児島そば番付で横綱
と格付けされているらしいが
(”変態番付”ではないので悪しからず)
昨年から長期で一時期閉店しており
惜しまれていたのであるが
今年の春に復活を遂げたという話である。
以上、同行の大隅マスターからの伝聞。
以前はものすごい人気で
お昼時には駐車場が溢れていて
店内も座れないほどだった
という話であったが
本日訪れた際には
そこまでの混雑ではなかった。
みなさんホントに閉店したと思って
寄りつかなくなっているんじゃないのか。
(*´・ω・)
事前に大隅マスターから
店内での作法
はレクチャーを受けていて
かつ手慣れた大隅マスターがいたため
混乱はなかったが
慣れていないと右往左往するところ。
まず、入店して左手の壁に券売機。

入口左横で後ろを向く位置
にあるため
知らなければまずオタオタするであろう。
しかし、安いな!!
かけそばが400円スタートとは・・・・
鹿児島では一般的に
手打ちであれ機械打ちであれ
自家製であれ既製品であれ
うどんよりそばは一段高い位置づけで
ましてや自家製であれば
軽く700円スタートとかザラである。
今回はしばし逡巡した末
田舎そば
をチョイス。
大隅マスターが
唐揚げそば
を選んでいたのできっと唐揚げもウマかろうと
旨い唐揚げ1個
も選んでみる。
ここで出てきた食券を厨房に出すのだが
その時、
自分で食券を半分にもぎり
片方を厨房にさしだし
もう片方を持っていく。
なるほどー。
( ´・∀・`)

冷水もセルフ。
小上がりの座敷に上がり込む。
三七十庵 - Spherical Image - RICOH THETA
そして、できあがると
食券に記載された番号を呼ばれるので
受け取りに行くという次第。
ふむふむ。
ここで、
セントラルカウンター
(真ん中のテーブルww)
から自分で割り箸とレンゲを取っていくのだが
こりゃ、初見では気づかんわww

いちおう『お作法』が掲示されているが

一人で行っていたらきっと迷ったであろう。
案の定、
箸とレンゲを取り忘れて
再度取りに戻り
そのついでに一味を振りかけてくる。

では、いただいてみましょうか。
ダシをひとすすり。

いつものごとく
そばをくるくると箸に巻こうと思っても
プチプチ千切れるか
ゴワゴワでまったく巻けない。
(ㆀ˘・з・˘)
レンゲでダシをすくってみると。
ふむふむ。
まず最初にふんだんに盛られている
ワカメの風味が強いが
ダシそのものの味わいは複雑で
なんとも形容しがたい。
おそらく一般的な
シイタケ・カツオ・コンブ
を主体にしているのであろうが
得も言われぬハーモニー。
(*´ω`*)
さすがは横綱店。
田舎そばの具材は
厚揚げ
ワカメ
ネギ
干しシイタケ
紅白カマボコ
とシンプルながら味わい深し。
揚げたての唐揚げ
もかぶりついてみると。

この写真では小さく見えるが
実際にはコブシ半分ほどの大きさがある。
これもまた
(゚д゚)ウマー
いやぁ、堪能いたしました。
ごちそうさまです。

次はかしわそばも食してみたいな!!
お試しあれ。