師走の鶏刺しを買いに
知覧町まで。


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かしわ・鶏刺し専門店
-生産農場直売所-

大摩桜





前々から小生が
SNSの情報などを見かけていて
先日ふらりと立ち寄った際に購入し
次男氏と二人で
いたく感銘しながらいただいた
マボロシの鶏刺し。


なにせ知覧まで遠いしww



これはぜひ長男氏にも食べさせねば
朝イチから墓参りも兼ねて出かけ
はるばる知覧までやってまいりました。


11時開店のところ
10時半過ぎに着いてしまって
しばし駐車場で待ち。

そうこうしているうちに
次々と車がやってきて
駐車場に止めて待っている。

10分ほど早くお店の方が案内しに来て
早めの開店となった。


ヨメ氏は鶏刺し食べないので
長男氏次男氏と小生と三人分
であったのだが
盛り合わせの中には

特選厚切りムネ

が入っていなかったので
それまで含めて購入。

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今宵は

鶏刺しパーリー

と相成った。


いやぁ、フツーの鶏刺しと違って

なんなんだこのサシの入った胸肉は。

なんなんだこのモッチリとした振り袖肉は。


厚切り胸肉
幅7〜8mmほどと
マジ厚切り
3cm×10cmほどの大きさで
フツーに考えればガチガチの固さに思えるが
サクッとした歯ごたえなのに
モッチリとした脂のりで
さながら大トロのごとし。


(゚д゚)ウマー


いやぁ、今宵の晩メシは
ほぼ鶏刺しのみで。


堪能いたしました。


そんな歳末点描はさておき。
(ステマじゃねーよww)






知覧まで足を伸ばしたのならば
川辺のこちらまで行くでしょう!


ラーメン専門くりやま


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時折みぞれ混じりの
雨が降る中
11時過ぎに訪問すると
すでに開店状態。

店内へ。


ラーメン専門くりやま - Spherical Image - RICOH THETA


どんどん店内は埋まってくる。


その店内は
外観からは想像できないぐらい広く
座席数が多い。

すべて着席すれば
軽く50席は超えそうな陣容。

テーブル席に小上がりの座敷と
さまざまな客層に対応している。



長男氏次男氏は
しょうゆらーめん

小生は
みそらーめん

をチョイス。


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なぜこちらの店で

みそらーめん

をチョイスしたのかというと
かつての鹿児島での味噌ラーメンの雄

 和田屋 

直系のラーメンであると聞いていたから。

こちらのご店主がもともと
和田屋出身であると聞いた。


和田屋の味噌ラーメンならば
その直接の流れを汲む

麺屋桑山

もあるという意見もあるが
聞くところによると麺屋桑山
現在ランチタイムは
桑山ラーメンのみの提供で
味噌ラーメンは食べられない

というではないか。
(小生は未確認)

ならば、一度はこちらの店の
みそらーめん
も食しておきたいところである。

ずいぶんと前から小生の中では

宿題店

としてくすぶっていた店である。
2020年の納麺
としてふさわしいではないか。
(。-∀-)


待つ間に漬物など。


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ふだん漬物などに見向きもしない
長男氏次男氏が
ぺろりと漬物を平らげていたのが印象的。
ちょっと塩味
わずかに酸味を感じる
あっさりした味付け。


そんなに腹が減っていたのかww


調理は一斉に進むようで
10組ほど入店したところで
一気に厨房から運び出された。


まずは長男氏次男氏のしょうゆから。


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ふむふむ。

濃く乳化されたとんこつスープに
しょうゆのカラーが軽く覆う。



さて、ちょっと遅れて
みそらーめん
提供。


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ばば〜ん!!


おお、この香りは・・・・

確かに和田屋直系の味噌の香り。

ルックスは上にチャーシューが乗っていて
野菜の盛りはさほど多くない。


ではまずはいただいてみましょうか。


スープをひとくち。


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ふわっと口中に広がる味噌の旨味は
紛うことなき和田屋直系の味噌。

甘さはほとんどなく
赤味噌主体で
ほんのり酸味を感じる。


しかし、それを支えるベースのスープは
ずいぶんとミルキーな味わい。


このマイルドなスープに合わさると
味噌の味わいもずいぶんと変わって感じる。


なるほどー。
( ・∇・)


こういうアレンジか。


この濃密なとんこつスープ
こちらの店のキモなのだな。


麺は若干細目寄りの中細麺。

しかし、パッツリとした茹であがりで
これまたウマし。


野菜・ミンチとともに煮込まれたスープは
最後までアツアツで申し分なし。


いやぁ、ンマかった。


和田屋系列でありながら
独自の進化を遂げた味噌ラーメン
であった。


ごちそうさまでした。

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地元の皆さんに愛される理由を垣間見た思い。


また来ます。



・ ・ ・ ・


ということで、おそらくは

2020年これが最後の麺になろうかと。


今年はどうであったかは今さら反故にして

みなさまにとりまして
2021年が良き年になりますよう
祈麺いたしまして
今年最後のご挨拶とさせていただきます。


よいお年をお迎えください。
( ´ ▽ ` )ノ