昨日の朝、
衝撃的なFBの書き込みで目が覚めたww


残念ながら元記事が消されたのか
探すことができなくなっているが

加世田小湊の
コミジョイこと
うどん自動調理販売機を運営している
阿久根商店製麺所
が閉店し、
うどんの自動販売機
すでに稼働を止めているという。


これはとりあえず確認せねば!

ということで本日

行ってまいりました!




鹿児島市内からでは
おそらく産業道路その他
表通りは混んでいるのではと考え
中郡から紫原団地へ駆け上がり
田上方向へ右折
そのまま中山方向に進み
県道20号鹿児島加世田線を使い
一気に南さつま市へ。


到着は11時半頃。

実は同じように昨日びっくりして
確認に行かれた方の情報もあったのだが
自分の目で確かめてみたかった。


事前に聞いていた情報通り
まわりのドリンクの自販機はフツーに稼働中。


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大概こういうドリンクの自販機は
ドリンクメーカーや販社だったり
自販機専業の業者だったりが
場所を借りて設置しているので
追い出されない限り
販売は続けているであろう。

しかし、うどん機は。

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コイン投入口がガムテープで塞がれ
ボタンにもガムテが。

「うりきれ」
のランプは付いているので
うどん機そのものに
電源は入っているようだが
単にコンセントを抜いていないだけかも。


あちこち見て回る。

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昔は隣接するコーナーで

せごどんラーメン

を提供していたようだが
さて、いつの頃であろうか。


工場は入り口の門が締まり
まったく人の気配はない。

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同じように情報を聞きつけたと思われる方々が
何台かクルマで訪れていたが
手がかりとなるようなものはなにもなかった。

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うどん機の前には
食べたあとのプラのドンブリを捨てる
ゴミ入れがあったのだが

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これももうビス止めされていて
開かないようになっていた。


どうにもわからないので
自販機コーナーの前の畑で
農作業をしている方々に声をかけて

「すいませーん、この製麺所がどうなったか
ご存じないですか?」

と聞いてみたが、

「入り口はあっちやっどなぁ。
んにゃ、なんも知らんどー。」

とのことであった。


単に連休で人がいないので
うどんの補充などの
メンテナンスできないため
販売を停止しているだけなのか
それとも
ほんとうに営業をやめてしまったのか。

以前聞いた話だと、
この阿久根商店は
前社長が急逝されてしまって
引き継ぎとかが大変だったと
聞いたことがある。


このうどん自販機は
過去ログにも誌したとおり




九州最後の生き残り

であったので
もし失われてしまったとしたら
残念なところである。


こちらのページでは
異常なる情熱を持って
全国の自販機の情報を網羅しているので
御覧じろ。




ということで
引き続き情報を望む。
(。-`ω-)


そんなオチも盛り上がりもないマクラはさておき。




以前、麺友の方々
ドコのそばがウマいかという話題で

加世田の長屋そば

という店名が出て

あー、もうずいぶん昔
独身の頃か
バイクやクルマでツーリング途中
ここで食べたそばがウマかったよなぁと
追憶していたら食べたくなった。
(´・ω・`)


というわけで
コミジョイ訪問のあと

やってまいりました。

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昔はカンバンぐらい何かしらあったと思うのだが
現在はのぼりぐらいしかなく
それも見にくいため

知る人ぞ知る店

になっている。


もっとも、

知ってる人は知っている

ため、来客は多い。


加世田市街地から枕崎に抜ける
国道270号線沿い。

Aコープサザウィン店があるが
その500mほど手前になる。

ぱっと見、
トイレと隣接の休憩所のための駐車場
ぐらいにしか見えないため
うっかりすると見落とす。

店の入口がウラ手にあるというのも
ひっそりとした要因の一つ。

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長屋そば部会

というのが正式名称のようだ。


ちょうど12時前という時間。

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先客はおじちゃんが1名のみで
案外空いているなと思っていたら
あとから来た家族連れのおばあさんが

「そばを、6人前。持ち帰りで。」

などと頼んでいたので
その後入ってきた二人組で
すでにそばは売り切れてしまった。

そのおばあさんは
うどんも3人前とか言っていたが

「うどんはお持ち帰りはやってないの。
ダシは一緒だからそれだけ買って。
うどんはうちのも冷凍だから
この先のサザウィンで買って帰って。」

と、思わぬ舞台裏のカラクリを聞いてしまったww

さらに、あとから入ってきた来客に

「もう今日はざるそばとうどんしかないの。」

と応対していたので
かけそばはちゃんとした手打であるが
ざるそばは冷凍対応であることも
容易に知れてしまったwwww


それは、営業機密事項ではないのかww


まぁ、このように
12時にしてそばが売り切れることの要因の一つとして
当の麺友である

ろいまん師

が11時過ぎに訪問していたことも
付け加えねばなるまい。

かけそばの大盛りを頼んでいた模様ww



それらバタバタと来客がある前に
オーダは済ませていた。

かけそばといなり。


お茶とほぼ同時にいなりがやってくる。

当然事前調理だからな。

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しかし、この中身がぎっしりと入ったいなり

3個で200円。

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いなりにじゅわっとお出汁がしみており
なんともほっこりとした味わい。


そばと漬物のダイコンが同時に。

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さすが、
日本の誇る伝統のファーストフード。

提供が早い。


いざ!

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お出汁をひとすすり。


あー、うまいんだよなー、これが。

どこの店でもそうだが
出汁の基本といえば

カツオ節(イノシン酸)
コンブ(グルタミン酸)
干しシイタケ(グアニル酸)


などである。

そこに各店で

サバ節
煮干し
各種乾物


などを加え
使っている醤油も相まって
各店の味わいを決めているのだが
たったその組み合わせだけで
どうしてこうも各店で味が異なるのか。


いや、もちろん大きな方向性というのは
みな同じなのだが
バラエティ豊かというか
個性的というか。

こちらの出汁は
ベースは当然カツオ節なのであろうが
コンブや煮干しと感じられる味が加わり
なんともいえぬ味わい。


ンまかった。
(*´ω`*)


ごちそうさまです。

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こんな佇まい(失礼w)ではあるが
お支払いはPayPayで。

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一人で店を切り盛りしているおばちゃんが

「ちゃんと書いとかんと売上が合わんご、なっでww」

と笑いながらノートに

650円 ペイ

と書き込んでいた。


また来ます!



・・・・とそのまま帰ろうと思っていたのだが
加世田の街なかを通っていると
やたらとクルマが多く
家族連れなどで歩いている人も多い。


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あ。


砂の祭典をやってるんだ。

カンバンなどを見ると
今日まで
の開催であるらしい。


まぁ、散歩がてら寄ってみましょう。

おっさん一人でww


実は砂の祭典初体験。
(///∇///)



昨年は中共武漢コロナ報道禍
中止になったのかな?

以前は吹上浜の特設会場にて
開催されていたものが
今年は

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南さつま市の『まちなか』で開催という。

『まちなか』を3ブロックに分けて
それぞれの場所に砂像が置かれ
そのまわりでイベント等をやっているようだ。

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市役所エリア
本町エリア
麓エリア



上の2枚の写真は
最後全部見終わってクルマに戻って撮ったもの。

道行くヒトビトはみな
なにかパンフレットを見ながら歩いている。

このパンフをどこかでもらうのだな。


とりあえずクルマを止め
市役所方面がにぎやかなので
そちらに歩いて行く。

すると。

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あー、ご時世だなぁ

市役所のエントランスに

①記載所

とある。

ここで名前と連絡先(電話番号)と
南さつま在住か県内在住か
県外来訪か

を記載する。

その後、

②検温所

で検温し、パスしたら

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このシールを貼られる。

なお、この記載や検温は
市役所だけでなく
他のエリア内にも何ヵ所もあるので
どこからでもイベントに参加可能。

まぁ、自由にヒトは出入りしているので
べつにこのシールを貼ってなくても
見とがめられるわけではなさそうだが
おとなしく従うのが
日本人のリテラシー。


さて、順番に砂像を見ていきましょう。

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こちら
市役所エリア
に置かれている砂像は
どれも割とスケールが大きく
しかも前と後ろ
モノによっては多面的に
像が彫られており
様々な角度から楽しめる。

出展の単位は任意のようで
市役所の各所課で出ているところもあれば
個人名
(おそらく砂像連盟とかいう組織の方々)
などもある。

だいたい迫力ある砂像は
連盟のプロの作品だww


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砂像制作の実演もやっていた。

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削ったり掘ったり
湿らせたりまた砂を盛ったり。


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よくわからないコラボ作品も。

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その横では

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しやくしょマルシェ

と銘打って
キッチンカーが来ていたり
いろんな物産品や手芸の作品などを
売っていた。

どちらかというと
来客者よりも出店者が楽しんでいるようなww

さきほど公式HPを見てみたが
昨日は強風のため
しやくしょマルシェ
は中止になったらしい。






今日なんかドピーカンで
風も心地よい程度だったが。


さて、てくてく歩いて本町エリアに移動。

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妖精の街だそうだ。

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わぁ、妖精さんがいっぱい・・・・

じゃなくて、けっこうな来客が。

ココはホコ天になっていて
そこに各種テキ屋や露天商が出店しており
活況を呈していた。

そこそこな混み具合のため
三密ではないであろう。

食い物は、ついさきほど
そばにいなりまで付けてしまったため
No thank you状態。

よって、妖精さんたちを見て回る。

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まわりに囲いのない砂像もあったため
コドモ相手に仕方がないが
一部崩れているものもアリ。

しかしコイツは、
原型をとどめていなかったwwww

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砂場かwwww


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小生、そもそもまったく知らなかったのだが
このあたりは

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ゆめぴか本町

と呼ばれる商店街のようで
まわりには小洒落た建物も。

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ここ、病院?


以前はこの砂の祭典は
街から遠く離れた
吹上砂丘内

で開催されていたようだが
今回は

「今、輝け…まちの砂像!!」

と銘打っているように
街なかで開催されている。


実は街の活性化にとっては
こういう開催方法のほうが
より効果的なのではなかろうか。


今回はじめてのことだったので
街なかの商店の皆さんも
勝手がわからなかったのかも知れないが
フツーに休業しているところが多かった。

どうせなら、街全体でまつりを盛り上げる機運で
あまり関係ないような業態のお店でも店を開け
客を呼び込む仕掛けを作ったらどうかと
思った次第。

あ、こちらのラーメン屋さんは開いていた。

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カシコイ選択。

ひと通り見たので
(マップを見たら漏れ多数ww)

今度は麓エリアへ。


県内にアチコチ

『麓』

地区があるが、その多くは

武家屋敷

である。


この地区もそうであるようだ。

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こちらは小ぢんまりとしたエリアで
砂像の数も少なく
キッチンカーが1台。

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でも、
開催している側の皆さんの
楽しそうな様子

が印象的であった。


おしまい。
(ノ´▽`)ノ