拙宅においては
ほぼデリバリーサービスなど頼まないので
あまり気にしていなかったが
以前からフシギに思っていた。


明らかに鹿児島市にチェーン店がないのに
食べることのできるデリバリーサービスがある。


たとえば

小僧寿し

kozouzushi



たとえば六厘舎


小僧寿し
といえば
昔は全国いたる所に
チェーン店展開していたが
回転寿司の台頭などで店舗数が激減
現在鹿児島市内には店舗がない。

しかし、鹿児島市で頼める
いろんなデリバリーサービスのメニューの中に
小僧寿し
の名前を見ることができる。


「銀のさら」
などのデリバリー専門店は
来客を目的とした店舗は持たず
小さな工場のような建物の一角から
デリバリー専用の三輪バイクなどで
宅配を行っているが
小僧寿しに関しては
そのような明確な店舗も見たことがない。


すると、騎射場の一角に
見慣れない店
が昨年末にオープンした。

以前は居酒屋などが入っていた場所であるが
現在入っている店舗は
明らかに来客を拒んだ店作り。

以前客席があったスペースなどに
なんらかの調理機器と思われる機械が
所狭しと並べられているのだ。

たまたまこの店舗は
以前ガラス張りで見通しの良い店舗だったため
店内が見通せる作りになっているが
フツウならばこのような作りにはしないであろう。

そして、その店舗の前には
店の名前などが一切書かれていない
白塗りの三輪バイクが多数・・・・


ようやく小生は理解した。

この店、おそらくいろんなフードサービスを
店の系列などに関わらず
各店のレシピに従って調理して
宅配を行う

マルチテナント型宅配サービス

の店なのだな。


しばらくその店にはカンバンもなかったが
現在は

デリズ騎射場

と看板が掲げられている。







なるほどー・・・・


そういうビジネスか。


確かに、これまでの宅配は
店舗型のお店が片手間に宅配を行っていたり
宅配を専門の業者に委託したり

もしくは
宅配専門の業者が自社ブランドを宅配したり
といったビジネスモデルであったが

多数のブランドを受け持って
(あるいは名前だけ借りて)
ただそのブランド名の料理を宅配する
調理・宅配代行業者

といった位置づけになるであろうか。


なるほどねぇ、
いろいろと考えるものだ。


しかもこのデリズというカイシャ
福岡のカイシャであるが
現在は小僧寿し傘下なのだな。
(*´・ω・)



そんな感心することしきりな
おっさんの感想はさておき。




5月の初旬頃であったか
近所の店の軒先に
掲示が出ていた。


サツマノマーボー
麻婆まぜそば
『5月XX日から提供』


しかし、その後
大都市圏では中共武漢コロナ報道禍による
緊急事態宣言発出
鹿児島県における警戒基準が
レベル4
に引き上げられたことなどの影響もあってか

『近日提供予定』

に後退していた。

それが、先週末から

『麺はじめます
6/1(火)〜』

という掲示に変わり
Facebookのページにも

#Repost @satsuma.no.mabo with @...

薩摩だし餃子 えぶりでいさんの投稿 2021年5月31日月曜日

と告知された。


これは訪れねばなるまい。

ご近所だし。
(。-`ω-)


ということで自宅にクルマを止め
やってまいりました

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薩摩だし餃子
えぶりでい

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待ちかねたぞww


入店すると入口のドアは開け放たれ
オープンエアで換気はバッチシ。

着席すると
「コロナ対策で念のため」
と、小さな紙に名前と電話番号を書かされる。

まぁ、ご時世だよなぁ。

元祖だし餃子えぶりでい - Spherical Image - RICOH THETA




さて、いちおうメニューを見て概要を掴む。

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撮影・投稿については
クチコミサイト等への投稿は禁止されているが
個人間のSNSではOKらしい。

よかったぁ〜、ここ、個人の日記でww


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これまでの基本の麻婆豆腐類に追加して

麻婆まぜそば

が加わっている。


では、

麻婆まぜそば
大盛りに
山椒マシマシ


でお願いしてみる。


冷水がジョッキで出てくるのが
夏場はありがたい。

DSC_0825
(まだ6月1日wwww)



先客は二組ほどであったが
後客は四組ほど。

男性客はみな一人客、
女性客は二人とか三人とかのグループ。

どちらかといえば
シャレオツな店であり
おっさんがワシワシと昼メシを貪る
というイメージは薄い。

これまでにも2回ほど訪問したな。






初回はオープン当初
二回目は麻婆豆腐専門店として
リニューアルオープンした時。

そして今回は、
まぜそばの展開という
また新たな節目に。

(なんせ、近所なもんでww)



さて、少々時間はかかったが
提供、どんっ!!

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「追い飯は必要な時声をかけてくださいね」

とのことだったが、大盛りにしたため
不要かも・・・・(ºωº )


では、いただきましょう。


まぜそばのお約束
ぐっちゃんぐっちゃんに
完膚なきまでに混ぜたくりかえりたくりまくる。

混ぜれば混ぜるほどウマい
まぜそばの鉄則。

せっかくのきれいな盛り付けを
原型を留めず混ぜ込む。

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いざ!


ぱくり。


運ばれてきた段階で
マシマシにした山椒がふわっと香っていたが
食べてみるとそのシビレはまったく感じず。

うーむ、どうやら山椒が少々
気が抜けてしまっているらしい。


当初運ばれてきたドンブリの盛り付けから
見て取れる通り
麻婆あんはトロミの強いタイプで
盛り付けられたドンブリの手前側半分に
上からてろ〜んとかけられており
流動性が低いので
麺の上にとどまっていた。

麻婆あんにほとんど辛さは感じず
(※註:個人の感想ですww)
この店の麻婆豆腐の特徴である
日本的お出汁と味噌のウマ味
をしっかりと感じた。


麺は丸太麺
ツルツルもちもちとした茹で上がりにて
麻婆あんともしっかり絡む。



逆さ富士型の深めのドンブリゆえ
口径の小ささに反して
麺はさすがの大盛り
ふんだんに入っている。

混ぜ込まれた麻婆あんは
たっぷりと肉味噌を含み
左手に捧げ持ったレンゲと箸を駆使して

レンゲの舞

によりどっぷり麻婆あんと麺を絡めて
ゼイタクにいただく。

箸だけで食すと
麻婆あんがあまり絡まず
最後に大量に残り
よって追い飯の出番となるのだが
今回はレンゲの舞による適切なコントロールにより
麻婆あんをほとんど残さず食すことができた。

よって、追い飯は頼まないことに。


もっとも、大盛りにしたおかげで
すっかりオナカいっぱいになりましたが。
ε-(´・`)
ゲーフ



ごちそうさまでした。

・・・・って、アレ?
食後の写真が撮れていないな・・・・
(´д`)



お試しあれ!!