もう一週間ほど前になるか。

例によって土曜の休みに
野菜など調達のプチドライブ。

犬迫の泉石蔵
伊集院のチェスト館
春山のお茶の里
道端の無人販売所


などをつらつらと眺めながら。

その日の戦利品はコチラ。

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小振なキクラゲ
ラッキョウほんのひとにぎり
サンショウの実。


キクラゲは
ラーメン屋で出される
辛子高菜っぽく味付けされたもの
イメージして炒めてみたが
生キクラゲはけっこうヌメリが出て
イメージと違うものになってしまった。

まぁ、ウマかったが。


ラッキョウは今の時期
1kgとか2kgとか
商売にしなければ消費できないぐらいの
大物量で売られているが
拙宅においては小生しか食べないため
ちょびっとでよい。

上下を切り落として
ミツカンカンタン酢の黒酢バージョンに漬けた。


サンショウの実は毎年見かけるが
買おうかどうか迷っていると
あっという間に市場から消えてしまって
買ったことがなかったのだが
今年は意を決して購入。

下ごしらえをしてみた。


ネットの情報で探すと
まず最初に枝から実をはずす
と書かれているものが多いが
ゴミや葉っぱだけ取り
実はそのまま沸騰したお湯で茹でて良いようだ。

5分ぐらい茹でたら冷水に取り
そのまま水に1時間ほどさらす。

かじってみてまだイガイようならさらに水に漬ける。
ほどよければ取り上げて水気を切る。

あまり水にさらしすぎると
サンショウの風味も失われるので注意。

今回はちょっと風味とシビレが弱くなってしまったが
よい香り。

実は枝に

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3粒か4粒鈴なりになっていて
軸を取ろうとすると
皮も簡単にむけてしまうので
軸は取らずともよい。

枝から外すのみで。

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これをジップロックに入れ
冷凍庫で保存。


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今週の日曜日にちょうど
じゃことカブの葉の佃煮
を作ったのでこれを入れてみると。


う〜ん、清冽なサンショウの香りが。
(*´ω`*)


もっとたくさん買えばよかったな。

もう次は1年後じゃないと
手に入らないのに。


ということでサンショウ好きの諸氏
買ってみることをオススメする。


そんなニワカサンデー調理はさておき。




今日はコチラへ。


麺丼亭

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店外にメニュー表が下げられていて

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出前OK!

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さて、店内へ。


先客は1名。
後客は2名ほど。

麺丼亭 - Spherical Image - RICOH THETA



今回は事前に予習して
ナニを頼むか決めてきた。

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「汁ビーフンを大盛りで!」
(。-`ω-)



汁ビーフン
をメニューにラインナップしている店は
意外と少ないのではなかろうか。

鹿児島ではなかなかお目にかかれないメニューなので
郷愁に誘われて
見つけるとついつい頼んでしまう。


事前に出される
つぼ漬と麦茶?

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ダイコンの角切りに
カツオ節がまぶされているタイプ。


ごはんが欲しくなるなww


頼まないけど。
(*´・ω・)


待つ間にカウンター上の掲示など。

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これ、
20年前の南日本新聞
夕刊

(昔はあった)

の記事のコピー。


この当時は

秀翆苑

という名前で
ちょっと離れた場所にあったのだなぁ。

まぁ、現在の店のヤレ具合も
ナカナカのものではあるが。
(´д`)


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どうやらこの5月に
KYTのかごピタ
という番組でも紹介されたようである。


などなど観察しているうちに。


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おおっ、、上に乗ったタマゴが斬新!

ちょっと崩れちゃってるけどww


では、いただきます。

スープをひとくち。

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あー、なんというんだろう。

ちょっぴり中華風の香りが漂いつつも
あくまでシンプルな味付け。

鶏ガラスープに
塩とある種のミネラルか。

フツーにウマい。


奇をてらっていたり
高級ぶったりなどしておらず
あくまで自然体の味付け。


ビーフンのこの
茹ですぎなんだか茹で足りないんだか
汁を吸っているんだか吸っていないんだか

ボソボソとちぎれやすく
なんとも素朴な味わいが好み。


ズズズとすするわけにも行かず
箸でたぐって野菜とともに頬張る。


エビも4匹ほど乗って
ちょっぴり豪華さを演出しつつも
あくまでシンプルに。


熊本の名物
タイピーエン
(太平燕)
のビーフンバージョンといったところであろうか。

あちらは春雨だがな。


いやぁ、さすがに大盛りだと
お腹いっぱいでございました。


ごちそうさまでした。

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だんだん少なくなる町中華。

これからも大切に。

食べて応援。