ずっと気になっていたことがあった。


実は小生、ヒソカに

森田洋之医師




のファンで、コッソリFacebook上でフォローして
たまにコメントを書いて書き逃げする
というような事をしている。


森田医師、実に異色のプロフィールの持ち主で
一橋大学経済学部
を卒業したあと
宮崎医科大学
に入り直して医者になったという
変わりダネである。


ご自分のプロフィールには
面白おかしく書かれているが

「そりゃあーた、頭いいからでしょ?」

的な流れで世を渡ってきている。


しかし、小生が共感するのはそこではない。

経済学部卒ということもあろうが
医学を数値で評価し
統計学的視点で見て判断し
それを世に問うている。



現在のコロナ禍下において
日本の政府に最も欠けている

数値を見ない
統計を無視する
エビデンスを示さない

という姿勢に真っ向から異を唱えているのである。


昨年の10月に
この森田医師が著書を出版した。


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森田 洋之さんの投稿 2020年10月11日日曜日

その販促企画に乗っかって
税・送料込み1,000円で

サイン本を

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送っていただいたのである。


・・・・が。


なかなか読み進まず
一気に数十ページ読んでは本を置き
そのままカバンに入れっぱなしで忘れたり
(おかげで帯が擦り切れておるww)
また思い出して数ページ読んでは
再び忘れたり

を繰り返していて
ぱったりと進まなくなって
そのまま忘れていた。
( ̄∇ ̄*)ゞ


もともと本は好きで
幼少のみぎりには
ポプラ社のシャーロック・ホームズ全集に始まり
岩波少年文庫の西遊記にハマって何十回と読み直し
北杜夫に傾倒してほとんどの著書の文庫本を集め
その後はン十年ほど間が空いたが
東京単身赴任時代には
通勤電車の片道1時間以上が苦痛で

kyougokunatsuhiko


文庫本サイズで電話帳より遥かに厚い

京極夏彦の百鬼夜行シリーズ
にハマり
この片手で持つのもナンギな文庫本を
満員電車の中で読んだものである。

しかし、寄る年波には勝てず

老眼

が進行すると小さな活字を読むのが苦痛。

メガネであればメガネを外せば近くは見えるが
ほぼ平日はコンタクトレンズなので
100均の老眼鏡が有効
ということに気づくまで
活字を読まない(読めない)生活が続いた。


そのおかげで、すっかり活字を読むのが
億劫になってしまったのだ。
(つд`)


いかんいかん、
レビューをシェアするということを条件に
サイン本を購入したのではないか。


ということで、先日
森田医師が提供していた
(その経緯もナゾww)

黒豚なんこつ丼




を目指していたことで思い出し
一念発起して
残り50ページほどを一気に読破した次第。


ということで読後感。


そもそもこの本のタイトルは

日本の医療の不都合な真実

コロナ禍で見えた
「世界最高レベルの医療」
の裏側


であり、今回の
中共武漢コロナ報道禍
をきっかけに
昨年の7月から8月にかけて
まさに日本が
中共武漢コロナ報道禍
に最初に翻弄されていた時期に
執筆されたものである。

ちょうど一年前だな。


ひょっとすると、もっと以前から
日本の医療システムの抱える問題について
問いかける本を書こうと思っていたところに
この
中共武漢コロナ報道禍
が起こってまさに危惧していた通りの事態になったため
そのことを題材にとったのではないかと思われる。

森田医師、もともとは
財政破綻した北海道夕張市の
夕張市立診療所所長

を経験し、そこで
破綻前の1/10の規模になった公的診療所で
医療崩壊を起こすことなく
プライマリ・ケア
を中心とした診療体制に変革することで
終末医療のあり方を根本から変える
という経験をしている。

その経験の中で
日本の医療システムの矛盾に気づき
それを事あるごとに指摘し続けているのである。


しかし、そのような
世の主流に真っ向対決するような意見は
なかなか賛同を得られるものではない。

とくに、経営層まで携わっている医師にとっては

「ナニをキレイ事を┐(  ̄ー ̄)┌」

と一笑に付され一顧だにされないことであろう。

しかし、小生のような門外漢にとっては

「まさにソレ!よくぞ指摘した!」

と快哉を叫びたくなる内容である。


本の内容に移ろう。


日本の人口あたりの病床数は
世界の中でダントツに一位である。

そして、すでに
中共武漢コロナ報道禍
が起こってから1年半以上経過するが
その経過を見てきても
欧米のような悲惨な医療現場の崩壊

死屍累々たる犠牲者の山
はどこにも見当たらず
感染者数
(そもそもこの用語が間違いで
PCR検査陽性者数
とすべき)
も劇的に少なくまったく恐るるに足らず
という状況でありながら
今日にも、
今にも医療崩壊が起きるぞ!!

とのプロパガンダに踊らされている。

しかし、本当にそうなのか。


その実態は、医療体制を
完全自由化して民営に委ねたことにより
病院としてはベッドを埋めねば経営が成り立たず
かといって
急にコロナ対策のためのベッドを空ける
という対応を取れない
そもそもソレ誰が要請するの?
その損失は誰が埋めてくれるの?

という状態にある。

それに対し欧米では
日本の100倍近いコロナ患者が出ていながら
なんとか医療崩壊を免れたのは
(一部一時的に崩壊した例はあり)
もともと欧米では医療は社会資本であり
公的な機関であるという考え方から
ほとんどの病院は公立で
税金で賄われているため

病床の空きはむしろ歓迎すべきことであり
いざ鎌倉という今回のような事態に際しては
国や地方公共団体からの指示や要請で
即座に緊急非常事態への対応が取れる

という根本的な違いがあるのであった。


つまり、
日本の世界最高レベルの医療体制は
それぞれの病院の切磋琢磨の結果ではあるが
それがゆえに非常時のコントロールが効かず

コロナ対応病棟を抱えるほんの一部の病院で
病床が逼迫したり医療体制が崩壊しそうになったり
するばかりで
その他の市井の中小病院では
患者が外出を控える傾向により
閑古鳥が鳴く

という事態になっているのであった。

ちなみにこの本が書かれたのは1年前だが
それからの1年間
政府がやってきたことといえば

外食は諸悪の根源
飲酒は罪
居酒屋は悪の巣窟


というプロパガンダを展開し
ただただ飲食店に自粛を迫るのみ
でも給付金の補助はゆっくり
などといった

弱い者いじめ

に終止するばかりで
この日本の医療が抱える根源的な問題には
一切メスを入れるどころか
まったく無視し続けてきた。

まるでそこに問題がないかのように。


まぁ、ぶっちゃけたハナシが

医師会は自民党にとって
最大にして最強の票田であり
後ろ盾であるからな。
┐(  ̄ー ̄)┌


もちろん、この本にはそんな
生臭いハナシなどどこにも書いていない。

しかし、政府の
まったく数字を見ない
いやむしろ統計を無視し
現実から目をそむけたまま
テキトーな思いつきで行き当たりバッタリな政策を打ち
非難されて慌てて撤回

という場当たりな対応を見るにつけ
この本の指摘する

日本の医療の不都合な真実

がフツフツと実感されるのであった。


一度読んでみられたし。


数字と統計に基づき
客観的傍証により
理路整然と説明される


日本の医療の不都合な真実

に対し、怒りを感じるであろうから。


いやー、10ヶ月かかって
ようやくレビュー書けましたわ。

( ̄∇ ̄*)ゞ


そんな怒りの小市民の感想はさておき。



購入はコチラから。
本屋さんには売ってませんよ〜(*゚▽゚)ノ
Kindle版もあり〼。







マクラネタの読後感も時間がかかったが
コチラの店の再訪にも時間がかかった。

7年もwwww





いやぁ〜そんなに間が空いたかな?
Σ(´∀`;)


本日はテレワークではなく出社したが
弊社から出発した場合
小生の中での

心理的訪問南限

はだいたい宇宿あたりまで。

この範囲については以前
『麺喰道昼食時間内帰社可能範囲マップ』
として公開済みである。
(。-`ω-)

知らんがなww





特に永田川

「あの川を渡ってはならぬ」

と教えられてきたためこれを超えるのは
特に心理的障壁が高い。

なんでやww



ということで、おそらくきっとたぶん
なかなか訪問する機会に恵まれなかったのであろう。


来ましたよ!

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(寄り過ぎww)


うーん、店の構えなどは
7年前から変わっているようには見えない。

しかし。

店の裏手にあった
というか、
この店が隣接していたといったほうがいいかも知れないが
タイヨーが跡形もなく消失していたのはオドロキ。

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建て替えかな?
なんか向こうっ側がスカスカな気がしたんだよなー。
(´д`)


店について見ると、なんと外に待ち客が2組。

さらに後客もアリ。


うーん、せっかく意を決して
永田川を超えてきたしww
クルマも停めちゃったし。

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駐車場は店の前に10台分ほど。


店外で待っている間に
長年の疑問が氷解。


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こちらのメニューにある

辛口シンカ麺

『シンカ』

シンカ
辛紅


であることが判明した。


そうだったのかーーーーー
(´(ェ)`)




ちょうど入れ替わり始めたところで
さほど待つことなく店内へ通されたが
カウンター席に空きがなく
一番奥の6人掛け座敷席へ一人で通される居心地の悪さ。
(´・_・`)



夢一屋 - Spherical Image - RICOH THETA



スキあらばカウンターへの移動を申し出ようと思っていたが
なかなかカウンターが空かず。


冷水と漬物が配膳される。

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しかし、後客に二人組がいたため
女性スタッフから

「すいませ~ん・・・・」

と声をかけられる。

「あ、席ですね、替わります替わります!」

と進んで移動。


あー、ようやく落ち着いた。
( ̄∇ ̄*)ゞ


壁に貼られていたカレンダーの

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□木曜日は木炭の日(黒麺もOK)

の意味はわからずじまい。

なんだったのだろー?


席を移る際にメニューは伝えておいた。

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7年ぶりなどほぼ初襲に近いので
麺喰道のオシエに従い

初襲の店では筆頭メニュー

夢らーめん
(醤油豚骨味)

をチョイス。


ダイコンとキュウリの漬物をポリポリ食しているうちに。


来ました!!

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あー、こんなカンジでしたわ。


では、いただきましょう。
スープをひとくち。


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見た目は濃厚そうに見えないが
かなり
『ギュッとした』
とんこつ風味。

スープが濃いのではなく、ウマ味が濃い。


醤油ラーメンであるらしいが
醤油の個性はほとんど感じず
塩ラーメン
と言われても納得しそうなカンジ。

よって、醤油由来の甘さはない。


運ばれてきたときに

「替え玉は3分かかりますので
必要なときにお声掛けください」

と言われたが
まぁ二口三口すすったところでお願いすればいいやと
思っていたのであるが
接客担当の女性スタッフが
後客の案内や会計などでこちらに来なかったため
タイミングを逃してしまった。

常連客は配膳の際にすでに替え玉を頼んでいたので
やはりそのタイミングで頼んでおくべきであった。
(・д・)チッ


小生、一杯目の麺を
2分ぐらいで食べ終わったかもwwww


ということで
替え玉を黒麺
(竹炭入り)

でお願いしたが、間が空いてしまったので
残りの漬物などをポリポリと。
(;´Д`)



ようやく来ました、替え玉の黒麺。


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「醤油ダレもどうぞ」

と添えられるのでこちらも一緒に
たら〜りタラリとドンブリへ。


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わかってはいたが、黒麺、
ルックスが映えないなぁww


照明の具合か、スープの色との対比か
麺が青っぽいような緑っぽいような感じに見える。
(´д`)


さすがに間が空いたので
スープはやや冷め気味であったが
ドンブリは最後までアツアツであった。

ご店主みずからろくろを回したと思われるドンブリは
分厚く重厚で
保温性高し。


黒麺はチュルっとした表面で
スープの持ち上げはあまりよろしくないが
それでも替え玉として美味しくいただきました。

 瞬殺。


ごちそうさまです。


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さーて、次回は
今回ほど間を開けずに訪れたいものだww