切れない包丁ほど
イライラするし
ことと次第によっては手が滑ったりして
危ないものはない。
拙宅も去年、
それまで安包丁でガマンしてきたが
やっぱ道具には金をかけるべきと
ちょっと高級な包丁に手を染めた。
貝印 関孫六 ダマスカス三徳包丁
165mm
元値、意外と高っ!!
ヨメ氏の職場の従業員割引で
半値ぐらいで購入したけれどもww
だが、最初はスパスパ切れていた包丁であるが
やがて切れ味が鈍ってくる。
セラミックの簡易包丁研ぎをかけると
一時的にはちょっと切れるようになるが
すぐに切れなくなってしまう。
いつかはちゃんとした包丁研ぎに出したいと
常日頃から思っていた。
実は、小生が足繁く通う
憩酒家たっちゃん
のたっちゃんママが
これまで数々の包丁研ぎに研いでもらっても
いずれも満足できなかったそうだが
この研ぎ師に会ってからその切れ味にベタ惚れし
現在では月イチで土曜の昼に
憩酒家たっちゃんの軒先で
出前包丁研ぎを依頼している。
そしてそのついでに、
お客さんや通りすがりのご近所の方とか
まぁとにかく無差別にww
ありとあらゆる刃物研ぎサービス
をやっているのであった。
これまで毎月毎月、
狙いすましたかのように都合が合わず
いつかは研ぎに出さねば!
と思っていたが、先日の19日に
ようやくお願いすることができた。
当日は10時からとのことであったが
9時半ごろ憩酒家たっちゃんを訪問。
包丁を預かってもらって
14時半頃受け取りに行った。
結果。
仕込んでいたローストビーフに包丁を入れると。
あらフシギ。
歯を滑らせるだけで
柔らかなローストビーフに
斜めにスイスイと包丁が入って行くじゃ
あ~~りませんか。
まぁ、小生のウデがアレなので
薄くは切ることができなかったが
とにかくなんの抵抗も無く肉が切れる。
同時に仕込んでいたチャーシューも
このとおり。
これだけ切れるようになって
家庭用の包丁なら500円!!
ワンコインですのよ、奥様。
その他
鎌、鉈、鍬、鋏、剪定鋏、花鋏、鰹節削り、etc…
どんな刃物も対応するとのこと。
日常使いの刃物
思い入れがあって
切れなくなっても捨てられない刃物
こりゃーダメだろ~と思える刃物
まずはご相談いただきたい。
移動式刃物研ぎ屋
上山刃物
木下勇喜さん
(敏腕研師ユッピー)
という方らしい。
次回の憩酒家たっちゃんの軒先研ぎ師デーは
・・・・乞うご期待!ww
そんなお勝手広告はさておき。
常日ごろ
新しい店はないか?
おもしろい店はないか?
とネタに飢えたマスコミのように
鹿児島の麺事情をウォッチする小生であるが
複数の筋から情報が。
天文館にランチでフォーを提供する
バーがありますよ。
しばらく前のタレコミであったが
(光明禅寺の松本和尚からww)
その直前にもFacebookのカキコミで
同じ店の情報を掴んでいたところである。
マンボウが明けてやや人通りの戻った
天神おつきやぴらもーる。
もともとこの通りは
平日の昼の人出はこんなもん。
土日祝日は人がワンサカいるが
夜はけっこう深閑としている。
こちらの
天神プラザビル
の1階にその店はある。
この通路の突き当たりは
らーめんじゅうべえ
であるが、そちらへの訪問も7年前かww
今回の訪問先はこちら。
Matsu Bar
この摩天楼をモチーフにしたようなマークが目印。
入口にメニューが。
入店。
バーだけあって暗く落ち着いた雰囲気。
だが、今日はヘタに天気が良かったせいで
電圧フリッカ
が発生しているようで
ダウンライトが明るく暗く明滅している。
入店すると
いかにもバーテンダー然
とした若い男性が。
「いらっしゃいませ」
カウンターの端へ。
Matsu Bar - Spherical Image - RICOH THETA
ビルの奥まった場所ではあるが
通路に面してガラス張りになっているので
外から中を窺い知ることができて
密室感は少ないため
入るのをためらう要素は少なかろう。
カウンターに着席してメニューをあらためて。
牛フォー
ヘルシーランチセット
辛フォー
が選択できる。
えっ!?
上の人物写真が意味がわからない?
それは、お父さんお母さんに聞いてみよう!!
ということで、
辛フォー
をチョイスする。
カーテンの奥の厨房に引っ込んで
調理を始めるご店主。
当然のことながらバーメニューが充実。
カウンターに茶道の道具もあり
どうやら所望すれば抹茶も点てられるようだ。
などなど観察しているうちに
まずは焼き野菜から。
スティックブロッコリー
小粒なジャガイモ
つくね三兄弟
チラッと見えているのは子持ち高菜か?
プチトマトに
下に敷かれたサニーレタス。
これらをワシワシと食しているうちに
味つけタマゴ。
そして、お待ちかね。
辛フォー
あ、もういいですか。
(´-ω-`;)ゞ
フォーの奥手の三連小皿は
刻みノリ・スリごま・フライドガーリックチップ。
ではいただきましょう。
スープをひとくち。
レンゲに流れ込んでくるスープは
表層に赤々としたオイルが。
ずずっ!!
をををっ!!!
思っていたよりもずいぶんと辛い。
ピリリと辛さがノドを刺激。
トータルで
2.2KM
と辛ジャッジ。
ペトリとした食感のフォーが
スープを吸ってナカナカによい。
一般的なベトナム料理で出されるフォーと異なり
スパイスやエスニック風味はかなり控えめ。
途中、三種の味変アイテムを一気に投入ww
あ。
刻みノリが意外と合うねぇ。
食している途中ご店主と会話。
ご店主、転勤族のお父さんお母さんが種子島出身で
自身は福岡育ち。
ただし、中高は鹿児島で過ごしたため
それなりに学友がいるとのこと。
博多駅筑紫口近くのバーで修行を積み
お父さんお母さんが鹿児島に引っ越したので
それとともに鹿児島に移り
このコロナ禍下の
1月24日(月)にこの店を開いたばかり
とのこと。
お客さんはほとんどクチコミで
まだまだこれからであるらしい。
夜の来客を見込んでいたが
この天神おつきやぴらもーるは
夜になるとめっきり人通りが少なく
ウラ手にある七味小路やグルメ通りなど
周囲の飲食店が終わった後の従業員の方々が
憩いの場で訪れることが多いようだ。
よって、マンボウ期間中は
ランチ営業しかできずにかなり苦戦したと。
ダヨネー・・・・(´(ェ)`)
今後は来客が増えることを祈念したい。
なぜフォーなのかと問いかけると
鹿児島にはうどん屋さんが少なく
(福岡民から見ると異常に少ない)
〆にはラーメンが多いので
その中間(?)をとってフォーにしたと。
ご店主がベトナム料理好きということもあったようだ。
だが、やはり
エスニック風味をニガテとする層
は一定数あるので
フォーのスープを
和風のカツオに替えて
エスニック風味を控えていると。
小生もパクチー好きだと伝えると
ご両親が畑を作っており
そこでできたパクチーその他を
トッピングで提供することも考えているという。
麺をさらえたあとに
(超ピンぼけww)
味玉を。
あ!全体に塩味が染みている上に
ダシが敷かれており
美味しゅうございました。
食後に挽き立て豆のコーヒーが。
満足満足。
ごちそうさまでした。
ここは穴場ですぞ!!
(ダレ向け?ww)
お試しあれ。