鹿児島は意外や意外

そうめんの消費量が日本一

という話は以前誌した。




鹿児島ではそうめんの生産は
ほぼ行われていないのに。
(*´・ω・)



そのそうめんは
指宿市営そうめん流しの場合は
小豆島の「島の光」
というブランドを使用しているようだ。

ちなみにいわゆる三大モノの

日本のそうめん三大産地
といえば

①播州素麺(兵庫県)
②三輪素麺(奈良県)
③小豆島(香川県)


であるようだ。

やはり小麦の産地であることが
重要である模様。

また、西日本に集中しているのは
東日本ではうどん比率が高いためと
思われている。

鹿児島も、せっかく消費が多いのだから
そうめんの生産に乗り出せばと思うが
やはり産地であるとか
ブランドであるとかで

たんなる工業製品としては
訴求力が弱いのではなかろうか。

かくいう拙宅においても
そうめんといえばゼッタイに

揖保乃糸
(播州素麺)


であるしなぁ。

だがしかし、その揖保乃糸の中にも

三神
特級
縒つむぎ
播州小麦
熟成麺
上級
太づくり


と、帯によってランク付けがなされており
味や食感が著しく異なるようである。


上級ぐらいしか食べたことないけど。
(*´・ω・)


そんな素麺談義はさておき。




そんなわけで
涼を求めてやってまいりました。

指宿市営唐船峡そうめん流し

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まずは定番のこちらから。
(。-∀-)


この唐船峡地区には
3店舗の『そうめん流し店』
が軒を連ねており
もちろん小生としては
オールクリアー済み。



古い記事だが市営そうめん流し




その隣(内部は境目ナシ)の民営
長寿庵




もう一軒、ちょこっと離れている
もう一軒の民営
鱒乃家


いずれも

こうおつへいていぼきこうしんじんき
甲乙丙丁戊己庚辛壬癸

付けがたい。
(3つしかないっちゅーの)


階段を歩いて谷底へ。
といっても、なんとかお年寄りでも
歩いて上れる程度の階段。

もちろん、車椅子等のために
奥の方にはエレベーターも完備。

階段の途中にメニュー。

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小生はA定食
鯉の洗いが不要なヨメ氏はB定食。

家を出るのが遅れたので
(小生が10時近くまで寝坊したためww)
指宿スカイラインを安全速度でカッ飛ばして
11時半に着いたのだが
食券購入所にはすでに行列。

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ここで食券を購入して
まずはテーブルを決めたら
その番号を②番窓口に告げて
待つ仕組み。


考えてみれば鱒の塩焼きなど
そうめん流しでしか食す機会がないなぁ。

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店内は大きな天蓋の下にある外テーブル
建物の中にある内テーブルがある。

指宿市営唐船峡そうめん流し - Spherical Image - RICOH THETA



床下には川が流れており
が放たれている。

以前は食べ残したそうめんや
鱒の塩焼きの骨を投げ入れるオヤジなどがいたが
現在は禁止されている。

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コイもダイエットなんやで。
(。-∀-)



いや、もちろん水質悪化の原因なので
禁止しているのであろうが。

ここが一番上流で
長寿庵・鱒乃家と川が流れていくので
下流としてはたまったものではなかろう。


まずは鯉の洗いとそうめんから。

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あ。

いちおうご報告であるが
そうめんはそれぞれのセットものに付いてくるモノに
さらに一人前追加してある。

ヨメ氏と小生の食欲をナメてはイケない。

とうぜん、腹パンになったわけだがww


じゃ、まぁ始めますか。

まずはそうめんから。

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ずずっ!

((・ω・))モグモグ


うむうむ。

ちょっとハチミツ甘さを感じるつゆ。
だがしかしそれがウマい。


鯉の洗いも酢味噌がいい塩梅。

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そうこうしているうちに
鱒の塩焼きとおにぎり&鯉こくが。

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ごちそうさまでした。

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そのまま泳がせれば
また肉が付いて収穫できるんじゃないか的
鱒の食いっぷりww。

そうそう、小生の卓ではフツーの
右利き用反時計回り流水
であったが
隣の席には
二段式反転廻り流水
対応のそうめん流し器が
設置されていた。

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上段:左利き用時計回り
下段:右利き用反時計回り

わかりづらいww


ちょうど先客が辞して
片付けが終わって空席になっていたときなので
そうめんが流れておらず
判別しがたい。

食後はそのまま立ち去ると
職員の方がササッとやってきて
そうめん流し器の水栓を抜いて
いったん水を抜き
その間にテーブル上の食器や食べ残しを片付け
拭き上げる

という次第。

今日などまだまだ序の口だが
ゴールデンウィークや夏休みの休日など
想像するだにオソロシイ混雑であろう。

職員のみなさま、お疲れさまです。
(´-ω-`;)ゞ


食後は上流の池を眺めつつ

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あ!チョウザメだ!


そうそう、こちらの水は

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平成の名水百選

に選ばれているようだ。


こちらを辞したあとは

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最近あまり来ることのなかった
指宿市街地を目指し
途中

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枚聞神社を詣で


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山川地熱発電所をチラッと。

現在は見学は要予約の模様。


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道の駅山川港活お海道

にてソフトクリームなど。

濃厚にてなかなかにウマし。


という好天の日曜でござった。

おしまい。