我々昭和のオコサマ
シツケのキビシイ家庭が多く

テレビは決まった番組のみ
オヤツは基本買ってもらえず
飲み物もカルピス程度


という状況に置かれていた。
(例外の裕福な家庭除く)


拙宅もコドモに対してナゾのシバリがあり
上記の規範を押しつけられていたわけであるが
そんな中でも少しばかり
ゼータク品のデザート
が回ることがあった。

もっとも、手作りであるが。
(´д`)


手作りとは言っても
完全なる手作りではなく
いわゆる半加工のオヤツの素を買ってきて
家庭で材料を足して完成させる
というスタイルであるが。


そんな昭和のオコサマ達の
ちょっぴりリッチに感じる
手作りデザートと言えば。


ハウス食品のデザートベースシリーズ。

house_desert


これらの原料の粉末などに
なんらかの材料を足して混ぜたり
お湯を入れたり
冷蔵庫に入れたりして

最終的には
冷たく甘いデザート
ができあがるというわけである。

最近あまり見かけないなと思ったら
今でもフツーに売っているモノの
何の興味もないためスルーしているだけだったww

甘いものに寸分も興味がない



フルーチェ
レトルトパックの原液に牛乳を混ぜ
冷蔵庫で冷やせばヨーグルトのようなモノに。

ゼリエース
お湯で溶かして型に入れ
冷蔵庫で冷やせばゼリーになる。

プリンミクス
お湯で溶かして型に入れ
冷蔵庫で冷やせばプリンになるが
少量のお湯で溶くカラメルソースがミソ。
(味噌製ではない)

シャービックが一番ナゾだが
水で溶いて型に入れ冷凍庫に入れると
シャクシャクの針状に固まり
シャーベットになるというもの。


あとはシラネ。
(゚⊿゚)


我々の頃にはなかったww



そんなデザート老人会の思い出はさておき。




ここで

ワンタン
雲呑


を食すのが夢であった!
m9( ゚Д゚) ドーン

おおげさww



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星ヶ峯中央商店街

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萬寿園




駐車場には困らない。

隣接地に
タイヨー星ヶ峯店

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があり、
そこの広大な駐車場に停めることができる。

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この星ヶ峯という団地は
鹿児島市内の団地としては後発であり
よってまだ古き良きスタイルの店が
辛うじて残っている状態。

古参の紫原団地や玉里団地などは
すでに代替わりが起こっており
若い方々の流入で
お店も活況を呈している。
(ところもある)


実は先週も来訪していたのであるが

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見たところカンバンもないし

すわ!?閉店したのか!?

と焦ったが
そこはお隣で

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小さく
14日15日はお盆休み
と書かれていて安心したww

そんなわけで念願のワンタンを。
(。-∀-)

入店してカウンターへ。

萬寿園 - Spherical Image - RICOH THETA



当店、来訪は2回目である。




前回訪問時に
メニューに
ワンタン&ワンタンメン
があるのに気づいて
次回はコレと決めていた。

ただ、こちらでの焼めしにも興味を惹かれており
ワンタンメンに焼めしとなると
ちょっとヘヴィー。

そこで見いだした折衷案が

ワンタンに焼めし

という黄金コンボ。

コレだ。
(。-∀-)


ちなみに当『麺喰道』の教義に従えば

ワンタンは麺

であるので
なんの問題もない。

なんの問題だよww



冷水と漬け物が運ばれてきた時点で
注文を伝える。

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自家製の甘辛くちょっと酸っぱい
でも薄味の大根の拍子木切り。

メニューはカウンター上にも。

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そういえば
豚骨ラーメン
系列の追加メニューがあるが
こちらの店のスープは
透明な鶏ガラスープだったはず。

豚骨スープは別に取っているのか
あるいは表のカンバンからわかるように
麺を取り寄せている
フクヤマ食品
の既製品か・・・・




まぁ、深くは詮索すまい。


さて、ご店主がチャーシューを細かく刻みだし
それらを中華鍋に放り込んで
ジャッじゃと炒めて

できました!!

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本来なら
ワンタンメン
を嗜みたいところではあるが
腹具合との兼ね合いもあるので。


こちらのスープは
およそ鹿児島では見かけない
透明鶏ガラスープを主体とした
黒醤油スープ。

こんなに黒々としたスープを鹿児島で出す店を
寡聞にして小生は知らない。

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ワンタンは5つほど。
チャーシューも二切れほど入り
ノリが添えられ浅葱がパラリ。

では、いただきます。

ワンタンをレンゲに取り
スープとともに。

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とぅるるるるっ♪


このクチビルからすべり込む
ワンタンの感触が何ともいえない。


醤油の濃いゴイとしたカラーのスープは
確かに醤油が立っている。

鹿児島の甘い醤油ではないが
東京のただただ塩っぱい醤油でもない。

そして、フシギな酸味を感じるのだ。


そして焼めし。

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パラパラとしっとりの相半ばする
「ちょうどよい」
食感。

ちょっと塩分濃度高めのスープに対する
舌休め的なww

フツー逆やろ



いずれにせよ
鹿児島ではなかなか味わえない味。

ごちそうさまでした。

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夏休みの宿題
がひとつ終わりました。
(*´ー`*)

夏休みじゃないしww