長らく愛用していたスーツケース
車輪がぶっ壊れただけで
使い物にならなくなるのは
悲しいことである。
(゚ーÅ) 


そう。
ほん一部分が壊れただけなのに
全部が使えなくなるって
おかしくね?
 (╬⊙д⊙)


そう思いつつも泣く泣く諦め
新しいスーツケースを購入した方
もおられるのではなかろうか。


だがしかし。

割と簡単なD.I.Y.で
自分で部品を取り替えることができれば

安上がり
かつ
SDGs
なのではなかろうか?

知らんけど。
( ゚σω゚)


スーツケースでもっとも壊れやすい部分は
おそらく
キャスター部分の
車輪(ハマ)

なのではなかろうか。

ハマが壊れてしまうと
スーツケースを
ズルズル引きずったり
ゴロゴロ転がしたりして

簡単に移動することが
できなくなってしまう。

夏に帰省してきた長男氏のスーツケースも
ハマが割れたし
つい先日京都から帰ってきた
拙宅のスーツケースも
ハマが割れる寸前であった。


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え?

ハマってなんよって?

かごんま弁
輪っかのことをハマち、ゆーどが!
ヽ(`Д´)ノ


拙宅のスーツケースなど
10年ほど前に購入して
確かに古いと言えば古いのであるが
出動回数も年に1回程度と
大して稼働しているわけではない。

長男氏のものなど
たかだか2年か3年かである。


もったいないじゃん。
(ㆀ˘・з・˘)




というわけで。

どーにか修理できないものかと
ネットを探索すると

ありました。


しかも、割と簡単にできそう。


部品を密林商会より取り寄せ
さっそくオペを敢行いたしました。


部品を取り寄せるにあたって
必要なのは各部の寸法。

まずはハマ(車輪)の直径。
これはだいたい5mm刻みのようなので
測ればすぐわかる。

次はハマの幅。
これはだいたいでよくて、
実際必要なのは
交換するハマの軸を収める部分の幅。
おそらくキャスターは
コの字型にハマを抱え込んでいるので
そのハマを入れる部分の幅。
 交換するハマ
軸受けがあるので
その軸受けの長さが
コの字に入るかどうかを測定。

あとは軸受けに軸を通し
両端から六角レンチで締めるので
その幅だ。


スクリーンショット 2022-11-28 002121

拙宅のスーツケースの場合
上記のような寸法であった。

これを元に
密林商会をはじめ
ヤッホーとか楽市とか
まぁテキトーに探されたし。

探してみると
同じような商品が
たくさんの業者から出品されていて
どれを購入すべきか迷うが
そんな時には
顧客の評価数が多く
かつ点数の高いもの

を選ぶべし。

やたら評価点が高くても
評価数が少なければ
業者のサクラかも知れぬ。

とてもヲカシなニポンゴで
星五つ

とか、いかにも怪しい。

まぁ、極端に値段が違うものも
避けるべきではあるが
このあたりはある程度バクチの要素がww


さて、さすがは密林商会
二日ほどでブツはやって来た。

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サイトではこんな写真だったが




実物はちょっと違ってるしww


では、オペを敢行しようではないか。
(。-∀-)


【ひつようなもの】

◆100円ショップの金のこ

kananoko


だいたいこんなヤツ。

高いのもあるが
100均で十分。

◆途中で投げ出さない強いココロ

◆金のこで車軸をぶった切る根性
(体力はほんのわずか)


では。


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元の車軸を止めているのが
六角レンチ締めならよかったが
だいたいこんなふうに
ただハトメのようなモノで
カシメられているだけ。

よって、このような場合は

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金のこで車軸をぶった切る。


元のハマの横に金のこを差し入れ

ひたすら切る!切る!切る!

始めはなかなか金のこが車軸に食い込まないが
いったん食い込み出すと早い。

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もう半分ぐらい食い込んでる。

ただ、買ってきた金のこが
歯の向きが
洋のこ設定
(押して切るタイプ)
になっている場合があるので
和のこ設定
(引いて切るタイプ)
に歯を付け替えた方が楽かも知れない。

このあたりは好みの問題で。


さて、5分もギコギコしていると
車軸は切れる。

あっけないぐらいに。

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元付いていたハマ
ゴムの部分が劣化してボロボロ。
車軸もただブッ刺さっているだけで
ベアリングもナニもなし。

こりゃぁ、
壊れるのを前提
にしているとしか
思えない作り。

まぁ、壊れないとスーツケースなど
一生買い換えないからなww


さて、あとは
古い車軸やハマを取っ払い
新しいハマと換装する。

その時、必要であれば
ワッシャーを噛ませばよいが
このセットの場合
新しいハマの車軸が若干片側に寄っていたので
片側にのみワッシャーを噛ませた。

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電人ザボーガー


・・・・いや、わかる人だけでいいです。
(´-ω-`;)ゞ


まぁ、あとは軸を通して
六角レンチで締めて終わり。

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実はこの一輪のみで済ませようかと思っていたが
どうみてもバランスが悪いので
セットになっている側のもう一個も交換。

・・・・とか思っていると
どう考えても劣化の度合は同じなので
すぐ他もダメになるだろうと
結局4輪とも交換してしまった。

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いや、疲れた疲れた。

車軸を切るのがww


だがしかし、一番ダメージを受けていたのは
屈んで作業をしていた腰だwwww


イテテテテテテテ・・・・


ということで、
1時間もあれば4輪とも交換可能。


自分でやってみる気概のある諸氏は
お試しあれ。


そんなおっさんのD.I.Y.講座はさておき。




姶良地方には
未訪の宿題店が多数ある。

鹿児島市に隣接するベッドタウンとして
発展著しいことは
姶良市の国道10号線沿いの発展
をみれば
如実に知れるところである。

そんなわけで

人口が多い=お店も多い

というわけで
宿題店も多数。

近年の発展が顕著であるため
新しいお店もたくさん。


日曜日。

いよいよ
リフレッシュ休暇
も終盤に差しかかり
(まだあったんかww)

こちらのお店へ。

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チロル




地図上でも見ての通り
重富温泉
の敷地内にある。

店の前にクルマを停めると
快晴で季候もよいため
窓から扉からフルオープン。

そして、店内から
ナニやら賑やかな会話と笑い声が。

入口に差しかかると
女将さんから
「お一人ですか?ならこちらのテラス席へどうぞ」
と案内される。

そこはホントにテラス席で
天蓋のターフの下に
テーブルとイスがあるのみ。

チロル - Spherical Image - RICOH THETA



外が明るすぎて
店内の様子がわからないので
窓からパチリ。

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店内ではご店主が調理をしながら
常連さんなのか友達なのか
冗談を飛ばし合い
和気藹々とした雰囲気。

カウンター席は満員のよう。

さて、メニュー。


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筆頭メニューは
豚骨ラーメン。

珍しく調べた事前の情報によると
天津飯がオススメらしい。

うーむ、豚骨ラーメンはリーズナブルだが
それにフルサイズの天津飯を付けるとなると
けっこう重いな・・・・(´д`)

半天津飯のセットとかあればいいのに。

ということで迷いつつも

豚骨ラーメン+天津飯

でオーダ。


店にはひっきりなしに電話がかかってきて
「チロル弁当」
のオーダが次々と。

ただし、大口ではなく
1個単位とか
多くて4個とか。

場所の説明で
「重富温泉の敷地にあって
いちばん道路側のお店です」

「あー、居酒屋さんの隣です」

などと応えていた。

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確かに重富温泉の敷地内に
奥手から
重富温泉
居酒屋
チロル

と並んでいるな。


途中、女将さんが
「天津飯にはスープが付くんですけど、
ラーメンとスープが重なっちゃうんで
どうします?」

と聞いてくる。

うーん、確かに。

でも、まぁ、どんなスープかも
確認してみたかったので
「あー、、まぁ、スープも付けてください」
と伝える。

賑やかに会話しながらも
ご店主の手早い調理で
まずは天津飯から。

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m9( ゚Д゚) ドーン

スープはわかめスープですた。

予想通りけっこうデカい。

では、まずは天津飯を。

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ぱくり。
((・ω・))モグモグ



ふむふむ。
鹿児島のいわゆる王道天津飯
ふんわりとしたカニ玉に
(カニかま入り)
黒酢の甘酢あんがかかり
食欲をそそる味。

そこへ
 豚骨ラーメン 
登場。

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お~、シンプルイズベスト
画に描いたようなラーメン。

スープをひとくち。

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ずずっ!

あー、懐かしい
近所の食堂の出前ラーメンのような
こちらもイニシエ系鹿児島ラーメンの王道

といった感じ。

少し味は濃いめかも。


だが黒酢の甘酢あんのさっぱりさと調和し
スルスルと入ってしまいました。

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食べている途中で
気さくなご店主が窓から

「お近くの方なんですかぁ?」

とワザワザ声をかけに来て下さる。

「え、いや、市内から来ました。」

鹿児島では鹿児島市のことを『市内』と称すww


「え、わざわざですか、ありがとうございます!
お店はどうやって知ったんですか?」


「いやー、知り合いが美味しいよって言うもので」

間違ってはいない


「ありがとうございます!
またぜひ食べに来て下さいね~」


「また来ま~す」

的な会話を。


ご店主、会話好きでとてもフレンドリー。
これは常連さんのハートを
ガッチリ掴んで離さないわけだ。

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ごちそうさまでした~


また来ます~