半月ほど前のことだが
所用ありて年休取得。

その後吹上浜へ。


こちらで昼餉を。


20241113_115735329

20241113_115730117


ツキヒテラス




吹上浜の特産品である

月日貝

をはじめとした海産物を

浜焼きBBQ

として楽しめるという施設。


月日貝とは。

tsukihigai


ツキヒガイ(月日貝, 学名:Ylistrum japonicum, 中: 日月蛤)は
イタヤガイ科の二枚貝である。
学名は1791年にヨハン・フリードリヒ・グメリンによって命名された。

分布
西太平洋に分布。
日本国内では太平洋側は房総半島以南、
日本海側は山陰地方以西。九州。四国。
その他渤海から南シナ海の中国沿岸、台湾、朝鮮半島南部。

形態
殻長120ミリの薄い殻はほぼ円形(前後対称)で、
膨らみは弱い。
前後の殻縁は大きく開く。
殻の表面はなめらかで、
付着生物はほとんど見られない。
耳状部は小さい。
右殻は黄白色、
左殻は深紅色で
和名の由来となっている。
殻の内側は白色。
右の殻の内側に48 - 54の放射肋がある。
肉は黄色で、
外套膜の辺縁部には、
赤褐色の糸状触手を多く備え、
その間には多数の眼点がある。

生態
沿岸などの
水深10 - 100メートルの細砂底に棲息する。
右の殻を下にして海底に横たわる
(イタヤガイ・ホタテガイなどにも
同様の生態がみられる。
いずれも海底に接する側の色は薄くなる)。
外套膜の辺縁部に多くの触手を持ち、
これによって危険を感じると殻を開閉させて泳いで逃げる。
長距離を泳いで移動することもある。

[Wikipedia "ツキヒガイ" 項 2024/11/24 採取]



これが吹上浜で取れるらしい。

そういえば、ほんの隣である
鹿児島市においても
ほとんどメジャーではなかったな

月日貝。


どうやら、
トンデモ足が速いらしく
ほとんど水揚げされた地元でしか
消費されないようだ。

そんなわけでそもそも知名度が低く
小生でも聞いたことがある程度であった。


それを。


東京でIT系経営コンサルをしていたという
日置市に縁もゆかりもなかった

佐々祐一さん




が中心となって
月日貝を

地元の特産品として
押し出し

さらには

吹上浜でジカに焼いて食せる施設

をオープンさせたという。


それがツキヒテラスだ。

以前から気になっていたので
今回訪れてみた次第。


いきなりBBQというのは
ハードルが高いが

20241113_111551451


月日貝のカンカン焼き

というメニューが爆誕していた。


名前の通り
月日貝をカンカンに入れて
ガンガン炙る料理らしい。


んじゃ、それを。(*´・ω・)σ


接客していたのは
先ほど記載した佐々さんご本人。

快活な接客で好感度大。



最近はスーパーなどでも
牡蠣のカンカン焼き
といって、
缶カラの中に入った牡蠣
を売っていて
それをそのまま火に焼べて食す
というスタイルのものがある。

あー、
電子レンジでチンするもの
も売ってるな。

そのカンカン焼きの月日貝版というわけだ。


缶カラに入った月日貝を受け取り
簡易ガスコンロのある席を選ぶよう
サジェストされる。

20241113_111901527


ででん。

飲み物はクラフトコーラをチョイス。


ガスコンロに火を付けてしばし。

20241113_112019706


あー、眺めがええのう。
(*´ω`*)


20241113_112101184


眼前に広がるは
延々と南北に連なる吹上浜。


テラスには物見櫓も設置されており
そこからの眺めは。

20241113_112232575-1


圧巻。

北側(右手)には串木野の浜辺。
その奥にはうっすらと甑島。

南側(左手)には
若干木々が重なって見えないが
坊津方面に野間岳が望めた。


などなど遊んでいるうちに。

20241113_112334275


缶カラから噴き出す湯気。

さらに。

20241113_112354282


缶カラの上部の穴から
あふれ出す
月日貝から出た
エキス分。


もったいないが
回収するすべがないww

あふれるがままに任せる。

10分頃経った頃に
佐々さんが缶カラのフタを開けに来る。

「そろそろ大丈夫ですよ!」

20241113_113317383


じゃーん!!

この美しい緋色というか
赤色の漆を掛けたかのような
鮮やかな色。

この貝殻だけでも必見の価値アリ。


20241113_113349693


アツアツの貝殻をトングでつまみ上げ。


20241113_113310162


事前にテーブルにセットされていた
紙皿に移して。

いざ!


ぱくり。
ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"


ウメーwwwww


なんじゃこりゃぁ~~~~~!!


なんの味つけもしていないのに
けっこうな塩味がする。

そして溢れる貝エキス。


うーむ。

これはビールが欲しいわいww


クルマで来ているのが惜しい。
(-""-;)チッ


このロケーション。

西側に面しているので
天気がよければ
さぞ夕日がきれいであろう。

そしてこの野趣溢れる味わい。

地元でしか味わえないという
スペシャリティ感。


ただ、缶カラ焼きで月日貝だけというのも
ちょっと寂しいので
隣接する

江口蓬莱館

からのおにぎりとかチョッとしたつまみとか
連携があればもっと楽しめるかと。


しかしこれは。

まずは地元の民が堪能して
そのヨソでは味わえない特別感を
発信していかねばなるまいと思った次第。



ハンドルキーパーがいないならば、
JR東市来駅からタクシーで
ほんの10分15分ぐらいなので
4名なら乗り合わせの上

夕日を堪能しつつの宴

という選択肢もアリかも。
(冬はチョッと寒いかもww)


事前予約が必要だが
BBQのグリルも完備なので
イロイロと楽しめ〼。



そんなガラにもない観光案内はさておき。




本日はふと思い立ち
指宿へ。


20241124_134816770


ひゃくたま屋

20241124_134920445




家族湯 野の香

という温泉施設に隣接する。


前回訪問は2ヶ月前か。




鹿児島ではなかなか希有な

本格的讃岐うどん

が味わえるお店。

名前の通り
うどんを百玉売り切ったら閉店
というスタイルである模様。

訪問した時間は13時過ぎと
ややピークタイムを外していたが
それでも先客がワラワラと
退店していくところ。

どうやら隣の家族湯からの流れであるようだ。

なんだか小腹大腹が空いていたので

20241124_131959185


肉たまかけ


20241124_132213609


ちくわ天とかき揚げ
さらに
いなり
まで付けるという豪腹ww


そして

20241124_132216602


この取り合わせがあれば
盛りモリしちゃうでしょ!!

ネギとショウガとコンブ!!
(天かすは辞退ww)


20241124_132341639

20241124_132412309

見るからに盛りモリww

七味を適量振りかけまして。


車道に向かう
オープンテラス
のテーブルで。

いっただきまーす!


20241124_132453113


ちゅるるるるるるるるるるるッ!!


ウメーww

具材を盛りすぎたので
少々ダシ(スメ)が冷め気味だが

それはこちらの都合だww


キッチリとエッジの立ったうどんに
爽やかに効くカツオダシ。

おー、そこに
このコンブで取られたダシも
加わっているのだな。


少々欲ばりすぎたキライ
は否めないが

ちくわ天をダシに沈め
さらには

20241124_132802928


かき揚げをデコレーション!!

はっぴーばーすでーつーみー

それは昨日だし
かき揚げ囓った後だしww



温玉いつ割るかクエスト
には
「割らずにいただく」
をチョイス。

20241124_133030283


欲張った結果のいなりも

20241124_133152835


ほどよいお味とボリューム。


今回も満足度高し。


ごちそうさまでした!

20241124_133343687

20241124_134757438