ふと思いだしたのだが。
小生が幼少のみぎり
小学校で
おかいこ様
配られたよね?
(;・`д・´)
カイコ(蚕、学名:Bombyx mori)は
チョウ目(鱗翅目)カイコガ科に属するガの一種。
和名はカイコガとされる場合もカイコとされる場合もある。
カイコガと呼ばれる場合も、
幼虫はカイコと呼ばれることが多い。
幼虫はクワ(桑)の葉を食べて育ち、
糸を分泌して繭をつくりその中で蛹に変態する。
この糸を人間が繊維素材として利用したものが絹である。家畜化された昆虫
カイコは絹の生産(養蚕)のために
クワコを家畜化した昆虫であり、
野生動物としては生息しない。
そのため家蚕(かさん)とも呼ばれる。
また野生回帰能力を完全に失った
唯一の家畜化動物として知られ、
人間による管理なしでは生きることができない。
カイコを野外のクワにとまらせても、
餌のクワの葉を探さないまま餓死したり、
体色が目立つ白であるためにすぐに捕食されたり、
腹脚の把握力が弱いため容易に落下したりして、
すぐに死んでしまう。
成虫も翅はあるが、
体が大きいことや飛翔に必要な筋肉が退化していることなどにより、
羽ばたくことはできるが飛ぶことはほぼできない。
[Wikipedia "カイコ" 項 2024/11/07 採取]
なんて儚いイキモノなんだ
おかいこ様。
(´;ω;`)
ウッウッ
おそらく当時
何百匹も配られては
始末に困るので
おそらくほんの数匹
配られたのではないかと
思う。
始めは数ミリの黒い
頭でっかちのケの生えたムシムシちゃん
だったと思うが
脱皮を行うたびにデカくなり
最終的には7~8cmほどに
成長したように覚えている。
当時は学校のまわりに
アチコチ桑の木が植えられていて
同級生がソレナリに葉っぱをムシって帰っても
ナントカなっていたのではなかろうか。
そうでもなければ
同級生160名のおかいこ様を
育てられるほどの桑の葉は
入手できなかったのではなかろうか。
今、世間を見渡して
近所に桑の木がどれだけあろうか。
いや、ない。
(ヾノ・∀・`)ナイナイ
っつか、人んちのハッパを
勝手にムシっちゃあかんやろ。
(*´・ω・)σ
そして数週間後
4回の脱皮を繰り返してデカくなった
おかいこ様は
繭を作り始める。
そしてその繭を破って出てくるのが
なんかカッコよかろ?
プルプルと羽根を震わせるのだが
そもそも歩くことも覚つかず
飛ぶことなどゼッタイにない。
そして、オスとメスが交尾すると
ナンかそのあたり中に
1mmほどの卵をまき散らして
タヒんでしまうのであった。
ナムー
(*´=人=)
完全に人間の庇護下でなければ
生きていくことすら叶わず
桑の葉以外一切食べず
成虫になってからはナニも飲まず食わずで
繭から絹糸を取ることを目的とされているので
繁殖用以外のサナギすら
家畜や魚のエサ
もしくは佃煮などになるしかないという
なんともかわいそうな生き物。
そんな生き物にダレがした。
(;´Д`)
その生態を観察させるために
おかいこ様を配ったのではなかと思うが
ムシ嫌いの子とか
どうしたんだろ?
そんな生き物好きで
観察好きだったオコサマの成り果て
はさておき。